[Interview] 新曲、ライブ、4期生……斉藤優里・鈴木絢音・樋口日奈が語る、この夏の乃木坂46

斉藤優里、鈴木絢音、樋口日奈(左から)

7月上旬、「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」を明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場の2会場で同時開催し、その前代未聞の“シンクロ・ライブ”が大きな注目を集めた乃木坂46。恒例となっている「真夏の全国ツアー」も、今年はスタジアム&ドームクラスにスケールアップして開催中だ。結成から丸7年を目前にして人気はますます勢いを増す中、今月8日に通算21枚目となるシングル「ジコチューで行こう!」をリリースした。


TOKYO POP LINEでは、斉藤優里、鈴木絢音、樋口日奈の3人にインタビューを実施。神宮&秩父宮での「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」や、今回のシングル、また現在オーディション中の4期生への期待など、この夏の乃木坂46のトピックについて和気藹々と語ってもらった。

「乃木坂史に残る伝説のライブになった」(樋口)

―7月に行われた「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」は、明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場の2会場同時開催となりました。振り返っていかがですか?

樋口 2つの会場で同時開催したアーティストさんってたぶんいなかったと思うので、考えた人がまずすごいなと思ったし、常に最先端を行く乃木坂ってすごいなって、グループの一員だけど客観的にそう思いました。
話題性もあるし、いろんな現場に行っても「シンクロライブってどういうこと?」って聞かれることが多かったので、それくらい注目されてたライブだったんだと考えると成功してよかったなって思うし、きっとその時のシングルが「シンクロニシティ」っていうタイトルだったからこそ開催されたライブだったと思うので、もしかしたらこれから先もうやることはないかもしれないと思うと、本当に乃木坂史に残る伝説のライブになったんじゃないかなと思います。

斉藤 今までは自分が出ない曲の時にお茶を飲んでたりとか……あっ、お茶っていうか水分補給なんですけど。

一同 (笑)

樋口 カフェに行くみたい(笑)

斉藤 すいません、めちゃくちゃまったりするみたいになっちゃった(笑)。お茶や水を飲んで水分補給したり、メイクを直してもらったりしていたんですけど、今回は全くその時間が取れなくて。なんかもうマラソンしてる気分。移動中に走りながら水分補給してっていう感じだったので、めちゃくちゃ大変というか、今まで史上最高難度でしたね。
でも「乃木坂の詩」を神宮だけで歌って、それを秩父宮にいる人たちが聴いたりとか、その逆とか、そういうのが面白いし新鮮だったので楽しかったです。

―「乃木坂の詩」も含め、何度か同じ楽曲を2会場で同時にパフォーマンスするところもありましたね。

鈴木 片方の会場で選抜がパフォーマンスしているときに、もう片方をアンダーに任せてもらえるとは思ってませんでした。直近のシングルでアンダーのセンターを任せていただいていたので、中継の画面で2つの会場の様子が2分割で映る時に、自分が白石さんの隣にいたり西野さんと並んだり、一緒に映ることが多かったらしくて、ビックリしました。すごくありがたい経験をさせてもらいました。
あと、このライブの少し前にアンダーライブをやらせていただいたんですけど、舞台の仕事の関係で出られなかったメンバーもいて、全員揃ってのアンダーライブにはならなくて。今回アンダーメンバー全員が揃ったので、ちょっとアンダーライブっぽいというか、消化不良を解消できたような気持ちもありました。

インタビューを受ける樋口、鈴木、斉藤(左から)
インタビューを受ける樋口、鈴木、斉藤(左から)

―ニューシングルの表題曲とアンダー曲をそれぞれ初披露しましたが、感触はどうでした?

斉藤 結果的に両方の会場でパフォーマンスしたので、どっちも見れた形なんですけど、新曲が見れるっていうだけでファンの方はすごい喜んでくれるので、ありがたいです。最終日に来た人たちは嬉しかったんじゃないかな?

―アンダーの「三角の空き地」はどうでしたか?

