日本アカデミー賞各賞発表 『桐島、部活やめるってよ』が3冠獲得

「第36回日本アカデミー賞」の授賞式が8日、都内で行われ、最優秀作品賞に『桐島、部活やめるってよ』が選ばれた。同作品は最優秀監督賞と最優秀編集賞も受賞し、見事3冠に輝いた。

吉田大八監督は「本当に驚いてます。若い俳優たちが思う存分仕事ができる場所を用意してくれたスタッフ全員に感謝します。どうもありがとうございました」と喜びを伝えた。
吉田監督は同作品で最優秀監督賞も受賞。吉田監督の名前が呼ばれると、出演した橋本愛が涙を浮かべる一幕も。

授賞式では映画『闇金ウシジマくん』で話題賞俳優部門を受賞した大島優子へ、昨年同賞を受賞した前田敦子から表彰状が手渡されるという夢の共演も実現。大島は「普段活動しているAKBとは違った、こういう場にあっちゃんと立てたことが嬉しい」と笑顔を見せた。

最優秀助演女優賞を受賞したのは余 貴美子。「人生あまりうまいこといかないことが多いですが、こうやってご褒美をいただくと力になります」と喜びを語った。

最優秀助演男優賞は昨年10月に亡くなった故・大滝秀治さん(『あなたへ』)が受賞。同賞史上最年長(87歳)での受賞となった。授賞式には俳優の山本哲也が代理で出席し、「大滝さん、やったよ!」と力強くブロンズ像を掲げてみせた。

最優秀主演女優賞は『わが母の記』の樹木希林が受賞した。70歳での同賞受賞はこちらも歴代最年長となる。樹木は「これいただくと来年司会やらなきゃなんないから困るのよ」とぼやいて会場の笑いを誘った。

最優秀主演男優賞に輝いた阿部寛(『テルマエ・ロマエ』)の第一声は「まさかと思いました」と、驚きを隠し切れない様子。古代ローマ人を演じた阿部は「今度もしこの壇上に帰ってくることができたら、今度は日本人役でお願いしたいと思います」とコメントした。

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「第36回日本アカデミー賞」各最優秀賞受賞者・作品

■最優秀 作品賞
『桐島、部活やめるってよ』
■最優秀 監督賞
吉田大八『桐島、部活やめるってよ』
■最優秀主演男優賞
阿部寛『テルマエ・ロマエ』
■最優秀主演女優賞
樹木希林『わが母の記』
■最優秀助演男優賞
大滝秀治『あなたへ』
■最優秀助演女優賞
余 貴美子『あなたへ』
■最優秀アニメーション作品賞
『おおかみこどもの雨と雪』
■最優秀外国映画作品賞
『最強のふたり』
■最優秀脚本賞
内田けんじ『鍵泥棒のメソッド』
■最優秀音楽賞
川井都子『北のカナリアたち』
■最優秀美術賞
磯田典宏・近藤成之『のぼうの城』
■最優秀撮影賞
木村大作『北のカナリアたち』
■最優秀照明賞
杉本崇『北のカナリアたち』
■最優秀録音賞
橋本文雄『聯合艦隊司令長官 山本五十六-太平洋戦争70年目の真実-』
■最優秀編集賞
日下部元考『桐島、部活やめるってよ』
■話題賞
俳優部門:大島優子『闇金ウシジマくん』
作品部門:『桐島、部活やめるってよ』
■優秀新人俳優賞
武井咲『るろうに剣心』『愛と誠』『今日、恋をはじめます』
二階堂ふみ『ヒミズ』『悪の教典』
橋本愛『桐島、部活やめるってよ』『HOME 愛しの座敷わらし』『Another アナザー』
染谷将太『ヒミズ』「悪の教典」
チャンミン(東方神起)「黄金を抱いて翔べ』
東出昌大『桐島、部活やめるってよ』
松坂桃李『ツナグ』『麒麟の翼』『今日、恋をはじめます』



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