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乃木坂46「アンダーライブ2019」

乃木坂46「アンダーライブ」歴代最年少座長・岩本蓮加、ベストを尽くし笑顔「全力を発揮できた」

11日(金)、千葉・幕張メッセ イベントホールで、乃木坂46のアンダーメンバーによる「乃木坂46アンダーライブ2019」が2日目の公演を迎えた。


乃木坂46のアンダーライブは、2014年4月に幕張メッセでの全国握手会後に初めて開催されて以降、六本木ブルーシアター、有明コロシアム、日本武道館、東京体育館、武蔵野森総合スポーツプラザ、横浜アリーナと徐々に規模を拡大し、アンダーライブ全国ツアーと題した地方公演も行われている人気のライブ。10日(木)・11日(金)の2日間、千葉・幕張メッセ イベントホールで開催された今回の公演では各日約4万の応募の中から8,000人、2日間で合計1万6,000人を動員した。

アンダーライブでは、開催時の最新シングルに収録されたアンダー楽曲のセンターを務めるメンバーが座長的役割を担う。今回のアンダーライブでその重責を担ったのは、24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」にカップリング収録されたアンダー楽曲「~Do my best~じゃ意味はない」でセンターを務めた、15歳の岩本蓮加。出演メンバー中最年少であると同時に、過去のアンダーライブを通して最年少の座長となった。


ライブは5年半前、同じ幕張メッセで開催された初めてのアンダーライブの1曲目と同じ、「狼に口笛を」で幕開け。岩本が「幕張いくぞー!!」と声の限り叫び、満員の会場が大歓声でそれに応えた。そこから「自惚れビーチ」「13日の金曜日」とポップなナンバーを繰り出しつつ、「皆さーん、まだまだ声足りないですよ〜!」と煽って観客をヒートアップさせていった。

今回の公演はアンコールラストの「乃木坂の詩」を除いて全てアンダー楽曲で構成するとともに、これまでにリリースされたアンダー曲が全曲パフォーマンスされた。
序盤は多様性に富んだアンダー楽曲の中から「嫉妬の権利」「あの日 咄嗟に嘘をついた」といったクールなナンバーに加え、「別れ際、もっと好きになる」「不等号」「その女」をメドレーで披露。パフォーマンス後には、山崎怜奈が思わず「ちょっと待って、超疲れた!」といい、渡辺みり愛も「結構ハードだね」と息を切らした。

ライブ中盤、ユニットコーナーのブロックでは「自由の彼方」を1期生の中田花奈と和田まあやが2人だけで歌唱。ステージの両端から別々のトロッコに分かれて乗り込み、アリーナを半周してステージと反対側のスタンド席前でトロッコを連結すると、再び2人で歌を届けた。
「ブランコ」も、2期生同士の鈴木絢音と渡辺みり愛が2人だけでパフォーマンス。鈴木のラップから渡辺の歌へと続き、ステージ上で時折向かい合って歌う2人の姿が印象的だった。


今回のアンダーライブの見どころの1つとなったのが終盤に行われた、楽曲をオリジナルからバラードにアレンジして披露されたブロック。「君は僕と会わない方がよかったのかな」ではチェロの音色をバックに、「初恋の人を今でも」ではアコースティックギターにのせて、ステージに横一列に広がったメンバーがしっとりと歌いあげ、観客は着席したまま、その歌声にじっと耳を傾けた。

会場に設置されたアンケートBOXに寄せられたファンの相談にメンバーが答えるMCコーナーを挟み、岩本によるコール&レスポンスからライブは終盤へ。会場のペンライトが白一色となった「風船は生きている」では、ステージの前面に半透明のスクリーンが降り、パフォーマンスするメンバーに風船と羽根の絵が重ねられた。水面の映像に切り替わり、座長の岩本がセンターに立っての「アンダー」へ。スクリーンにはメンバーと同じ振付を踊るシルエットが映し出され、間奏では岩本がソロダンスで魅了した。そして今や乃木坂46のライブで最も盛り上がる楽曲の1つとなった「日常」では、イントロから大歓声。気迫のこもったダンスにファンも力いっぱいの掛け声で応じ、場内は熱狂的な雰囲気に包まれた。

