実写「キングダム」キャストが過酷ロケを回顧 山崎賢人の役者魂に大沢たかお「嬉しかった」

映画「キングダム」製作報告会見

累計発行部数3600万部超の人気漫画を実写化する映画『キングダム』の製作報告会見が9日、都内で行われ、主演を務める山崎賢人をはじめとする豪華キャスト陣と佐藤信介監督が出席した。


物語は紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」が舞台。大将軍になるという夢を描く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・政を壮大なスケールで描く。
会見には信役の山崎のほか、政/漂役の吉沢亮、楊端和役の長澤まさみ、河了貂役の橋本環奈、王騎役の大沢たかお、騰役の要潤、成きょう役の本郷奏多、昌文君役の高嶋政宏、壁役の満島真之介と、豪華俳優陣が揃って出席した。

主演:山崎賢人
主演:山崎賢人
本作は今年4月から中国で撮影開始。20日間に及ぶ大規模な中国ロケの後、日本での撮影を行い、すでにクランクアップ。
「原作の持っている熱さを胸に、死ぬ気で、身を削る思いで撮影に挑んだ」という山崎は、撮影前に半年間のアクション練習と乗馬練習を積んだ。「これだけがっつりアクションやるっていうのと、信の野生の動きっていうのが難しかった」と苦労をにじませつつも、「アクション部の方と相談しながら、信ならではの動きやアクションを考えてやれたので楽しかったし、すごく迫力のあるシーンになっていると思います」と胸を張った。
吉沢とは4回目の共演。「何年も一緒に仕事をしてきましたし、友達としても役者としても信頼している人なので、その亮くんが、(信と)一緒に育ってきた漂と、これから一緒に中国を統一しようという政をやってくれて、信として生きる上ですごく助けられた」と振り返った。

その吉沢は、演じた政について「なにかとんでもない輝きを持っている王様という役だったので、立ち姿や喋り方は意識した。どうしたら内から出るオーラみたいなものが出せるのかと試行錯誤しながらやっていた」と役作りの苦悩を明かす。
一方で、政と信に心動かされて戦に参加することを決める山の民の美しき王・楊端和を演じた長澤は「戦いのシーンを先に撮って、2ヶ月後くらいにその戦に参加することを決めるシーンを撮るために久々に現場に行ったら、2人が以前現場で会った時と違う風格をまとっていて、2人の空気感、そして本気の思いがこの映画を作っているんだなと、実際に2人にとても感銘を受けて、役と同化していけた感覚があった」と語った。

山崎よりも先に中国のロケ地に入っていた大沢は、クランクインの儀式のために早く来る予定となっていた山崎が、飛行機に乗り遅れて間に合わなかったことを振り返り、「遅れて来たときに、笑顔で『すみませんでした』って言うのがすごいチャーミングに見えて、それから現場に入ったら急に別人になった。本当に目つきが変わって、山崎賢人という存在がいなくなってて、そういう姿を見れたことが嬉しかった」と話す。「そういうチャーミングなところと、でも現場では役者魂みたいなものを若い山崎賢人という人間から見れたのも、僕はいい経験でしたね」と、山崎の姿勢に刺激を受けた様子だった。

また、政に忠誠を尽くす第一の側近・昌文君を演じた高嶋は「鎧は40キロ。革でできていて、僕の俳優30年ちょっとの中で最も過酷な衣装」としながらも、「大変だったんですけど、最終日に昌文君の鎧を脱いだ時は悲しかった。『終わらないでほしい』と思った。それくらい素晴らしい現場だった」と充実の時間を回顧。
王騎の副官・騰役の要潤は「すごく重い鎧を着るので、ある程度鍛えておかなきゃいけないのかなと思いながら撮影に入った。現場にプロテインの差し入れがあったりして、ふと見るとみんな腕立て伏せしたり腹筋したりしていて、慌てて僕もそのプロテインを飲んで、体を大きくしなきゃと頑張りました」と役作りを振り返っていた。

そんなキャストたちについて、メガホンをとった佐藤監督は「『死ぬ気でやりました』と言葉で言うのは簡単ですけど、これは本当にみんな『死ぬ気でやってるな』っていうくらい過酷な日々でした。パッションが爆発するような、あの時あの時点でしかできない、そういう瞬間の表情が撮れたと思う」と熱演を讃えた。

映画『キングダム』は、2019年4月19日(金)全国公開。

※山崎賢人の崎はたつさき、高嶋政宏の高ははしごだか、成きょうのきょうはむしへんに喬が正式


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