映画『二ノ国』ジャパンプレミア

山崎賢人・新田真剣佑・永野芽郁がアニメ声優初挑戦を振り返る

俳優の山崎賢人(崎は「たつさき」が正式)、新田真剣佑、永野芽郁が25日、都内で行われたアニメーション映画『二ノ国』のジャパンプレミアに、声優の宮野真守、津田健次郎、梶裕貴、製作総指揮/原案・脚本の日野晃博、監督の百瀬義行とともに出席した。


レベルファイブの日野晃博が製作総指揮/原案・脚本を手掛け、スタジオポノックやスタジオジブリ作品で活躍した百瀬義行監督、ジブリ作品ほか様々な映画音楽を手がけてきた久石譲、という豪華タッグで製作された本作。
現実(一ノ国)と全く違うもう一つの魔法の世界“二ノ国”へ迷い込んでしまった高校生のユウとハルは、現実の世界で事故に巻き込まれてしまった幼馴染・コトナの命をめぐって“二ノ国”で究極の選択を迫られるというストーリー。
トップクラスの秀才で、車イスで生活しているユウを山崎、バスケ部の人気者のハルを新田、ハルの恋人・コトナと二ノ国のアーシャ姫の2役を永野が演じた。

今年2月に行われた製作発表会見の場で「まさか声のお仕事をいただけるとは思っていなかった」と驚きを口にしていた山崎は、初のアニメ声優チャレンジにあたり、「やる前に梶さんに相談させてもらった」と明かす。梶は「脚本を読んですごく面白そうで頑張りたいんだという話を聞いていたので、自分にできるアドバイスをさせていただいた。仕上がったものを拝見して、素敵でした」と山崎の声優ぶりを称賛。山崎も完成した作品を見て「感動しました。百瀬さんの作られた絵の中に自分の声が入って、音楽も加わったものの中に自分が存在しているということに素直に感動しましたね」としみじみと語った。

永野は「アニメーションの声優をやるっていうのが初めてだったので皆さんがどう受け止めてくれるのかなとは思ってたんですけど、みんなで楽しくものづくりができる雰囲気があって、すごい幸せだなって思いました」と振り返り、新田は「いかに僕たちが普段の現場で体を使って芝居しているのかっていうのを感じました。とても難しく感じましたし、賢人なんて隣でずっとこうしてた」と、山崎がアフレコ中ずっと人差し指を立てた腕を振り回しながらセリフを発していたことを明かした。

「自分が演じたキャラクターに共感できたこと」を聞かれると、山崎は「僕もいろんなことを迷ったりしてなかなか決断できないことがあるんですけど、自分の中で『ここ頑張ろう』と決めたらそこに向けて頑張るようにはしているので、ユウのように悩みながらも決めた時の強さみたいなものはすごく共感できて、男としてすごくカッコいいキャラだなと思った」とコメント。
新田は「ハルは真っ直ぐな男の子で、何か自分の大事なものを守る時に自分さえも犠牲にしてその人を守るというかっこいい部分があるので僕は大好きです」と語り、永野はアーシャ姫について「自分が“こうであるべき”と思っている姿と、“こうありたい”と思っている姿があって、その場によって変えるんですけど、その感じは誰でも共感できるんじゃないかなと思う。今この舞台に立っている時は見られていい自分だけど、家帰ったら見られたらやばいし……とか(笑)。そういうところ似てるなと思いながらやってましたね」と振り返った。

宮野はそんな3人との共演について「お三方と一緒にお仕事できるっていうのは声優においてもすごく大事で、刺激を受けて僕らもお芝居に臨むことができたのがこの作品の魅力になっていればいいなと思います」と話し、津田は作品について「リアルとファンタジーがうまく融合して、世界観とか作り込みは見るとテンション上がりますね」とコメント。渋い声で話す津田に、隣で聞いていた永野が思わず「すごい声〜」と目を丸くする一幕も。

「二ノ国にもうひとりの自分がいるとしたら何になっていたいか」という質問では、山崎の「空飛んだりしたいので、鳥のような……鳥人間かな?」という、“鳥”ではなく“鳥人間”という天然発言に会場は笑いに包まれ、共演陣からも「人間は人間なんだ」とツッコミが飛んだ。新田は「ダンパになりたいです」と、本作で梶が演じた、アーシャ姫の世話をしている妖精・ダンパを希望。梶は「本当ですか!? 僕うれしいです!」とダンパの生声を披露し、会場を沸かせた。

映画『二ノ国』は、8月23日(金)全国公開。


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