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「乃木坂46 アンダーライブ2018〜関東シリーズ〜」

乃木坂46、今年のアンダーライブを完遂 北野日奈子「今日が人生の宝物に」

乃木坂46の22ndシングルアンダーメンバーによる「アンダーライブ2018〜関東シリーズ〜」2日目の公演が、20日(木)、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された。


乃木坂46の選抜メンバー以外のメンバーによって開催される「アンダーライブ」。今年は、5月に新潟・石川・愛知・静岡をまわった中部シリーズ、10月に北海道シリーズを開催。地方公演だけでもトータル2万8000人を動員した。
関東シリーズの会場となった武蔵野の森総合スポーツプラザは、乃木坂46のアンダーライブ単独公演の会場としては、2015年と2016年に開催した日本武道館でのライブと並んで最大規模。チケットは即日完売で各日1万人ずつ、2日間で合計2万人を動員した。

1曲目は2013年冬のナンバー「初恋の人を今でも」。メンバーはブラウンのロングコートに身を包み、22ndシングルのセンターを務める北野日奈子がセンターに立った。続いて、アンダー楽曲の中でもファン人気の高い「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた 」を歌い終えると、北野が「アンダーライブへようこそ! 最後まで楽しんでいってねー!」と声を張り上げ、「転がった鐘を鳴らせ」へ。メンバーは花道へと繰り出し、伊藤かりんが「さあ、はじまりました!アンダーライブ!もっと声出していきますよー!!」と会場を煽る。「My Rule」「ブランコ」「自由の彼方」と立て続けに繰り出して最初のMCへ。

メンバーの自己紹介では、佐々木琴子が唐突に「キャッチフレーズやりたいと思います」と切り出し、「上から読んでも下から読んでも、コトコ! 横から読むとー?」「ト!!(会場)」と、中田花奈のキャッチフレーズを自分の名前にアレンジして自己紹介。その後順番が回ってきた中田は「本家やりまーす!」とオリジナルを披露し、「琴子に負けないくらい今日は元気にやります」とニッコリ。
また、一部のみの出演となった前日の公演後に更新したブログで38度の熱が出たことを報告していた寺田蘭世が「きょうはだいぶ熱も下がって、でもちょっと声がいつもよりブサイクかな? 昨日も全く出ないという選択肢もあったんですけど、2日間あるからこそ出たいと思った」と心情を告白。3期生の久保史緒里が乃木坂46のオーディションを受けるきっかけとなった2016年の「アンダーライブ〜東北シリーズ〜」に、寺田は怪我のため欠席していたエピソードに触れ、「そういう人がまた出ちゃうのも嫌だなと思って」と、1日しか会場に来られないファンのことを想い、「きょうも頑張るね」と気合いを入れた。

MC明けはユニット曲のブロック。「遠回りの愛情」では、グループ最年少の岩本蓮加がセンターに立ち、ソロパートもしっかりと歌いきった。
リリース当時、“歌唱力選抜”と呼ばれた白石麻衣、桜井玲香、衛藤美彩、高山一実、川村真洋の5人によるバラード「私のために 誰かのために」は、久保史緒里、伊藤かりん、伊藤純奈の3人で歌唱。本家に負けず劣らずのハーモニーを奏で、観客を魅了した。
北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈の3人は、今作選抜メンバーの堀未央奈、2017年にグループを卒業した中元日芽香と5人で結成したユニット“サンクエトワール”の「君に贈る花がない」をセンターステージで歌唱。楽曲の最後には寺田が中元の得意技だった“ひめたんビーム”のポーズで決めた。
その後のMCで北野は「5人ともサンクエトワールをすごく大事にしているし、曲もすごく大事にしているので、今回ここで3人で披露するのってどうなんだろうって思ったんですけど、ひめたん(中元)が卒業した今、サンエトを伝えていくのって私たち4人にしかできない」と楽曲への想いを語り、かりんは「エモかった」と3人のパフォーマンスを讃えた。

MC後はコール&レスポンスで会場の一体感を高め、「自惚れビーチ」へ。センターの鈴木絢音が「武蔵野の森、いくぞー!!」とシャウト。続けて「シークレットグラフィティー」「左胸の勇気」「13日の金曜日」「狼に口笛を」と、ノリの良いアップテンポのナンバーを新旧織り交ぜて披露した。