樋口 今回、中田花奈ちゃんがセンターなんですけど、ファンの方にはまだ「三角の空き地」はまったく知らされていなかったので、どういう反応をしてくれるのかなって思っていたら、イントロで「おお~!」って声があがったりとか、曲の間にも声援を送ってくれたりしたので温かいなって思いました。
あと、「ジコチュー」は明るい曲だけど「三角の空き地」はわりと切ない歌なので、差があって面白いなって。さっきまで盛り上がっていたけど、アンダー曲で1回落ち着くっていうのが、表題曲とのバランスがうまく取れているので、これからのライブも楽しみです。

―中田さんの久しぶりのセンターは樋口さんにはどう映っていますか?

樋口 みんなもきっとそうだと思うんですけど、花奈とはアンダーライブとかを一緒に頑張ってきたので、花奈が前に立っていることに違和感が全然ないです。聞いたら本当にめっちゃ久しぶりだっていうことが判明して、それが不思議なくらい。きっと花奈自身もプレッシャーとかはそんなに感じていないと思います。
今回の曲はダンスがきれいめだったり、「感情的に踊って」って言われているところがあったり、花奈だけメンバーとは違う動きをしているところも多かったりするので、そこに注目してほしいですね。

「昨日の夜ずっと樋口さんの動画を見てました(笑)」(鈴木)

―今回初選抜の鈴木さんは選抜メンバーとして客前での初パフォーマンスでしたよね?

鈴木絢音
鈴木絢音
鈴木 でもMV撮影で踊っていたりとか、アンダーのときにも選抜メンバーの代打で出たりしたことはあったので、曲が変わったくらいの気持ちで、あまり特別気負うようなことはなかったです。

―選抜入りした時は、同期のメンバーから言葉をかけられたりしました?

鈴木 未央ちゃん(堀未央奈)は一緒に選抜発表の場所にいて、「おめでとう」って言ってもらって、その後すぐお仕事で出て行ってしまったんですけど、すぐにまた連絡が来て、「おめでとう、ずっと待ってたよ」って。何回も「おめでとう」をもらいました(笑)

―お二人は今作での鈴木さんにどんな期待をしてますか?

斉藤 前作のアンダーで、絢音ちゃんがセンターで私がその左隣だったんですけど、全然、私の思っていた絢音ちゃんじゃなくて。それは私が今まで見えてなかっただけなのかもしれないんですけど、私が思っている以上にめちゃくちゃ成長していたんです。それを隣にいてはっきり感じられたので、今回一緒に選抜に入らせてもらったことで、またそういう部分を感じられることが絶対あると思う。絢音ちゃんには絢音ちゃんのいいところがとってもいっぱいあるので、選抜に残れるように頑張ってほしいなって思います。
あっ、そうだ!あと夏って全体的に元気な人が多いじゃないですか? 世間的に。“パワー溢れる!”みたいな。そんな感じなので、頑張ってほしいです(笑)。すごい軽いんだけどどうしよう(笑)

―ちなみに鈴木さん、夏は?

鈴木 めっちゃ苦手です(笑)

一同 (笑)

斉藤 ごめん(笑)

樋口 絢音ちゃんのファンの方は絢音ちゃんのことをもっとよく知っているのかもしれないですけど、傍から見ると絢音ちゃんって本読むのが好きだったりしてインドアなイメージがあるから、切ない感じの曲のほうが絢音ちゃんっぽいのかなって思っていたところに、アンダーアルバムの「自惚れビーチ」で絢音ちゃんがセンターをやって、はじめみんなビックリしたんですよ。「『自惚れビーチ』で絢音ちゃん!?」って(笑)。でも、いざやってみたら「絢音ちゃんにピッタリだね」って言ってたし、本当はきっと明るいから、今回の「ジコチューで行こう!」で選抜っていうのは、きっとその絢音ちゃんの本当の人柄というか明るさがもっともっと引き立つんじゃないかなと思います。

鈴木 こんなに褒めてもらうことあんまりないから嬉しいんですけど、それこそこないだ歌番組に出させてもらった時に、本当に笑顔が苦手というか、うまく笑えなくて。しかも真っ直ぐ前を見ていられないんですよ、下を向いちゃう癖がついてて。テレビに映る自分を見た時にがっかりして……だから、気持ち悪いかもしれないんですけど、昨日の夜ずっと樋口さんの動画を見てたんです(笑)

樋口 ええ~!なんで?嬉しい!

