安室奈美恵「最後は笑顔で」80万人動員のラストツアー終幕 

全国ツアーファイナルを迎えた安室奈美恵

今年9月16日に引退する安室奈美恵が3日、引退前最後となる全国ツアーのファイナルを東京ドームで迎えた。


今年2月の名古屋ドームから始まった全国5大ドームツアー「namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜」は、6月のファイナル公演まで国内17公演で約75万人を動員。同時期に開催されたアジアツアー(中国、香港、台湾)を含めると約80万人を動員し、ソロアーティスト史上最多動員数となった。

開演前、会場を埋め尽くした約5万2000人のファンからは奈美恵コールが巻き起こり、会場が暗転すると、場内は悲鳴ともとれる大歓声に包まれた。
炎を持った演者がステージに登場し、聖火台に火を灯す壮大な演出から、近年最大のヒット曲「Hero」が披露される。そして、「Hide & Seek」「Do Me More」やドラマ主題歌「Mint」等、ダンスナンバーが続いた。
キュートなピンクのワンショルダーミニワンピで披露した「Baby Don’t Cry」「NEW LOOK」に続いて、昨年TBS系ドラマ『監獄のお姫さま』主題歌として話題となった「Showtime」で会場のボルテージをさらに引き上げる。「SWEET 19 BLUES」「Love Story」は、年代は異なるものの彼女のバラードの中では誰もが納得する大ヒット曲となり、会場に集まった5万2千人による大合唱となった。

安室奈美恵
全国ツアーファイナルを迎えた安室奈美恵安室奈美恵
ライブ中盤、95年に発売した「TRY ME 〜私を信じて〜」のイントロが流れると、待ちわびたかのような歓声が上がる。続く「太陽のSEASON」や、サービスモニターに映る1997年と2012年のライブ映像とシンクロするというパフォーマンスを披露した「a walk in the park」、ステージの端から端まで約70mを走りきった後に即座に歌い出す「Chase the Chance」など、色褪せない楽曲と当時よりさらに研ぎ澄まされたパフォーマンスからは、安室奈美恵のアーティストとしての長い歴史と、アスリートさながらの驚異的な才能を見せつけられた。

「CAN YOU CELEBRATE?」では、純白のドレスで登場した彼女に向けて会場内の視線が集中、今までの熱狂が嘘のように静まり返ったドームに、日本を代表する名曲が響く。本篇ラストに披露された「Do It For Love」では、「騒げ!東京!」と会場を盛り上げ、直後には「25 THANK YOU I(ハート)FAN」と書かれた巨大なセットがせり上がる。コンサート中にほとんど言葉を発しない安室奈美恵らしい、ファンへのメッセージだ。

アンコールでは、ワンピースの世界に安室奈美恵が紛れ込んだかのようなコラボムービーがスクリーンに映し出され、フジテレビ系アニメ「ONE PIECE」主題歌の「Hope」を歌唱。
残り2曲は、彼女の最後の音楽作品となったオールタイムベスト「Finally」の最後のトラックに収録された「Finally」と、16年ぶりに再タッグを組んだ小室哲哉楽曲提供による「How do you feel now?」で締めくくられた。

270万票以上が集まったファン投票で選ばれたナンバーと、最新曲6曲から構成される全30曲。約2時間45分はあっという間に終演。
安室は「最後は笑顔で、みんな元気でねー!バイバーイ」と大きく手を振ってステージを後にした。

ライブ終了後には、このラストツアーを収録したライブ映像作品(DVD/Blu-ray)の発売も発表された。
「東京ドーム最終公演」のみならず、昨年沖縄で開催された「25周年沖縄ライブ」が収録され、さらにラストドームツアー5会場(名古屋/福岡/札幌/大阪/東京※5月)の各公演を選ぶことが出来るという。
初回盤には、アンコールを彩ったワンピースとのコラボ映像と、コンサートのラストを飾った「How do you feel now?」がマルチアングルで収録される。


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