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乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE DAY4 西野七瀬 卒業コンサート

西野七瀬、涙と笑顔の乃木坂46卒業コンサート ファンの粋なサプライズに感激

乃木坂46を2018年末をもって卒業した西野七瀬の卒業コンサートが24日、京セラドーム大阪で開催された。


乃木坂46はデビュー日である2月22日を記念して毎年「BIRTHDAY LIVE」を開催。今年は21日から4日間にわたって開催され、最終日の公演が西野の卒業コンサートを兼ねる形となった。

「OVERTURE」の後、ステージ中央へ西野七瀬が1人歩み出ると、初めてセンターを務めた楽曲「気づいたら片想い」の歌い出しをアカペラで歌唱。後方から登場したメンバーたちとパフォーマンスする西野の表情には笑顔が見られた。
西野と白石の初のWセンター曲「今、話したい誰かがいる」、ポップなナンバーの「ロマンスのスタート」と立て続けに繰り出すと、ワイヤーで宙に舞った西野が「大阪ー!声出るかー!?」と観客を煽り「夏のFree&Easy」へ。西野のペンライトカラーである緑に染まった会場の熱気は早くも最高潮に達した。

最初のMCでは、キャプテンの桜井玲香から「ついに今日この日が来ましたね」と振られた西野が「ついに来ましたね。しかし私、実感が湧いたのが出番の1分前くらい」と苦笑い。「リハもいろいろやって、円陣の時も普通で、『あれ~?今日卒業~?』っていう感じだったんですけど、『OVERTURE』がかかった時にぐわ~っときた」と明かす。
同期で西野と特に仲の良かったメンバーの高山一実は「年末、紅白で最後で、それからなーちゃん(西野)がいない収録が続いて、正直寂しくなった。でも2ヶ月経って、明日からなーちゃんが新しい世界に羽ばたいていくのに、私はいつまでも腕を引っ張っていちゃいけないなって思うようになった。だから今日はなーちゃんが羽ばたくための羽を挿せたら良いなと思って。今日は楽しい思い出を作りたい」と西野を送り出す決意を語る。2期生の伊藤かりんは、「お正月に2人でオーストラリアに旅行に行った」と明かし、サングラスをかけて満面の笑顔でバギーに乗っている、西野のイメージを覆すようなワイルドな写真を公開して会場を沸かせた。

乃木坂46の「BIRTHDAY LIVE」では、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」から開催時までにリリースした楽曲を全曲披露するのが恒例。
楽曲によってはオリジナルの歌唱メンバーがすでに卒業している場合もあり、「失恋お掃除人」では昨年12月に卒業した若月佑美のポジションに堀未央奈、「君は僕と会わない方がよかったのかな」ではセンターの中元日芽香のポジションに3期生の久保史緒里、「羽根の記憶」ではセンター・生駒里奈のポジションに3期生の大園桃子が入り、深川麻衣のソロ曲「強がる蕾」は、加入したばかりの乃木坂46新世代、4期生によって歌唱された。

一方、西野、桜井、若月、伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、中田花奈による「他の星から」では卒業生のポジションに3期生の与田祐希と山下美月が入ったが、同じメンバーによる楽曲「隙間」はオリジナルメンバー5人のみでパフォーマンスされた。
続く「遠回りの愛情」も5人で歌唱。本来は「94年組」と呼ばれた1994年度生まれのメンバー8人による楽曲だが、現時点で「94年組」は西野を含めて4人に。その後のMCを担当した、西野を除く「94年組」の3人は、「当初はメンバーがいっぱいいた」(井上)、「もう今4人だからね」(中田)、「1期生で一番(人数が)多いとか言ってたのにね」(桜井)と、寂しさをのぞかせた。

ライブが終盤に差し掛かると、これまで多くの楽曲でWセンターを務め、グループを牽引してきた、白石麻衣と西野の関係性を振り返るVTRが流れた後、2人の唯一のユニット曲「心のモノローグ」へ。西野が白いドレス、白石が黒いドレスをまとい、メインステージに登場。クールな振り付けのダンスを舞いながら圧倒的な存在感を放つ2人のパフォーマンスに会場中が息を呑んだ。
そして2人がWセンターを務め、乃木坂46に初のレコード大賞をもたらした「インフルエンサー」へと続く。アンダー楽曲を3曲はさんで、本編ラストは西野が主演を務めた映画『あさひなぐ』の主題歌「いつかできるから今日できる」で締めくくられた。

