大泉洋、予定外の進行に困惑も…持ち前のトーク力でカバー

「そらのレストラン」プレミアイベント

17日、大泉洋主演の北海道映画シリーズ第3弾となる映画『そらのレストラン』のプレミアイベントが都内で行われ、大泉洋をはじめ、本上まなみ、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、深川栄洋監督が登場した。


イベント冒頭で、都合により残念ながら会場に来ることができなかった神戸陽太郎役の岡田将生からのビデオレターが上映された。映像で岡田は「素敵なお話に参加させてもらったこと光栄に思っております。そして“劇団八雲”というマキタさん率いる劇団員のいちばん年下の僕が行けないことが残念です」とコメント。
この“劇団八雲”というキーワードについて解説を求められた大泉は「撮影していた、せたな町は小さな町なので、全員同じホテルに泊まれなかったんですよ。なので、ホテルを選べたんです。私は一番近いホテルに泊めてもらったんですけど、せたな町にはいわゆる飲み屋がない。歓楽街がないんです。隣の八雲町に行けば歓楽街があるということで、歓楽街を選んだ人が数人いたんですね。それがマキタさんであり、努くんであり、ひゅーいくんであり、将生だった」と説明。
しかし、八雲町と撮影現場は車で1時間程の距離。しかも1台の車で全員が移動しなければならなかったため、八雲町に宿泊していたキャスト陣は毎日一番早く現場入りする人に合わせて朝早く移動していたという。「ものすごい早い時間からこの人たちは(現場に)いて、やることがないものだから、彼らはずっと台本の読み合わせをしているんです。(自分が行く頃には)もう温まりきってるんですよ。私たちにはもう劇団にしか見えない。で、ついつい私は『あなたたちは劇団だな』と。『劇団八雲だ!』と名付けてしまった」と命名の経緯を明かした。

しかしその後、映画の印象的なキーワード「いただきます」で登壇者があいうえお作文を披露する場面で「だ」を担当した大泉は「ちょっとしたハプニングが起こってまして……」と躊躇。「私はね、岡田将生のVTRで“やまの会”(登場人物たちのモデルとなったコミュニティ)の話が出るって聞いてたんですよ。だからVTR後に“やまの会”の話をしてくれって言われていたのに、あいつは“やまの会”じゃなくて“劇団八雲”って言ってたんです。おれは劇団八雲の話をあそこでしたくなかった。なぜなら……」と言って、あいうえお作文「だ」の“だれもが笑った劇団八雲”と書いたフリップを披露。「俺はここで劇団八雲の話をしようと思ってたんです!」と、計画が狂ってしまったことに戸惑いを露わにする。
それでも、劇団八雲の面々が「温泉に入りたい」と言い出してホテルから山奥の山荘に移ったものの、源泉掛け流しで熱くて入れなかったエピソードや、最終的に大泉と同じホテルに移動して露天風呂に入ったが、座長のマキタスポーツが全裸で転んだエピソードなどを披露して、しっかりと場を盛り上げていた。

あいうえお作文の最後の「す」を深川監督が「スカートの主題歌も必聴です」と締めると、本作の主題歌と挿入歌を担当したスカートの澤部渡がサプライズ登場。
書き下ろしの主題歌「君がいるなら」を弾き語りで生歌唱した澤部は「(映画館は)雰囲気が違いますからね。普段こんな天井高いところでなかなか歌うことできないから、すごい楽しくやらせてもらいました」と笑顔。キャスト陣からの「いい歌ですね〜」と絶賛の声に「この曲が書けたのはこの映画があったから」と謙遜すると、すかさず大泉が「じゃああれですか? 僕のおかげっていうところもあるんですか〜? クレジットに僕(の名前)も入れてもらえますか〜?」と詰め寄り、マキタスポーツから「我が強い。欲張っちゃダメ」と、たしなめられていた。

映画は、2012年1月に公開された洞爺湖を舞台とする『しあわせのパン』、2014年10月に公開された空知を舞台とする『ぶどうのなみだ』に続く、大泉洋主演の北海道映画シリーズ第3弾。北海道道南にある“せたな町”が舞台となり、海が見える牧場で作り出されるチーズと様々な食材が仲間と家族の心を繋ぎ、絆を強めていく様を描く。
大泉洋が様々な葛藤を抱えながらも一日限りのレストラン開店に向け奔走する亘理(わたる)役を演じ、亘理を温かく見守る妻・こと絵役には本上まなみ、東京から一人でやってきて牧羊を営む若者・神戸(かんべ)役に岡田将生と、実力派俳優が脇を固める。

映画『そらのレストラン』は、1月25日(金)全国公開。


この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでTOKYO POP LINEをフォローしよう!