三谷監督渾身の英語スピーチに、大泉洋「日本語でいい」

131024kiyosukaigi35

第26回東京国際映画祭のクロージング作品『清須会議』が24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、舞台挨拶に役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、三谷幸喜監督が登壇した。

俳優陣が和装で登壇するなか、一人だけ劇中で織田信長が着ている甲冑姿で登場した三谷監督は「ものすごく暑いです。東京国際映画祭のクロージングに相応しい映画ができたと思います。ぜひ皆さん今日は楽しんでいってください。とても暑いです」と、額に汗を浮かべながら挨拶。
主演の役所も「クロージング作品に選んでいただいてありがとうございます。その感謝を込めて、今日は僕たち一足早いお正月のような格好で参加しました。一人だけお正月なのか何かわからない衣裳の方もいますけど」と三谷監督をいじりながらの挨拶となった。
大泉洋は第一声から「羽柴秀吉役を演じさせていただきました、ヨウ・オオイズミです」と海外メディアに向けてアピール。「映画祭のオープニングでグリーンカーペットを役所さんと三谷さんが歩いてるのを見まして、その日台風で私の北海道の仕事がなくなったので、『俺も行けたんだけどな』と(笑)オープニングに行けなくてとても悔しい思いをしたので、クロージングに参加できて大変幸せです」と冗談交じりに喜びを語った。

また、衣裳について役所が「映画の衣裳デザイナーの黒澤さんが、それぞれの役柄のキャラクターに合わせたカラーで用意してくれました」と明かすと、大泉は「映画の中の秀吉のイメージだと黄色か金色なんですけど、黒澤さんから『そんな派手な服着るわけにいかないですもんね』ということでこの色になりました。でも監督を見たら、こんな派手なやつが来るんだったら、別に俺は金色で良かったんじゃないかという思いはあります」といって会場を笑わせていた。

海外からも注目を集める映画祭のクロージング作品とあって、この日、三谷監督は最後に英語でスピーチすることになっており、緊張のため舞台挨拶中も終始硬い表情。MCからの質問にも「僕はこの後英語でスピーチをしなければならないので、そのことで頭が一杯です。何も答えられません」の一点張りで、監督が作品について全く語らないという、異例の舞台挨拶となった。

スピーチでは、英語で「時代劇は日本映画独自のジャンルです。日本には誰もが知っている時代劇のセリフがあります」といい、続けて「この印籠が目に入らぬか」「これにて一件落着」など、時代劇の名台詞を身振り手振りを交えて再現。
途中、セリフを忘れて隣の佐藤浩市にカンニングペーパーを見せてもらう一幕も。これに大泉からは「なんなら日本語で言ったって、いらっしゃるんですから通訳の方」と突っ込みが入るが、三谷監督はそのまま続けて「清須会議は時代劇ですが、チャンバラシーンはありません。一滴の血も流れません。これはとてもユニークな時代劇です。必ず世界中の皆さんに楽しんでもらえると思っています」と、世界に向けてしっかりアピールした。

監督のスピーチについてコメントを求められた大泉は「いやほんとに、なんで英語で喋ったのかなって。それで一杯一杯になってしまって、ほとんど他に喋ってないですし、今の挨拶もほとんど違う作品のセリフばかりで」と困惑気味だった。



この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでTOKYO POP LINEをフォローしよう!

関連記事


Top