福山雅治主演『そして父になる』世界230の国と地域で配給決定

フォトセッション1

カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『そして父になる』のジャパン・プレミアが17日、都内で行われ、本作に出演した福山雅治と尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、子役の二宮慶多くんと黄升げんくん、そして是枝裕和監督が出席した。


会場では、本作が世界230の国と地域で配給されることが発表され、是枝監督は「100を超えたっていうところまでは聞いていたんですけど」と、この発表に本人も驚いた様子だった。

主演を務めた福山は、カンヌでの男泣きについて「本当に感動的だったんですね。ただそれは僕自身が“俺やったぜ!”みたいなことではなくて、是枝監督がずっとこの映画のためにかけた労力、時間、集中力みたいなものが報われた瞬間というか、届いた瞬間というか、会場の人がみんな監督を見て『ブラボー、ブラボー』とおっしゃってたので、その姿、光景に感動しました。監督おめでとうという気持ちだったんです」と涙の理由を語った。
また、「今日はカンヌのスタンディングオベーションに勝るとも劣らない拍手でお出迎えいただいて嬉しく思います」と観客に向けて感謝を述べた。

本作は“6年間育てた息子は取り違えられた他人の子だった”という状況の中で、家族とは何かを問う切なくも愛おしい感動のドラマ。
福山演じる主人公・野々宮良多を“嫌な奴”に描くという演出について、是枝監督は「嫌なところは僕の嫌な部分をだいぶ重ねさせてもらいました」と冗談交じりに話し、「最初にお会いした時に『かっこいいな』と。そのまま撮ってもあれなので、『こういう人いるな』っていう感じのリアルなエリートをどういうふうに作るかというのを福山さんと相談しながら、みんなが『もう見たくないな』と思うちょっと手前くらいにしておきました」と制作中のエピソードを明かした。

この日は、子供と接する演技がとても自然で是枝監督も絶賛していたと聞いたリリー・フランキーが「『ビッグ・ダディ』を毎回ビデオに録っていた甲斐があった」とおどけてみせたり、尾野真千子が福山との共演について「若かりし頃からファンでございまして、まさかこういう映画で一緒になれるとは思っていませんでした。幸せな時間を過ごさせていただきました」とやや緊張気味に告白すると、福山から「今日、尾野さん声が上ずってますね」と突っ込まれるなど、イベントは終始和やかな雰囲気で進行した。

最後に福山は、これから作品を鑑賞する観客に向けて「できれば見てもらった後に語らいたいですけど、まあ、今日は帰りますけど。感想を早く聞きたいです。ラジオのほうにでも送ってもらえたら」といって会場を笑いに包んでいた。

映画『そして父になる』は、9月24日から27日まで全国で先行公開され、9月28日新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。



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