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「ひらがなくりすます2018の」様子

けやき坂46、武道館からはじまった充実の2018年を武道館で締めくくる 「まったく気持ちが違う」成長を実感

けやき坂46(ひらがなけやき)が13日、日本武道館にて3日間にわたり開催した初のクリスマス・ライブ「ひらがなくりすます2018」の最終公演を迎えた。


オープニングでは、上空からプレゼントボックスが降りてきて、中からメンバーが1人ずつ飛び出してくるというクリスマスらしい演出で幕開け。
全員がステージ上に揃い、1曲目に繰り出されたのは「ハッピーオーラ」。けやき坂46の活動のモットーをタイトルに冠するこの曲は、まさに彼女たちのライブのために生まれたような1曲。センターを務める加藤史帆とその両翼を担う2期生の小坂菜緒、渡邊美穂の3人の歌い出しで穏やかに始まり、力強い転調を経て、多幸感が溢れ出すようなサビへと続いていき、満員の会場をたちまちハッピーオーラで包み込んだ。
続く「ひらがなけやき」では、正面の大型スクリーンに映し出されたケヤキの木がクリスマスツリーに変わるというクリスマスライブならでは演出も。

最初のMCでは、2018年のライブでやり残したことがあるという東村芽依が「いつも(佐々木)久美がMCやっているけど、芽依もMC回してみたい」といい、進行を担当することに。「えっと、えーっと…」という、たどたどしいMCぶりに場内からは「かわいい!」の声が飛んだ。
東村にクリスマスの思い出を聞かれた宮田愛萌は「去年は2期生でクリスマスパーティーができたので、すごい思い出に残っていて、今年は2期生だけじゃなくて、1期さんたちとも一緒にひらがなみんなでやりたい」と話し、1期生メンバーからは「うれしい!」と歓喜の声があがった。

MC明けは3日間日替わりのユニット曲のブロックへ。3日目のこの日は金村美玖、富田鈴花、松田好花の「線香花火が消えるまで」と、柿崎芽実、佐々木美玲の「三輪車に乗りたい」、潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高本彩花による「沈黙した恋人よ」の3曲。
「線香花火が消えるまで」では3人が3つのトロッコに乗り込んでアリーナを半周。「三輪車に乗りたい」では2人がアリーナ両端に設置されたリフターに乗り、8メートルの高さまで昇っていき、スタンド2階席のファンにも笑顔を振りまいた。「沈黙した恋人よ」の後は、佐々木美玲がソロ曲「わずかな光」を、地上10メートルの高さに吊るされた月のオブジェに腰掛けて、しっとりと歌い上げた。

中盤では、CMに起用されている新曲「 君に話しておきたいこと」と「JOYFUL LOVE」の2曲をライブ初披露。
「JOYFUL LOVE」では、メンバーの色とりどりの衣装カラーに合わせて、スタンド席の観客が手に持ったサイリウムの色をブロックごとにきれいに7色に分け、見事な虹色をつくりあげた。直後のMCでメンバーは「すごい!」「きれい!」と歓声を上げ、「そういう作戦立ててたんですか?」「うれしい!」とファンの心意気に大感激。
終盤は「期待していない自分」「半分の記憶」「誰よりも高く跳べ!」「NO WAR in the future」と畳み掛けるように繰り出し、本編ラストは今年リリースしたデビュー・アルバムに収録され、すっかりけやき坂46の代表曲となった「ひらがなで恋したい」で締めくくった。

アンコールでは、先日の「お見立て会」でお披露目された3期生・上村ひなのが登場。
「いつでもどこでも変化球!ひなのなの!」というキャッチフレーズで挨拶した後、「ひらがなけやきに必要と思われるような、素晴らしい、ハッピーに満ち溢れたアイドルになります」と初々しく抱負を述べ、観客の喝采を浴びた。
アンコールラストの「車輪が軋むように君が泣く」では、お馴染みとなっているファンの大合唱が場内に響き渡り、会場全体が一体感に包まれた。

けやき坂46はちょうど1年前の12月13日に初の全国ツアー「ひらがな全国ツアー2017」のファイナル公演を幕張メッセイベントホールで開催。その約1ヶ月後の1月30日から2月1日にかけて初の武道館3DAYS公演を行った。
ダブルアンコールに応えて再びステージへ上がった佐々木久美は、「2018年1月に武道館で3DAYSやらせていただいて、その時は武道館3DAYSなんて私たちにできるのかなっていう不安な気持ちだったんですけど、急遽決まったにも関わらず、皆さんが武道館を3DAYS満員にしてくださって、そこで『わたしたち2018年やっていけるかも』と思うことができた」と、走り出した瞬間を回顧。
それからけやき坂46は、初の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)の放送開始や、舞台初出演、6月にはデビューアルバム「走り出す瞬間」を発売し、「レコチョク」上半期ランキングの新人アーティスト部門1位を記録。5都市10公演、4万5000人規模の東名阪ツアーも成功させるなど、怒涛の勢いで2018年を駆け抜けた。
佐々木久美は「『ひらがなくりすます2018』で武道館3DAYSが決まった時は、2018年のはじめに決まった時とは全く気持ちが違って、不安なく、『やってやるぞ!』っていう気持ちで挑むことができました」と、この1年での成長をにじませ、「来年はもっとたくさんの方に会いに行ったり、もっとたくさんの方が一気に入れるような会場でライブができたらいいなというのが私たちの目標です」と力を込める。
「ひらがなけやきはまだまだこんなところで終わりません。来年は皆さんが想像する以上のひらがなけやきになって、もっともっと全速力で坂を駆け上っていきます!」とさらなる飛躍をファンに誓い、彼女たちの目標とする場所が歌詞に込められた楽曲「約束の卵」で2018年最後のライブを締めくくった。

■12月13日の公演の模様

■12月11日・12日の公演の模様(撮影:上山陽介)

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