「静かな雨」公開記念舞台挨拶

仲野太賀&中川龍太郎監督が衛藤美彩に感謝「助けられた」

俳優の仲野太賀と元・乃木坂46の衛藤美彩がW主演を務めた映画『静かな雨』が7日に封切られ、8日、仲野と衛藤が共演のでんでん、メガホンをとった中川龍太郎監督とともに都内の劇場で公開記念舞台挨拶を行った。


仲野と中川監督は2度目のタッグ。同世代ということもあり、意見交換が加熱したこともあったようで、中川監督は「自分と太賀が現場でぶつかるというか、気まずくなるときもあったんですけど、衛藤さんが非常に空気を読める人というか、衛藤さんがいなかったらもうちょっと現場の空気が暗かったかもしれない」と話し、会場から笑いが漏れる。仲野はすかさず「めちゃくちゃケンカしてるみたいじゃん」とツッコミを入れつつも、「衛藤さんが現場を明るくするパワーを持っていて、衛藤さんが現場に来るだけでみんなが明るくなるという、それは本当に助けられました」と衛藤に感謝。さらに中川監督が「本当にいい人。現場にご飯作ってきてくれたり」と衛藤の人柄について語っていると、衛藤との共演シーンがなかったため、この日が初対面となったでんでんが「そんな衛藤さんと1度も……」と残念がって笑いを誘う。
そのでんでんは、「太賀くんと衛藤さんのキメの細かい芝居が素晴らしいなと思いながら見てました。淡々と流れる映画の中で細かい感情の起伏を太賀くんと衛藤さんが演じているのを見て、共演者としてもシビれた映画でもありました」と、2人の芝居に賞賛を送った。

本作が映画初主演となった衛藤は「1年前にお話をいただいてから、撮影が終わって、今日までの過程も初めてで、映画ってすごくいいなと、映画界の魅力にどっぷり浸かってしまいそう」と目を輝かせ、「そんな作品をこれからたくさんの人に観ていただけるのがうれしいですし、この『静かな雨』の優しい物語が少しでも皆さんの記憶に残ったらうれしい」と、初主演作公開の喜びを噛み締めていた。

映画は、「羊と鋼の森」で2016年の本屋大賞1位を受賞した作家・宮下奈都の同名小説が原作。交通事故の後遺症で新しい記憶を留めておけなくなってしまったこよみと、彼女に寄り添う青年・行助の物語。
2019年釜山国際映画祭に正式出品されたほか、第20回東京フィルメックスではコンペティション部門に正式出品され、最も観客の支持を集めた観客賞を受賞した。

前日7日は仲野の27歳の誕生日。舞台挨拶の終盤には原作者の宮下奈都が登壇し、サプライズで花束を贈呈する一幕もあった。

映画『静かな雨』は、シネマート新宿ほか全国順次公開中。


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