鈴木 「シークレットグラフィティー」は明るくて可愛い曲だけど、「My rule」は切なくて、どっちの表情もすごく可愛いしカッコいいしで憧れてたので、自分に取り入れられるところがないかなって、昨日夜中にずっと見させていただきました。そんな人に褒められてうれしいです。

樋口 嬉しい~!

まだ見ぬ4期生に期待

樋口日奈
樋口日奈

―そんな樋口さんは今年から「JJ」の専属モデルや「スパ トリートメント」シリーズのイメージキャラクターに起用されたりと、ファッションや美容に関わるお仕事が増えてきましたね。

樋口 やっぱり女の子の憧れでもあるから嬉しいなって思うし、握手会でも女の子がたくさん来てくれるようになったタイミングでそういうお仕事をもらえたので、一緒に喜べるのも嬉しいです。
その反面、頑張らなきゃなっていう責任感もすごいあって、乃木坂の名前を背負ってやらせてもらうし、ファッション誌とかになると、あまりアイドルを知らない人が読んだりするから、私をきっかけにまた乃木坂を広められるように頑張らなきゃなと思ってます。
こないだ握手会で「乃木坂知らなかったんですけど、JJを見て一目惚れして来ました」って言ってくれた女の子がいて、やらせてもらっている意味を感じられてすごく嬉しかったので、もっともっとそれが増えていったらいいなって思いますね。

―乃木坂46に加入した時は中学生でしたが、お姉さんが2人いらっしゃる影響もあってか、以前から「年齢の割に女子力が高い」という話を耳にしていました。

樋口 女子力というか、健康に気を遣っているという方だと思います。世の中では20歳って全然若いじゃないですか? でも常に年を重ねることへの恐怖を感じているんです(笑)。運動したり、早寝早起きだったり、食べるものにも気をつけてます。白湯をいつも飲んでいて、基本的にあまりジュースを飲まないようにしていたり、健康にいいことはひと通りやっているつもりです。

―ストイックですね! グループ結成時から見ている斉藤さんは樋口さんにどんな印象を持ってますか?

斉藤 きちんとしてる。中学生で入ってきて、しっかりしてる子だなって思いました。いい意味で子どもっぽくないというか。私、けっこう年齢離れているんですけど、同世代の感覚でお話しできるし、物事の分別もしっかりしてる。

鈴木 ふふっ(笑)

―鈴木さん? どうしたんですか?

鈴木 ごめんなさい、優里さんが「物事の分別」とか急に言うから(笑)ちょっと面白くなっちゃって。

樋口 わかる~、ちょっと違和感(笑)

斉藤 言うよ~!(笑)優里だって、そのくらいの単語知ってるよ?

―斉藤さんも25歳ですもんね。ちょうど先日、誕生日でしたよね?

斉藤 そうです! 誕生日の次の日が全国ツアーの福岡公演だったんですけど、前日から福岡にいたので、そこでメンバーにちょっとお祝いしてもらったりして。ステージ上でも、ファンの方に一斉に「おめでとう!」っていう声をもらったり、MCでもお話できたので、いいタイミングでした。7年くらい乃木坂にいるんですけど、大きなステージ上でお祝いしてもらったことが今までなかったので、とっても嬉しかったです。

―実はグループの中でもけっこうお姉さん組ですよね? お姉さんっぽく振る舞ってますか?

