南沙良、3作目の主演映画「もみの家」来春公開 「たくさんの希望と優しさをお伝えできたら」

女優の南沙良が2020年春公開予定の映画『もみの家』で主演を務めることが明らかになった。


昨年公開された初主演作『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で、第43回報知映画賞新人賞、第61回ブルーリボン賞新人賞など数々の賞を受賞した南にとって、これが3作目の主演映画。

南沙良主演「もみの家」
©「もみの家」製作委員会
本作は、心に問題を抱えた若者を受け入れ共同生活を送る“もみの家”を舞台に、心に悩みを抱え不登校になってしまった主人公・本田彩花(ほんだ・あやか)の1年を描く。周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々を過ごす中で感じ取った大切な“なにか”に突き動かされ、息苦しい時間を過ごしていた彩花が、少しずつ自らの気持ちと向き合あっていく姿が描かれる。

南が演じるのは実年齢と同じ16歳の主人公・彩花。不登校になって半年、心配する母親に促されてやってきた“もみの家”での出会いや経験を通し、めぐる季節と共に成長していく、等身大の姿を演じる。
その他、“もみの家”の経営者であり大黒柱の佐藤泰利を緒形直人が、泰利の妻・恵は田中美里が演じ、監督は『真白の恋』で鮮烈なデビューを果たした坂本欣弘、脚本は北川亜矢子が務める。

南は初めて本作の脚本を読んだ時、「その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました」と語る。現在も、監督が生まれ育った富山でロケは行われ、春夏秋冬それぞれの季節と人間模様が1年を通し撮影されており、「自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました」と、撮影を通し自身の成長も感じている様子。

『もみの家』は、2020年春に富山で先行公開、その後、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー予定。

©「もみの家」製作委員会

南沙良 コメント

初めて脚本を読ませていただいたとき、その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました。私が演じる彩花はきっと何かを強制する空気を窮屈に感じていて、自分で自分にロープを巻いているんだな、と思いました。撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした。ですが一年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています。

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