岡田准一&妻夫木聡が明かす、ホラー映画「来る」で味わった“恐怖体験”に小松菜奈ら共演陣も苦笑い

映画「来る」製作報告会

23日、映画『来る』の製作報告会が都内で行われ、主演の岡田准一をはじめ、本作に出演する黒木華、小松菜奈、妻夫木聡、柴田理恵、企画・プロデュースの川村元気氏が出席した。


本作は第22回日本ホラー小説大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」(澤村伊智/角川ホラー文庫)を『告白』『渇き。』の中島哲也監督が実写映画化。得体の知れない“あれ”に狙われた人々の心の闇を描く、ホラーエンターテイメント作品。

妥協を許さず細部まで徹底的にこだわり抜くことで知られる中島監督。報告会では、オカルトライター・野崎和浩を演じた岡田が「ヒゲは6ミリ、あと髪を伸ばして」と外見まで細かく指示されたことや、三重県まで行って撮影したシーンを監督の希望でリテイクすることになった話など、そのこだわりの強さに舌を巻いたエピソードがキャストの口から次々に語られた。
妻夫木が「こんなに、『今日何時だろうね?』っていう(終わりが)見えない現場も最近なかなかなかった。最初『3月には撮影が終わる』って聞いてたんですけど、結局5月くらいまで撮影してて、一番のホラーはそこですね。いつまで撮影するんだっていう。それくらいホラーな監督です」とおどけると、作品の内容にちなんで「撮影現場で怖かったこと」を聞かれた岡田も「夜7時に呼ばれて、撮影が始まったのが深夜1時だった。そこから3シーンあるって言われた時は怖かった」と話して会場を笑わせた。

妻夫木聡、岡田准一(左から)
妻夫木聡、岡田准一(左から)
同い年の岡田と妻夫木がしっかり共演するのは本作が初めて。岡田は「同じ時代を生きているので、現場でも『昔の“土9”(撮影スケジュールがハードだった土曜9時枠のドラマ)みたいだよね』とか、2人にしかわからない会話をしたり」と、親交を深めた様子。
津田大吾役の青木崇高も2人と同い年で、「同い年の方と共演する機会が今まであまりなかった」という妻夫木は「同い年が3人いるのが新鮮で楽しかった」と現場を振り返りつつ、「いまだに1つ気になっていることがあるんですけど」と切り出して、「同い年なので岡田くんにはタメ口で話しているんですけど、岡田くんがいまだに敬語なのが気になっている」とポツリ。
岡田が「僕、年下でも敬語を使います」と弁解するも、妻夫木は「でも青木崇には普通に話してた」といい、「なんで俺には敬語なんだろう? あれ? まだ壁があるぞと思って」と寂しそうだった。

“あれ”に戦いを挑むキャバ嬢霊媒師・比嘉真琴役の小松は、女優デビュー作の『渇き。』以来4年ぶりの中島組。
「オファーをいただけるとは1ミリも思わなかったので、驚きというか、嬉しさもあったんですけど、ちょっと怖いと思っちゃって。いろんな意味でプレッシャーというか、あれから自分はどう変わっているのかなって、いろんな不安とか怖さもあった。でもこの役は挑戦してみたい役だったのですごく嬉しかったです」とオファーを受けた時の率直な心境を語った。
その小松について、岡田は「中島監督との信頼関係というか、2人のやり取りが独特で、なんか中島監督の愛情を感じるんですよ。確かに言い方は厳しかったりするけど、僕とぶっきー(妻夫木)には絶対に言ってくれない。なんかすごい信頼があるような気がして羨ましかった」と、急に妻夫木と親密感を醸し出しながら明かした。

第34回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとする国内外数々の賞に輝いた『告白』以来、中島監督と8年ぶりの再タッグとなる川村氏は「とんでもないものができそうだ」と、完成間近の本作に自信をのぞかせる。「いろいろな意味で日本映画に全く今までなかったパターンの映画。『告白』を作った時もそう評されましたけど、それ以上のインパクトをもって届けられる映画になるんじゃないかなと思っています」と力を込めた。


http://youtu.be/oHK9zj8cNd0

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