「十二人の死にたい子どもたち」公開記念舞台挨拶

北村匠海がインフルエンザで欠席の新田真剣佑を代弁「みんなのことが大好きだった」

映画『十二人の死にたい子どもたち』が25日に公開され、26日、都内で行われた公開記念舞台挨拶にキャスト11人と堤幸彦監督が登壇した。


舞台挨拶を行ったのは杉咲花、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、堤幸彦監督の12人。
インフルエンザのため欠席した新田真剣佑からは、「今日という日をとても楽しみにしていたので、皆様にお会いすることが叶わず、本当に残念に思っています。皆様にこの映画を楽しんでいただけたらとてもうれしく思います」というメッセージがMCによって代読された。

本作のタイトルにちなみ、各キャストが自分たちを「十二人の○○したい子どもたち」 と表現する場面では、真剣佑の回答もスクリーンに映し出された。
「十二人の“個性の違う”子どもたち」という答えに、北村は「真面目だなあ~」としみじみ。ドラマ『仰げば尊し』(2016年)での共演以来、真剣佑との親交を深めている北村は「でも真剣佑らしいなっていう感じがします。人への愛情がすごいので、この映画に出ているみんなのことが大好きだったんですよ真剣佑は。たぶんみんなの個性が好きだったんじゃないかな」と心情を代弁した。

このコーナーでは最初に1番サトシ役の高杉の「十二人の“ゲームがしたい”子どもたち」という回答が発表され、「ゲーム好きな方が多い現場だったと思う。年齢も近いので、一緒に盛り上がってゲームがしたい」と話すと、9番ノブオ役の北村も「十二人の“ゲームしたい”子どもたち」と、丸かぶり。「要するに、高杉くんと以下同文です」と苦笑しつつ、「本当にゲーム好きな人が多かったなという現場でした」と振り返る。撮影を終えて自宅に帰ってからもオンラインゲーム上で一緒にプレイしていたそうで、「この作品を機に新田真剣佑くんも無事ゲーマーになりました」と、真剣佑を引き込んで俳優陣でゲームに熱中していたことを明かしていた。
このコーナーの最後は堤監督。「隅に置けない子どもたち」と書き、「大御所とか先輩とかいるなかでなかなか実力を発揮するのは難しいけれど、この12人に関してはどんな現場においても大丈夫なんじゃないかと。それくらい対応力と実力と存在感がある人たちが奇跡的に12人集まった」と12人の若手に太鼓判を押した。

また、舞台挨拶の冒頭、「本作を通じて成長を実感したこと」について聞かれた高杉は、「こんなに同世代の子が集まることがないので、人見知りなんですけど、コミュニケーション能力は少しだけでも成長したのかなと思う」と回答。しかし、北村は「そうかな?」と腑に落ちない表情を見せ、みんなが話している輪の中に積極的に入ってくるというよりは「現場の妖精として見守っていた」と暴露。高杉は苦笑いを浮かべながら、「この(プロモーションの)期間、みんなと一緒にいることが多いので、その期間でやっと話せるようになって、成長したのかなと。やっぱ同世代って楽しいなって思った」と話した。

本作は冲方丁の同名サスペンス小説を『SPEC』シリーズなどで知られる堤監督が実写映画化。安楽死を求め廃病院の密室に集まった12人の未成年たちが、そこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇したことから、死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられていく様を描く。
杉咲は「この映画は12人がそれぞれ“死にたい”といって集まる映画なんですけど、みんなとお芝居させていただいていて、その時すごい自分が生きていると感じた。生きるパワーをもらえるような作品に実はなっているんじゃないかなと思っていて、皆さんにもそう感じていただけたらうれしい」と作品をアピールした。


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