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舞台「フラガール – dance for smile –」キャスト

卒業発表の井上小百合、フラガールに自分を重ね「嘘のない感情で挑むことができる」

今月5日に乃木坂46からの卒業を発表した井上小百合が18日(金)、主演を務める舞台「フラガール – dance for smile –」の公開ゲネプロ前に囲み取材に出席。稽古していくうちに、新たな一歩を踏み出そうとしている自分自身と演じる役柄とが重なっていったと明かした。


本作は、2006年に公開され、第80回キネマ旬報ベストテン1位、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画『フラガール』の舞台化。
昭和40年、エネルギーの石油化の波に飲まれながらも、需要の下がる石炭を堀り続ける福島県いわき市の炭鉱町を舞台に、町おこしの新事業として持ち上がった常磐ハワイアンセンター設立に向けて、フラガールになることを決意した少女たちの奮闘を描く。

「このタイミングで(卒業を)発表するとは自分でも思っていなかった」という井上は、卒業発表後初舞台となった本作について「この作品を卒業につなげるわけでは全くなかったんですけど、今そうなってしまっているので、頑張らなきゃなとは思っている」とコメント。「稽古していくうちにどんどん今の自分と重なっていくのがわかって、いろんな人の支えがありながら、まだ何者でもないけどいつか何者かになるかもしれないみたいな、そういう希望に溢れた作品が自分にすごくリンクしていて、全てのセリフに嘘のない感情で挑むことができてて、とてもありがたいなと思う」と実感を込めた。

フラダンスについて聞かれると、「しんどいです」と苦笑い。「ビックリするくらい稽古がしんどくて、最初の方は動けなくなっちゃって、これは大変だぞと思ってたんですけど、みんな稽古を積み重ねるうちにどんどん体が動くようになっていって、疲れなくなっていくんですね。でも私はそのレベルに到達するのに時間がかかってしまって、ダイエットジムに通っているような気持ちで毎日稽古場に行ってて、本当に大変でした。その成果が出せればいいなと思っています」と見どころをアピール。

また、「この作品は実話というところが大きいなと思っていて、昭和40年の時代背景もすごく濃く表現されてますし、何よりこういう少女たちが本当にいたっていうのが感動的なストーリーだなと思っていて、それを演じることが出来てすごくありがたいなと思っているし、一生懸命頑張らなきゃなと思ってます」を襟を正し、「見に来てくださった方が、明日も頑張ろうとか、ちょっとでも勇気をもらえたとか、そういう力を持った作品なので、一生懸命取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

フラガールのリーダー谷川紀美子役で主演を務める井上のほか、元℃-uteの矢島舞美、女優の富田望生、AKB48チーム8の太田奈緒、劇団4ドル50セントの福島雪菜、伊藤修子、味方良介、有森也実、山崎銀之丞らが出演。総合演出を河毛俊作、ブロデュースと構成演出を岡村俊一が手掛ける。
舞台「フラガール – dance for smile –」は、10月18日(金)から10月27日(日)まで東京・日本青年館ホールで、11月2日(土)から11月4日(月・祝)まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演。


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