[Interview] 結成10周年へカウントダウン!ミレニアム世代3人組・J☆Dee’Zが明かす、知られざる鍛錬とリフレッシュ方法

J☆Dee’Z

「継続は力なり」。Nono(17)、ami(17)、MOMOKA(18)からなるミレニアム世代3人組ダンスグループ・J☆Dee’Zには、その格言がピッタリだ。2010年結成。2014年メジャーデビュー。2016年から現在の3人体制となり、昨年にはNY弾丸武者修行を敢行。彼女たちは改めてグループとしての“J☆Dee’Z”と向き合った。そして11月21日に両A面シングル『明日も、世界は回るから。/ Re:100万回の「I love you」』をリリース。Nonoの言葉を借りるなら同曲は「これまでのJ☆Dee’Zにはない雰囲気」の勝負曲になっている。


「疾走感あふれる曲が多かったJ☆Dee’Zにとって、大きな円を描くような楽曲は初めて」とNonoが『明日も、世界は回るから。』の印象を口にすれば、MOMOKAも「頑張ろう!走り出そう!というような応援ソングが多いJ☆Dee’Zだったけれど、この曲はちょっと違う。優しさの中に芯の強さがあるようなイメージ」と新生J☆Dee’Z感を強調する。amiも「歌詞とメロディは力強いけれど、意識したのは優しさ。まるで赤ちゃんに語り掛けるかのように優しい気持ちで歌いました」と歌唱面での変化を明かす。

今までの自分たちにはなかった楽曲。それゆえにNonoは「最初に楽曲を聴いたときは距離を感じました。でもレコーディングで歌っていくうちに曲がJ☆Dee’Zに近づいてくる感覚があった」と打ち明ける。ちなみにノリのいいNonoいわく「最初は5mくらいあった距離が、amiが鼻歌で歌いだして4mくらいになって、レコーディングして3m、ハモリが加わって2m、ダンスが加わって1mに。そしてライブで初披露して一つになった」そうだ。Nonoの天然発言に爆笑しつつも、MOMOKAは「ライブで曲を発信してファンの方に生で伝えたことで完成した部分はある。伝える相手がいてこそ、楽曲は成立するものだから」と実感を込める。

一方の『Re:100万回の「I love you」』は、男性シンガーソングライター・Rakeによるヒット曲のJ☆Dee’Z版アンサーソング。「サビはオリジナルそのままだけれど、Aメロ、Bメロは私たち10代目線の歌詞になっていて、若い人にも共感してもらえる楽曲に。レコーディング中は100万を超えるんじゃないか!?と思うくらいの“LOVE”を込めました」とami。MOMOKAは「元々好きな曲だったので大切に歌いつつも、自分たちの色を意識。キーも試行錯誤してJ☆Dee’Z”らしさを出したつもり」。Nonoは「レコーディングでは歌詞と自分を重ね合わせて妄想しながら歌いました。でも妄想しすぎて途中で恥ずかしくなる自分がいました」と思い入れは相当だ。

Nono
Nono
ビジュアルもガラッと変化。NY弾丸武者修行時は3人ともロングヘアーだったが、昨年末にNonoはボブに、amiは今夏にバッサリ短髪にした。amiは「髪型は結成当時から変えていなかったけれど、グループが成長していく中で私自身も変わろうと決心。断髪には未練ありありで、美容室に行っていざ切るとなったら緊張してしまい…。最初のハサミは自分で入れました。その時の髪の毛は大切に保管しています」と照れ笑い。「髪の毛を切ったときは本当にビックリ!最初は本人と思わなかった」と驚くMOMOKAのリアクションにケラケラと笑い合う3人。無邪気な姿は今どきの10代女子そのもの。ところがその明るさが一変したのは「J☆Dee’Zのように上手く歌う秘訣は?」という質問を投げかけたときだ。

ami
ami
口火を切ったのはami。「何度も3人で練習。最初から上手く歌えるわけではないんです」。それにNonoも「レコーディング前やライブ前にはディップロールをしたり、滑舌を良くするために口の中で舌をグルグル回したり…何度もやると吐きそうになるけれど(笑)」とトレーニングの詳細を付け加え、MOMOKAも「筋肉痛や肩こりなどのちょっとした体調の変化でも声は変わってしまうのでストレッチも必要だし、ブレストレーニングも必須。3人でメトロノームを使用して10で息を吐いて、10で吸って、10で止めてみたいなことをする」と明かす。

amiは「発声練習は最低でも1時間。喉を広げるために最終的に自分の舌をハンカチで掴んで引っ張るときもあります。辛い、苦しいと思うときもあるけれど、すべては完璧なパフォーマンスのためだから」と笑顔に隠された3人のストイックな姿を浮かび上がらせる。そして日々の鍛錬にある「辛い、苦しい」を打ち消してくれるのは、レベルの高いパフォーマンスの実践しかない。成長を実感すればするほど、自分を信じる力もおのずとついてくる。

MOMOKA
MOMOKA
「マイナス面を反省する以上に、歌っている瞬間が楽しいと思える時間が増えた。成長を実感することも多くて、生歌でコーラスもやって踊るという自分たちの誇れるスタイルをどんどん広めていきたい」とami。Nonoは「ツアー会場すべてソールドアウトが目標。武道館に立つという夢を叶えるためにJ☆Dee’Zの存在を世に知らしめたい」と宣言。最年長MOMOKAは「ドイツやタイなどの海外ライブ経験はいい刺激になった。もっと私たちは成長していけるはずなので、もっともっと実力を高めていきたい。そして結成10周年の2020年の紅白歌合戦が目標」と瞳を輝かせる。

でもやっぱり素顔は今どきの10代女子。疲れたときのリフレッシュ方法を聞くと…。「寝ること。疲れすぎたときは土下座スタイルで犬に追いかぶさって寝ていることもあります」(MOMOKA)。「漫画を読むこと。本屋に行ってお小遣いで欲しかった漫画の新刊を買う。レジを通したときの快感、家に帰るまでの高揚感、漫画を開いて読んだときの喜び。その3点セットが最高」(ami)。「飼い猫を抱きしめる。逃げたり、ひっかかれるときもあるので難易度が高いけれど、オデコの上あたりと下っ腹の柔らかさが大好き」(Nono)とそれぞれ立て板に水だ。真剣な眼差しと天真爛漫さ。このJ☆Dee’Zの飾らない魅力こそ、グループ最大の魅力であり、継続の秘訣なのかもしれない。結成10周年のアニバーサリーに向けてJ☆Dee’Zは歌い踊る。(石井隼人)


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