けやき坂46、休業中の影山優佳も駆けつけ20人揃ってのツアーファイナル! 最後は走り出して終幕 <ライブレポ>

けやき坂46

けやき坂46(ひらがなけやき)が10日(火)、千葉・幕張メッセイベントホールで、「『走り出す瞬間』ツアー2018」のファイナルを迎えた。


6月4日(月)のパシフィコ横浜国立大ホールを皮切りに、東名阪5都市10公演、4万5000人規模となった本ツアーでは、6月20日(水)にリリースした、けやき坂46初の単独アルバム『走り出す瞬間』に収録された18曲の新曲を余すことなく披露してきた。

開演時刻になり、「OVERTURE」が鳴り響くと観客は総立ちで、場内には早くも熱気が満ち溢れる。メンバーが順にステージに登場し、全員が揃ったところで同アルバムに収録された、けやき坂46の新たな名刺代わりの1曲ともいえる『ひらがなで恋したい』でライブをスタート。続いて1期生の『おいで夏の境界線』、2期生の『最前列へ』とアルバム収録曲を続けて披露した。

“ハッピーオーラ”を活動のモットーとしているけやき坂46。最初のMCで加藤史帆が「日本で一番ハッピーな時間を過ごしましょう!」と意気込みを述べると、“ハッピーを身体で表現する”という無茶振りを受け、照れながらも大きくジャンプして全身で“ハッピー”を表現した。

ライブの中盤はユニット曲のブロック。佐々木美玲がソロ曲『わずかな光』を会場中央のセンターステージでしっとりと歌い上げれば、齊藤京子はドレッシーなロングワンピース姿で登場し、会場の視線を一身に浴びてソロ曲『居心地悪く、大人になった』を力強く熱唱した。
本来は欅坂46との混合ユニット曲『猫の名前』は、2期生の金村美玖、丹生明里、松田好花、宮田愛萌の4人で披露。その他の2期生メンバーがトロッコに乗ってスタンド席をまわり、会場全体を盛り上げた。


『それでも歩いてる』『イマニミテイロ』を披露すると、ライブはラストスパートへ。この日、2回目の全体曲『期待していない自分』の後、渡邉美穂が「ツアーファイナルとなりますが、皆さん全てを出し尽くす準備はできてますかー!」「まだまだ盛り上がりましょうねー!」「もっともっと声出して行くぞー!!」と力一杯に煽り、会場も怒号のような歓声で応える。
1期生による『永遠の白線』、2期生による『半分の記憶』と続き、キラーチューンの『誰よりも高く飛べ!』『NO WAR in the future』へ。『NO WAR in the future』のラストはメンバーが手を繋いで大きなハート型の輪を作り、その中に齊藤京子と渡邉美穂の2人が入る決めポーズで締めくくられるのが定番だが、この日はメインステージの1階と2階部分を使った特大サイズのハートが形成された。
佐々木久美が「皆さんの大きな声を聞かせてくれますか?」と呼びかけ、『車輪が軋むように君が泣く』へ。19人のメンバーはメインステージ、センターステージ、スタンド席の通路へと散らばっていく。楽曲の終盤には盛大なシンガロングが巻き起こり、会場全体が1つになった。

アンコールに応えてメンバーが再びステージに上がると、佐々木久美が「ここで曲に行く前に、今日ライブに出ていないメンバーがいますよね。そのメンバーが来てるので出てきてもらいたいと思います!」と、学業に専念するためツアー前より休業中の影山優佳を呼び込む。影山がステージに姿を見せ、「ひょっこり来ちゃいました〜!」と挨拶すると、大歓声が巻き起こり、場内が彼女のペンライトカラーである赤一色に染まった。
佐々木久美が「アンコールだけでもこうやって一緒に出られてよかったです。せっかく出てきたんだから、歌いましょうよ!」と告げて、1期生11人で彼女たちの最初の楽曲『ひらがなけやき』からアンコールをスタート。続く『僕たちは付き合っている』では、齊藤京子が指で描いたハートがスクリーンに浮かび上がり、それを吹き飛ばすというのが恒例の演出だが、ここでは影山と2人で1つのハートを作って吹き飛ばした。