斉藤 え~、振る舞ってないです。いつまでも変わらない感じです。あんまり“お姉さん”っていうのが得意じゃなくて、実際に弟がいるんですけど、特にお姉さんっぽく何かするっていうわけでもなく、部活をやっていた頃も先輩・後輩みたいな関係があまり好きじゃなかったですね。だから3期生の最年少の岩本蓮加からも「ゆっちゃん」って呼ばれていて、それも全然嫌じゃないし、逆に年上・年下っていう関係がちょっと苦手なのかな?

斉藤優里
斉藤優里

―後輩といえば、現在“坂道合同オーディション”が行われている最中です。乃木坂46には4期生が入ってくる予定ですが、新メンバーに期待することはありますか?

樋口 一気にまたフレッシュになりそう。

斉藤 やっぱり若いメンバーがいいよね。グループを長く続けるには、それなりに長くいてもらえるような子たちに入ってきてほしいから。

―2期生の鈴木さんにとっては、ついこないだ3期生が入って初めての後輩ができたばかりのようにも思えますが、さらに下の後輩ができることになりますね。

鈴木 3期生が入ってきた時も、オーディションをやっている間は「後輩ができる」っていう実感が全然湧いていなくて、入ってきて1年くらい経って、ようやく「仲間が増えたな」っていう実感が湧いてきた頃にもう4期生なので、あんまりピンときていないんですけど……でも楽しみかな~。

樋口 きっと4期生のほうが怖いですよね。先輩がたくさんいる中に入ってくるから。怖そうだなあ……。

―怖いんですか?

斉藤 怖くないで~す。

樋口 怖くはないです。でも甘くもないと思います、みんな。どうなんだろう?

鈴木 たしかにそうですね。

樋口 でも4期生が入ってきたら、さらにまた新しいファンの方が来てくださるんじゃないかなって期待しています。

乃木坂46は「私が私でいられる場所」(斉藤)

―そのオーディションの最終審査が行われる2日後には乃木坂46が結成7周年を迎えます。

樋口 長いですよね。こないだメンバーと話してたんですけど、普通の大学生が卒業して仕事を始めてから7年だったらもう30歳近いからそろそろ結婚……って考えると、普通に女の人が働いている年数くらい乃木坂にいるんだねって思ったら自分でもビックリしたし、みんなたぶんこんなにいるとは思ってなかったと思います。
でもそれくらい、乃木坂は大変なこともいっぱいあるけど、辞めたいって本気で思わないっていうことは、きっといろんな経験をさせてもらえるし、楽しいし、メンバーもスタッフさんもみんないい人ばかりだから、居心地がいいんだなって思います。

―では最後に、先日あるテレビ番組で白石麻衣さんが「自分にとって乃木坂46とは?」という質問に答えていらっしゃったので、是非みなさんにとっての「乃木坂46とは?」を教えてください。

 

鈴木 私は“唯一の居場所”ですかね。

―“唯一”ですか?

鈴木 はい。もう戻れる場所もなければ、学校もないし、他に頼れるところも何一つないので。今さら秋田に戻ろうとも思わないですし。だから唯一、自分に「いてもいいんだよ」と言ってくれているところが乃木坂46です。

―素晴らしいです。先輩方はどうでしょう?

斉藤 え~、難しい……。

樋口 じゃあ先に言っちゃおう(笑)

鈴木 早い者勝ちですよ(笑)

樋口 私は乃木坂に入って、いろんな人と出会ったし、いろんな仲間もできて、ファンの方やスタッフさんも含めていろんなジャンルの方とお会いできたし、辛いこともあるけど、すごい楽しい生活もいっぱい送らせてもらっているから、私の人生をどんどん色鮮やかにしてくれる場所だなって思います。これから先の希望も含めて。

―斉藤さん、思いつきましたか?

斉藤 はい!私が私でいられる場所。やっぱり7年いて、ずっと変わらなかったのは、それを受け入れてくれるみんなとスタッフさんがいたからこそ、私はこのままでいられたなと思うんです。
死ぬ直前に絶対思い出すのはここが一番はじめかなって思えるくらい、充実したり、いろんな感情が芽生えた場所でもあります。


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