染谷将太×前田敦子「さよなら歌舞伎町」トロント国際映画祭・釜山国際映画祭へ出品

『さよなら歌舞伎町』メイキング写真(廣木監督と染谷将太)

俳優の染谷将太と前田敦子が初共演する映画『さよなら歌舞伎町』(2015年1月公開)が、北米で最も重要な映画祭として位置づけられている第39回トロント国際映画祭「Contemporary World Cinema」部門へ正式出品されることが決定した。



同部門は、最も今日的な社会、政治、経済的な側面を持つストーリーと共に、観客にエモーショナルかつ知的な刺激をもたらす作品をセレクションしている。

本作の選定理由について、トロント国際映画祭プログラマーのジョバンナ・フルヴィ氏は「今季有数の日本映画といえる『さよなら歌舞伎町』で、廣木隆一監督は様々な人物が交錯する或るラブホテルでの24時間を赤裸々に描いています。この特異な施設に出入りする、それぞれのキャラクターの内面を、深い想いを込めて繊細に描き、あたたかくも洞察力のある作品へと仕立てています」と説明。「国際的な成功を収めた『ヴァイブレータ』からあまたの時を経て、今年トロントで本作品のワールドプレミアをさせていただけることをとても嬉しく、光栄に思います」と語っている。

トロント国際映画祭はコンペティション部門がなく、市民の投票で決定する観客賞(The People’s Choice Award)が最高賞となる。昨年、観客賞を受賞した『それでも夜は明ける』は本年度アカデミー賞作品賞を受賞するなど、アカデミー賞ほか賞レースの前哨戦ともいわれている。
日本作品では2003年に北野武監督・主演の『座頭市』が最高賞の観客賞を受賞、昨年は園子温監督の『地獄でなぜ悪い』が「ミッドナイト・マッドネス」部門での観客賞を受賞し話題となった。
トロント国際映画祭は現地時間9月4日から14日まで開催。

さらに、10月2日から11日まで開催されるアジア最大級の映画祭、第19回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門にも正式出品が決定。
同部門は、様々な映像表現や独自の視点を持つ才能豊かなアジアの映画監督達による最新作を紹介する部門で、昨年は、是枝裕和監督の『そして父になる』、山下敦弘監督の『もらとりあむタマ子』(前田敦子主演)などが出品されている。

海外映画祭出品にあたり、主演の染谷将太は「もちろん文化も違う題材をみてくださる面白みもあるとは思うのですが、人間の腹の底はあんま変わらないというところをその違いから解釈できる映画だと思っています。映画祭でみてくださる方々が喜んでいただけたらとても幸いです」とコメント。
廣木隆一監督は「日本特有のラブホテルで繰り広げられるやりとりにどんな反応なのか楽しみです。笑えるシチュエーションでもあり本音も聞こえる映画になってると思うので楽しみです」と期待を寄せている。

『さよなら歌舞町』作品紹介

新宿 歌舞伎町のラブホテル。迷える大人たちの人間模様が交錯する、かけがえのない1日
一流ホテルマンと周囲に偽るラブホテルの店長・徹。彼は有名ミュージシャンを目指す沙耶と同棲しているがちょっぴり倦怠期。ある日、徹は、勤め先の歌舞伎町のラブホテルでいつもの苛立つ1日を過ごすはずだった。そこに集まる年齢も職業も違うさまざまな男と女たち。彼らの人生が鮮やかに激しく交錯した時にあらわれる欲望や寂しさ、そして秘密。徹の人生もまた予期せぬ方へ変わっていく・・・・・・。
愛を求める者も、愛に裏切られた者も、夢を追う者も、夢に破れた者も、みんなそこへやって来る。そして、誰かと触れ合い、別れを経験して、新しい世界へ旅立っていく。不器用で傷つきながら、それでも懸命に生きる人たちの、愛おしい物語が誕生した。
2015年1月、テアトル新宿ほか全国順次公開。



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