MCを挟んで「アンダー」から後半戦へ突入。今回のアンダーライブで座長を務める北野がライブにかける思いを語ったVTRが流れた後、センターステージ上に1人姿を現し、ソロダンスを披露。VTR中ではグループ加入当初、ダンスが苦手だったと語っていた北野だが、1万人が見つめる中で堂々と踊りきり、大きな歓声を浴びた。
北野がメインステージへ戻ると、「嫉妬の権利」がスタート。ここから北野をセンターに据えて「制服のマネキン」「インフルエンサー」「ここにいる理由」とクールなダンス・ナンバーでたたみ掛ける。最後は最新シングルのアンダー曲「日常」。気迫のこもった、凄みさえ感じさせるパフォーマンスで会場中を熱狂の渦に巻き込んだ。
怒涛のパフォーマンスを終え、息を切らすメンバーたち。「今日は本当に来ていただいてありがとうございます。本日は本当に、ありがとうございました」と挨拶し、ライブ本編に幕を下ろした。

アンコールではまず、最新シングルの表題曲「帰り道は遠回りしたくなる」「孤独な青空」「サイコキネシスの可能性」の3曲を披露。
その後のMCでは、北野が「前に『アンダー』に対して、どういう感情で歌ったらいいかわからないと言ったことがあるんですけど、正直、今も何が正解かわからないです。でも正解がわからないところがすごくいいなと思います」と、アンダーメンバーの心情を映したような「アンダー」の歌詞について語り始める。「アンダーメンバーそれぞれのポジションを任されて、そこでどうやって輝くかは自分次第で、たとえスポットライトが当たっていなくても、アンダーメンバーは自分自身が光を放てるメンバー。そこがアンダーメンバーの良さであり、強みだと思っています。私はあの曲をすごく大切に思っています。これからも大切に歌いたいなと思います」と続け、「今日でこのメンバーでのアンダーライブは最後になりますが、このメンバーだからこそ、このアンダーライブが出来たと思うし、みんなとこの時を過ごせたことが本当に幸せに思います。数年後、それぞれがここを飛び立って、どんなところでどんなことをしてどうやって輝くかはわかりませんが、今日のこの時を過ごした私たちは、今日のこのことが人生の宝物で、人生の財産になると思います」と語った。
座長という大役を務め上げ、「私はたぶん頼りなかったし、(メンバーを)引っ張っていっているというよりは足を引っ張ってしまっていて、頼りなかったと思うんですが、みんなと同じ空気の温度になれたことが幸せに思います」とライブの一体感を噛み締めた。

「乃木坂の詩」の後、この公演をもってグループを卒業する川後陽菜が涙を堪えながらファンへの手紙を読み上げ、最後は川後が慕っていた深川麻衣のセンター楽曲「ハルジオンが咲く頃」を歌唱。「7年間で本当に大切なものがたくさんできました。かけがえのない仲間ができました。本当に本当に私は乃木坂46に入れて、アイドルになれて幸せでした。私を幸せにしてくれて、輝かせてくれて、ありがとうございました!」とファンへの感謝を伝え、終演を迎えた。

乃木坂46 アンダーライブ2018〜関東シリーズ〜
武蔵野の森総合スポーツプラザ 2日目セットリスト

M00.Overture
M01.初恋の人を今でも
M02.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M03.転がった鐘を鳴らせ
M04.My Rule
M05.ブランコ
M06.自由の彼方
-MC-
M07.遠回りの愛情
M08.私のために誰かのために
M09.傾斜する
M10.君は僕と会わない方がよかったのかな
M11.満月が消えた
M12.君に贈る花がない
M13.誰よりそばにいたい
-MC-
M14.自惚れビーチ
M15.シークレットグラフィティー
M16.左胸の勇気
M17.13日の金曜日
M18.狼に口笛を
-MC-
M19.アンダー
-VTR-
M20.ダンスインスト(北野日奈子)
M21.嫉妬の権利
M22.制服のマネキン
M23.インフルエンサー
M24.ここにいる理由
M25.日常
<アンコール>
EN01.帰り道は遠回りしたくなる
EN02.孤独な青空
EN03.サイコキネシスの可能性
-MC-
EN04.乃木坂の詩
EN05.ハルジオンが咲く頃

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