その後のMCで座長の岩本は「センターでやらせていただくことって、こんなに責任感があるものなんだなって改めて実感した。今まで参加させていただいたアンダーライブの時に座長を務めていた先輩を間近で見てて、すごいなっていうのはもちろん感じていたし、尊敬するって思ってたんですけど、実際にやってみると本当に偉大だなと思った」と、しみじみと語る。「考えなきゃいけないことはたくさんあるし、3期生で初めてのアンダーのセンターなので、すごいプレッシャーも感じていて、それでもメンバーがみんな『大丈夫?』ってたくさん声をかけてくれたし、ファンの皆さんも『先輩を頼っていいんだよ』ってたくさん温かい言葉をかけてくださって、本当に支えられた」と、ファンやメンバーに感謝。「でも支えられるだけじゃだめだなって思っていて、私が引っ張っていかなきゃいけない存在」と座長としての気概を見せ、「私はちゃんと引っ張っていけてるかなって不安がいっぱいあったんですけど、でも本番が始まったらプレッシャーとか不安とか感じさせないくらい熱いライブになっていて、すごいよかったなって思っています」と安堵の笑顔を見せた。
そして最新アンダー曲「~Do my best~じゃ意味はない」を披露。センターに立った15歳は凛とした表情で堂々のパフォーマンスを見せ、本編を締めくくった。

アンコールは「生まれたままで」にはじまり、「涙がまだ悲しみだった頃」「扇風機」などをメドレーで一気に披露。
最後のMCでは、2017年4月に東京体育館で開催されたアンダーライブで座長を務めた渡辺が、普段から仲が良いという岩本の座長ぶりについて「内心ちょっと心配でずっと隣で見てたんだけど、私がセンターの時なんかボロ泣きして始まったのに、蓮加は泣かずにやり通した」と話し、「MCとかちょっと不安なとことかは『教えて〜』って言ってきて、何回か教えてあげたりとかもしたんだけど、1人で(立ち位置)0番に立って一生懸命やっているのを見て、私が泣いちゃいそうなくらい感動した。よく頑張りました」と立派に大役を務めあげた岩本を称えた。

ラストは乃木坂46のコンサートで恒例となっている「乃木坂の詩」で終演となる予定だったが、ファンの歓声に応えて再びメンバーがステージに登場。しかし、台風19号の接近に伴い、ダブルアンコールは楽曲のパフォーマンスはせず、挨拶のみ。「昨日は倒れてしまうほどのプレッシャーがありましたが、今日は昨日より何倍も楽しんで、全力を発揮できたかなと思います」と、今作のタイトル通りベストを尽くした岩本は晴れやかな笑顔を浮かべ、最後は全員で手を繋ぎ、マイクを通さずに「本日は本当にありがとうございました!」とファンに挨拶して2日間の公演に幕を下ろした。

10/11(金)「乃木坂46アンダーライブ2019」@幕張メッセ セットリスト

M00.Overture
M01.狼に口笛を
M02.自惚れビーチ
M03.13日の金曜日
M04.滑走路
M05.シークレットグラフィティー
-MC-
M06.嫉妬の権利
M07.三角の空き地
M08.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M09.別れ際、もっと好きになる 〜 不等号 〜 その女
-MC-
M10.自由の彼方(和田・中田)
M11.My rule(伊藤・岩本・寺田・佐藤・阪口)
M12.君が扇いでくれた(吉田・山崎・中村)
M13.ブランコ(鈴木・渡辺)
-MC-
M14.君は僕と会わない方がよかったのかな(チェロver.)
M15.初恋の人を今でも(アコギver.)
M16.誰よりそばにいたい
-MC-
M17.新しい世界
M18.ここにいる理由
M19.風船は生きている
M20.アンダー
M21.日常
-MC-
M22.~Do my best~じゃ意味はない
<アンコール>
EN1.生まれたままで 〜 左胸の勇気 〜 涙がまだ悲しみだった頃 〜 春のメロディー 〜 扇風機
-MC-
EN2.乃木坂の詩

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