ホラー映画『クロユリ団地』舞台挨拶で前田敦子にサプライズ「怖いのは苦手」

「第5回沖縄国際映画祭」2日目となる3月24日(日)、沖縄コンベンションセンターのシアター1にて特別招待作『クロユリ団地』が上映され、主演を務めた前田敦子と成宮寛貴、中田秀夫監督が舞台あいさつに登壇した。

『クロユリ団地』は、高度成長期による人口増加と共に全国に急増した「団地」が物語の舞台で、そんな団地で暮らしはじめたひとりの少女・二宮明日香(前田)が、しだいに恐怖と孤独に囚われゆく様が描かれる作品。

シアター1の入り口では舞台あいさつを目当てに開場前から長蛇の列。開場を待ちわびていた一番乗りの来場者は、朝4時から並んでいたとのこと。
舞台あいさつ前にスクリーンでは『クロユリ団地』の予告編が上映され、客席から大きな悲鳴が沸き起こったが、舞台に3人が登壇すると一変、悲鳴から大歓声に変わった。

前田は「今日はお越しいただいてありがとうございます。予告編で会場から悲鳴が沸き起こったのを聞いてうれしかったです」と観客の反応に大満足。成宮は「激しい雨の中、来ていただいてありがとうございます。やっとみなさんに見てもらえるので、思いっきり絶叫してスッキリして欲しい」と挨拶をした。
中田監督は、「沖縄国際映画祭は“Laugh&Peace”がコンセプトなのに暗い映画で真逆なのですが…」と恐縮した様子。「ホラー映画をエンターテインメント性として楽しんで頂ければ」と観客にアピールしていた。

挨拶の後、写真撮影の準備で会場が暗くなった途端、後方に用意されていた映画のパネルの中からミノル役の田中奏生くんが飛び出てくるというサプライズが。
監督以外、田中くんのサプライズ登場を知らされていなかった2人は、思わず絶叫。特に前田は舞台上で飛び上がるほど驚き、「怖いのが苦手なのでびっくりしてしまいました」とサプライズは大成功。

舞台挨拶後に開かれた記者会見では、撮影現場の雰囲気について「ホラー映画だけど現場自体は、和気あいあいでやりやすかった」と前田が振り返ると、成宮は「監督が結構粘って撮る人ですが、(その度に)前田さんの集中力は凄かった」と前田の現場での姿勢に感心していた。
「中田監督が現場で笑いを提供していた?」という質問が飛ぶと、中田監督は前田からギャグの披露をせがまれ、「やるなと(周りから)言われているのに…」と言いながらも、昔のジュリアナ東京を連想させるリズムで「テン、テン、テン、テン、テンテ、一回転」と、振り付きで渾身のギャグを披露。会見場は爆笑に包まれた。

最後に前田は「今回はホラー映画なので怖いと思ってもらえる中にも、それぞれの心情とかが深く描かれているので、明日香ちゃんの感情を一緒に味わってもらって、感動してもらえたらうれしい」とコメント。
成宮は「“孤独”というのが1つテーマになっていて、基本的には怖い映画ですが、団地が舞台の“ザ・ジャパニーズ・ホラームービー”なのでぜひ劇場に脚を運んで頂きたい」と呼びかけた。
中田監督は「ホラーを撮り始めて20年が立ち、周りからは“巨匠”とまで呼ばれているが、まだ新人のつもりで勉強中の身です。20年の集大成となるべくホラーの技法などをすべて(この映画に)つぎ込んでいるので楽しんでもらいたい」と映画の魅力を話した。

映画『クロユリ団地』は、2013年5月18日(土)より全国公開。

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