井上小百合、"進化型朗読劇"挑戦に喜びと意欲「絶対に届けられるものがある」
  • 舞台
  • 演劇・ミュージカルの話題

井上小百合、“進化型朗読劇”挑戦に喜びと意欲「絶対に届けられるものがある」

元・乃木坂46のメンバーで女優の井上小百合が10日(金)、新宿・紀伊國屋ホールで行われた、「朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』」の公開ゲネプロに登場した。


当初、劇作家つかこうへいの没後10年企画「つかこうへい演劇祭」の第3弾として、舞台「銀ちゃんが逝く」を上演予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止に。「銀ちゃんが逝く」を朗読で届ける「つかこうへい没後10年 追悼イベント」に形を変えて開催されることとなった。

ゲネプロ前の会見では、演出の岡村俊一氏が本公演について、稽古を重ねるうちに芝居の要素が増え、「8割がた朗読じゃなくなった」と演劇要素を多分に含んだ「進化型の朗読劇」になったと説明。続いて挨拶した、銀ちゃんこと倉岡銀四郎役で主演を務める味方良介は「もう今ちょっと泣きそうです。ここにいることがうれしいし……劇場にいるって最高ですね。僕らがここに立てるって、こんなに幸せなことはない」と声を震わせた。

井上は「10年前の今日、つかこうへいさんがお亡くなりになられて、10年後の今日、私たちがこうして、いろんな葛藤を乗り越えて劇場でお芝居ができるというこの奇跡にすごく感謝しております」と、しみじみ。
「ある人にとっては演劇というのは必要ない存在かもしれないですけど、この期間を通して、やっぱり私にとって誰かと泣いたり笑ったりする時間というのは、生きる上ですごく大事なものだなと感じました。なので、初日を迎える上で、いろんなリスクを背負ってお客さんが来てくれると思うんですけど、その方々に絶対に届けられるものがあると信じているし、この稽古期間、本当に葛藤がたくさんあったんですけど、初日を迎えられること、すごくうれしいです。楽しんでいきたいと思います」と公演に臨む想いを伝えた。

また、つかさんの作品を朗読でやることについて「朗読に合ってるものと朗読に合わないものがあるじゃないですか。100%合わなかったんですよ。これどうやったらいいんだろうなってすごい思いました」と新たな試みへの苦労を明かしつつ、「距離を取りながら感情で持っていかなくちゃいけないところがすごく多くて、感情の引き出しをすごい勉強しました。見た人が見に来てよかったと思ってもらえると信じています」と力を込めた。

つかこうへい没後10年 追悼イベント「朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』」は、新宿・紀伊國屋ホールで7月12日(日)まで3日間開催。10日(金)の初日公演は有料ライブ配信も行われる。23日(木・祝)から26日(日)まで追加公演も決定した。


この記事のURLとタイトルをコピーする

TwitterでTOKYO POP LINEをフォローしよう!

関連記事

Exit mobile version