盛大な「七瀬コール」を受けて、白いドレスに着替えた西野がステージに再登場。ファンに向けてゆっくりと話しはじめた。「今日のライブが始まる直前まで『卒業ライブ?』みたいな感じだったんですけど、出る前にぐぅーーーってなっちゃって、ノドがきゅーーーって締められて、その時に自分にとっての乃木坂っていう存在がすごく離したくないものというか、知らない間にそういう例えようのない大事なものになってたんだなということに、このライブの寸前に気付かされました」。

グループ結成当初は決して目立つポジションにいたわけではない西野。すぐに泣いてしまう、か弱いイメージも強かった。しかし、これまでに発売された全21枚のシングルで選抜入りを果たし、メンバー最多となる7作のシングルでセンターを務めた。卒業コンサートには約5万人が来場。さらに全国218館の映画館でのライブビューイングも行われ、多くのファンに卒業を見守られる存在に。
西野は「そんなふうに乃木坂46の西野七瀬としてなれたことは、誰も予想しなかったですよね。私でさえも思わなかったですから。本当に幸せだなって思います」と照れ笑いを浮かべながら話した。

西野がソロ曲「つづく」をしっとりと歌い上げ、ライブTシャツに着替えたメンバーが合流しての「シンクロニシティ」、ライブで定番の「ダンケシェーン」と3曲を披露すると、最後はラストシングルとなった「帰り道は遠回りしたくなる」。紙吹雪が舞い、涙を浮かべながら歌い踊るメンバーの姿も見られた。
同曲のMusic Videoのラストには、ライブ会場の客席にいる西野が、ステージ上にいるもう1人の西野七瀬に向けて「ありがとう」と書いたスケッチブックを掲げるシーンがある。この日、楽曲のラストにファンがこの場面を再現。客席を埋め尽くした5万人が「ありがとう」と書いた紙を一斉に掲げた。
感動的な光景に西野は「わ~!すごい!」「うれしい!ありがとうございます」と大感激。桜井から「愛されてるね」と言葉をかけられ、「今日それをすごく実感させていただきました。とてもうれしい1日です」と、噛み締めた。

メンバーが1人ずつ西野を手を合わせたり、抱き合ったり、言葉を交わしながら退場していき、ステージに1人残った西野は涙を浮かべながら「楽しい時間をありがとうございました。何の悔いもなく卒業できます。私がいなくなっても乃木坂46はこれからもどんどんキラキラ輝いていくと思いますので、私も応援しますので、皆さんも応援しましょう。私も頑張ります」と最後のメッセージを残し、笑顔で手を振ってステージの奥へと去っていった。

乃木坂46「7th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY4 西野七瀬 卒業コンサート セットリスト

M0:Overture
M1:気づいたら片想い
M2:今、話したい誰かがいる
M3:ロマンスのスタート
M4:夏のFree&Easy
M5:ごめんね ずっと・・・
M6:自分じゃない感じ
M7:トキトキメキメキ
M8:春のメロディー
M9:Another Ghost
M10:魚たちのLOVE SONG
M11:失恋お掃除人
M12:君は僕と会わない方がよかったのかな
M13:命は美しい
M14:何もできずにそばにいる
M15:羽根の記憶
M16:設定温度
M17:傾斜する
M18:強がる蕾
M19:転がった鐘を鳴らせ!
M20:他の星から
M21:ショパンの嘘つき
M22:Rewindあの日
M23:生まれたままで
M24:吐息のメソッド
M25:僕がいる場所
M26:ひとりよがり
M27:隙間
M28:遠回りの愛情
M29:きっかけ
M30:心のモノローグ
M31:インフルエンサー
M32:別れ際もっと好きになる
M33:嫉妬の権利
M34:かき氷の片想い
M35:無口なライオン
M36:やさしさなら間に合ってる
M37:やさしさとは
M38:My rule
M39:せっかちなかたつむり
M40:スカイダイビング
M41:会いたかったかもしれない
M42:いつかできるから今日できる

EN1:つづく
EN2:シンクロニシティ
EN3:ダンケシェーン
EN4:帰り道は遠回りしたくなる

WEN:光合成希望

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