最後のMCでは佐々木美玲が「こうやって最後を20人全員で終わらせることができたのがうれしい。来年も20人で(ツアーが)できたらいいなと思います。またここに帰ってきたいです」としみじみ。
2017年8月に加入した2期生にとっては今回が初めてのツアー。小坂菜緒は「1つ1つの出来事が新鮮に感じられたし、自分たちの成長にも繋げられたと思うので、このような経験ができてよかったなと思います。それに、身近に皆さんの声援を聞けることが一番幸せだなって感じました。本当にありがとうございました」とファンに感謝を伝えた。

その後、佐々木久美が「みなさんにお知らせがあります!」と切り出すと、スクリーンに「特報」の文字が踊り、人気スマートフォンゲームを舞台化する「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」にけやき坂46のメンバーが出演することが発表された。すでにオーディションを終えており、出演メンバーは後日発表される。舞台は8月24日(金)〜9月9日(日)までTBS赤坂ACTシアターで上演。


ここでキャプテンの佐々木久美は、2018年に入ってからからのレギュラー番組のスタートや舞台、武道館ライブ、そしてアルバム発売と、濃密な半年間を振り返り、「本当に恵まれたことばかりで、でも恵まれている状況にあるだけで、自分たちでは何もできてないんじゃないかなって悩んだりもした」と葛藤を明かす。「でもツアーのステージに立って皆さんの声援が今まで以上に大きくて、私たちも皆さんに少しでも力を与えられているのかなと実感できました」と続け、「こうやって皆さんがいつも『ひらがなけやきが大好き』と言ってくれるから前に進めている」とファンに感謝。
「ひらがなけやきはライブが大好きで、私たちのライブは私たちやスタッフさんが作るだけじゃなくて、ここにいる皆さんが大きな声で声援を送ってくれたり、ペンライトを振ってくれたりすることで完成するライブだと思っています。私たちは本当にライブが大好きだし、ここが常に帰ってくる場所だと思っているので、これからも、ずっと永遠に、メンバーと一緒にこのハッピーな空間を作り続けられたらいいなと思います。皆さん、これからも一緒に素敵な空間を作ってくれますか?」とファンに問いかけ、大きな声援を受けて、「ありがとうございます。これからもひらがなけやきは初心を忘れず、『謙虚、優しさ、絆』のひらがなけやきで頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします!」と思いの丈をぶつけた。

最後は歌詞に彼女たちの目標とする場所が隠された『約束の卵』を歌唱。ファイナル公演でついに、本ツアーで初めて、ひらがなけやき20人でのパフォーマンスが実現した。アンコールでは涙ぐむメンバーの姿も見られ、緑一色のペンライトの光と爽やかな感動に包まれて終演を迎えた。

再び場内にはひらがなけやきコールが響き渡り、メンバーが勢いよくステージに飛び出してきて、ダブルアンコールがスタート。
本編では19人で歌った『NO WAR in the future』を、今度は影山を加えた20人全員で熱唱し、会場の盛り上がりは最高潮に。
全てのパフォーマンスを終えたメンバーはステージ上で円陣を組み、普段コンサート前にバックステージで行っている掛け声をかけると、メインステージから走り出し、スタンド席の通路を通ってゲートをくぐり会場の外へ。最後は佐々木美玲が深々と一礼してから走り去っていった。

■7/10(火)の公演の様子

■7/9(月)の公演の様子

けやき坂46「走り出す瞬間」ツアー2018 ファイナル セットリスト

M0 OVERTURE
M1 ひらがなで恋したい
M2 おいで夏の境界線
M3 最前列へ
MC
M4 こんな整列を誰がさせるのか?
M5 未熟な怒り
MC
M6 線香花火が消えるまで
M7 わずかな光
M8 夏色のミュール
M9 居心地悪く、大人になった
M10 ノックをするな!
M11 ハロウィンのカボチャが割れた
M12 猫の名前
MC
M13 それでも歩いてる
M14 イマニミテイロ
MC
M15 期待していない自分
M16 永遠の白線
M17 半分の記憶
M18 誰よりも高く跳べ!
M19 NO WAR in the future
M20 車輪が軋むように君が泣く
<アンコール>
EN1 ひらがなけやき
EN2 僕たちは付き合っている
MC
EN3 約束の卵
<Wアンコール>
WEN1 NO WAR in the future

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