
山田孝之プロデュース「デイアンドナイト」 主題歌を歌うのはヒロイン・清原果耶 作詞・作曲は野田洋次郎
俳優の山田孝之が一切出演せずに裏方へ徹した初の全面プロデュースに挑戦し、阿部進之介が長編映画初主演を務めた映画『デイアンドナイト』の主題歌情報が解禁された。
主題歌「気まぐれ雲」は、本作でヒロインを演じた清原果耶が劇中の役柄である大野奈々名義で歌い、RADWIMPSのメンバーで、ソロプロジェクト・illionとしても活動する野田洋次郎が作詞・作曲・プロデュースを担当した。
山田孝之プロデューサーが、この映画を締めくくるにふさわしい主題歌の制作を野田に依頼。野田は「この映画に参加している人たちが実直に、素直に、やりきっていることが作品から伝わってきたし、ストーリーも面白く、是が非でも参加したい、力になりたいと思いました」とオファーを受けた当時を振り返る。
“映画の声”とも言うべき主題歌の歌い手をどうすべきか、山田と野田が話し合いを重ね、「ボーカルは映画のヒロインはどうか」という野田の提案によってボーカルに抜擢された清原は「とても驚きました。私自身、音楽に支えられ、沢山の影響を受けて生きてきたので、そんな大切で揺るぎない存在に今回お仕事として関わるということに感じたことのない不安や少しの恐怖すら覚えました」と率直な心境を吐露。「ですが、私がこの作品を愛し温めてきたことに嘘は無いという想いを握りしめ、こんなに素敵な機会を与えてくださった山田さんや野田さんはじめスタッフの皆さんに感謝し、私が出せる全力を尽くしたい、と挑戦させて頂きました」と話す。
「なるべく素直に、真っ直ぐに。奈々の生き方を思い出しながら歌えれば」と挑んだ清原に対し、野田は「なるべく何も言わない。事前に声を聞かせていただいて、すごく素敵な声だと感じていたので、足さず、引かずに」と清原の声を信頼。
野田は数々の楽曲提供やプロデュースを行ってきたが、女優とのコラボレーションは初めてとなり、レコーディングを終えて、「ホッとしています。本当にやれてよかったです。良い歌が録れて満足です」と満足げな表情で答えた。
映画は「人間の善と悪」というテーマを問いかける完全オリジナル作品。家族の命が奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語で、混沌とした現代で強く生きることの厳しさを描き出す。
監督を務めるのは、ドラマ「100万円の女たち」や映画『オー!ファーザー』『7s/セブンス』などを手掛け、新作映画『青の帰り道』の公開も控える、若手監督の最注目株とも呼び声の高い藤井道人。
2019年1月19日(土)秋田県先行公開、1月26日(土)全国公開。
なお、主題歌情報とあわせて、本作の最新予告映像も公開されている。
- 野田洋次郎、清原果耶
- レコーディングする清原果耶
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