乃木坂46・衛藤美彩、初のソロ曲熱唱にファン感動 国技館で卒業ソロコンサート

乃木坂46衛藤美彩 卒業ソロコンサートの模様

乃木坂46の衛藤美彩が19日、東京・墨田区の両国国技館で卒業ソロコンサートを開催した。


以前、生田絵梨花がMTVの番組出演を兼ねたソロコンサートを行ったが、乃木坂46の興行としてソロコンサートが開催されるのはグループ史上初。3月31日にインテックス大阪で行われる握手会イベントをもって乃木坂46を卒業する衛藤の最後のコンサートには約8万人もの応募が殺到し、運良くチケットを手に入れたファン8,000人が彼女のメンバーカラーである赤いペンライトで会場を満たした。

果たしてどんなセットリストになるのか、ファンの間でも期待が高まる中、1曲目に繰り出されたのは、乃木坂46の2ndシングルに収録された「狼に口笛を」。さらに「おいでシャンプー」「自惚れピーチ」とノリの良い楽曲でソロコンサートの幕が開けた。

コンサートのセットリストは衛藤が自ら考案。アンダー曲の「シークレットグラフィティー」や、3期生の楽曲「思い出ファースト」、さらに「無口なライオン」といった自身が参加していない曲、黒いドレスに着替えての「意外BREAK」や「女は一人じゃ眠れない」「欲望のリインカーネーション」といったクールなナンバーまで、意外性のあるセットリストとなった。

真っ赤なドレスに着替えての後半は、アコースティックギターの演奏にのせて「ひと夏の長さより」、ピアノをバックに初フロント曲「今、話したい誰かがいる」、さらに「シンクロニシティ」「サヨナラの意味」をアコースティックアレンジでしっとりと歌い上げた。本領発揮と言わんばかりに、持ち前ののびやかな美声を響かせて観客を魅了した。

2011年8月に1期生として乃木坂46の活動をスタートした衛藤は、今でこそ中心メンバーの1人として知られているが、デビューからの数年間、同年代の白石麻衣、松村沙友理、橋本奈々未(2017年に卒業)が“御三家”と呼ばれ脚光を浴びる中、アンダーメンバーとして長く雌伏の時を過ごした。
「やっぱりあの期間は自分にとっては苦しくて、本気で何度も辞めようと思った」と涙で言葉を詰まらせながら、「ファンの皆さんがたくさん支えてくれたから、今の私があると思っています」とファンへの感謝を伝え、アンダーメンバーの心情が詰まった楽曲「アンダー」を力強く熱唱した。

「ソロコンサートをするというのは、大きく掲げてはいなかったですけど、自分の中で目標の1つだった」という衛藤。「私の夢が今日、叶いました」と噛みしめ、会場の「おめでとう」の声に「ありがとう」と笑顔。「18歳で大分から上京してきて、今日までこの私を応援してくださって、本当にありがとうございました。皆さんがいなかったらここまで来ることはできなかった。皆さんここまでついてきてくれて、時には引っ張ってくれて、感謝の気持ちでいっぱいです」と話し、衛藤にとって初のユニット曲「私のために 誰かのために」で本編を締めくくった。

アンコールではデニムに赤いライブTシャツに着替えて登場し、スペシャルゲストとして、生田絵梨花と桜井玲香をステージに呼び込む。湧き上がる会場に「本編より盛り上がってない?」とジェラシーも覗かせつつ、グループ内でも特に歌唱力に定評のある3人で、2018年4月リリースの20thシングルに収録された3人のユニット曲「雲になればいい」を披露した。

続いて「悲しみの忘れ方」のイントロがはじまると、ステージの両脇から乃木坂46の1期生、2期生、3期生が順に登場。衛藤の目には涙が光り、会場は感動的なムードに包まれた。
「こうやってみんなの顔を見ると、みんなと一緒にここまでやってきたんだなって実感した」と話し、全員で、乃木坂46のライブの締めくくりに歌われる「乃木坂の詩」へ。
1人ずつ抱擁を交わしてメンバーを見送った衛藤は、「乃木坂って、最高ですね」としみじみ。そして「実はですね、もう1曲歌わせていただきたいと思うんですけど、」と切り出し、「今日初めて歌います。4月17日発売の4thアルバム『今が思い出になるまで』に、私のソロ曲が収録されることになりました!」と報告すると、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。
衛藤美彩初のソロ曲「もし君がいなければ」は、ファンを大切にしてきた彼女らしい楽曲。衛藤からファンへのメッセージともとれる歌詞を、情感たっぷりに歌い上げた。

「今日この場所で歌うことができて本当に幸せです。今日は1日、私のためにここに来てくださって、そしてこれまで私を応援してくださって、本当にありがとうございました」と感謝を伝え、ステージの端から端まで歩きながら会場の隅々まで手を振った。

ここで終演となるはずだったが、ダブルアンコールに応えてステージに再登場すると、「ロマンスのスタート」で会場を再び熱狂の渦に。
「これからも個人的に活動は続けていくので、私の応援と、そして私が愛した乃木坂46をこれからも愛してくれたら私は幸せです」と最後のメッセージを残し、卒業ソロコンサートに幕を下ろした。

乃木坂46 衛藤美彩 卒業ソロコンサート

2019年3月19日(火) @両国国技館
セットリスト
M00 Overture
M01 狼に口笛を
M02 おいでシャンプー
M03 自惚れピーチ
MC
M04 せっかちなかたつむり
~BAND紹介~
M05 シークレットグラフィティー
M06 思い出ファースト
MC
M07 無口なライオン
M08 立ち直り中
INTER
M09 意外BREAK
M10 女は一人じゃ眠れない
M11 欲望のリインカーネーション
VTR
M12 ひと夏の長さより(アコギのみ)
M13 今、話したい誰かがいる(ピアノのみ)
M14 シンクロニシティ
M15 サヨナラの意味
MC
M16 アンダー
MC
M17 私のために 誰かのために
<アンコール>
MC
EN01 雲になればいい
EN02 悲しみの忘れ方
MC
EN03 乃木坂の詩
MC
EN04 もし君がいなければ(新曲)
WEN01 ロマンスのスタート

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