映画「友罪」完成披露試写会

“問題作”「友罪」に雨男? 瑛太&監督の暴露に生田斗真焦り「風評被害が広まる」

映画『友罪』の完成披露試写会が24日、都内で行われ、俳優の生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子、瀬々敬久監督が舞台挨拶に登壇した。


この日、東京は昼過ぎから小雨がぱらつく、あいにくの天気。
生田が最初に「小雨の降る中、お越しくださってありがとうございます」と観客に挨拶すると、続いて瑛太が「撮影時、けっこう雨が降ったり、晴れのシーンを撮りたかったのに曇りになったりして、これはたぶん生田斗真は雨男だなと思っていたら、今日も雨が降ってきました」と話して生田を苦笑いさせた。
すると舞台挨拶の途中、撮影で苦労したことを聞かれた瀬々監督が「さっき瑛太くんが言ってましたけど、天気ですね。それが生田くんのせいだって、きょう気がついてよかった」と再び生田に水を向ける。
天候のせいで撮影を延期したこともあるそうで、「延ばしてもまた次の日も天気が悪くて、助監督に『もう今日撮らないとやばいです』って言われて撮りました」と明かすと、MCから「それはやっぱり生田さんがいるシーン?」と確認され、「いました」と暴露。
生田はMCに向かって「しーっ!」と、この話題を打ち切るように訴え、パソコンのキーボードを叩く記者にも「皆さんもカチャカチャやらないでください。風評被害が広まるから、お願いします」と懇願していた。

ミステリー界の旗手・薬丸岳の同名小説を、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督が生田斗真と瑛太をW主演に据えて実写化する本作は、「心を許した友が、かつての凶悪事件の犯人だったら……」というテーマを軸に、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aのその後と、周囲の人々の葛藤を描くヒューマンサスペンス。

ある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田を演じた生田は「この映画、はっきりいって問題作です。賛否両論も巻き起こると思います。ですが、瀬々監督の指揮のもと、全てのキャスト、全てのスタッフが尋常じゃない覚悟を持って向き合った作品ですので、どうかこの映画をしっかりと受け取って欲しいと思います」と作品に込めた想いを語る。
脚本を読んで「これは絶対にやらなくてはならない題材だなとすごく感じました。とはいえ、制作中も『この映画を本当に作ってよかったんだろうか』と、そういうことをずっと考えながら撮影していた記憶があります。エンターテイメントとして僕らが表現するということが必要なことなんじゃないかと思って、この映画に挑むことにしました」と語った。

一方、元・少年Aの鈴木を演じた瑛太は「最初の衣装合わせの時に、監督に『僕が俳優だったらこの役は受けないけどね』って言われました」と明かして笑わせながら、「少年Aの手記を読ませていただいて、いろいろ感じることがあった。もちろん殺人を犯した人間に対して否定的なことも僕は感じるんですけど、どこか光のようなものを感じてしまい、そこがすごくこの役を演じるうえで大事なところだなと思って、現場でも彼がスクリーンの中に出てくることでお客さんにどんな光を与えられるのかな、ということを想像しながら演じていました」と難役への挑戦を振り返った。

生田と瑛太は本作で3度目の共演。
生田は「やっぱり20代前半の頃から一緒に仕事をしていて、多くを語らなくてもどこかもっと太い部分で繋がっているような関係が築けている」といい、瑛太も「もう3度目なので、生田斗真という俳優が現場へどういう心持ちで来るかというのがわかっているので、斗真に委ねて演じることができました」と撮影を振り返った。

最後に生田は「僕らがとてつもない覚悟を持って挑んだ作品です。エンターテイメントを生業にしている者としての役割とか使命みたいなものを感じながら撮影をしました。この想いが少しでも皆さんに届いてくれたら」と作品をアピールして舞台挨拶を終えた。

映画『友罪』は5月25日(金)全国公開。


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