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乃木坂46・伊藤寧々がグループ卒業 思い出の初選抜曲で有終の美

その後、伊藤万理華が登場すると、突然「今から“ねねころ(伊藤寧々)を送る会”を始めたいと思います!」と宣言。これに会場は大盛り上がり。このMCの後、1曲歌って公演終了と聞いていた伊藤寧々は驚きを隠せない様子だが、戸惑う彼女をよそにメンバーが再びステージへ。サプライズとして、伊藤の母親から預かった手紙を井上小百合が代読した。
_KS_8461母親からの「こんなにたくさんの方々に卒業を惜しみ、送り出していただける寧々を見て、ママは15歳のあなたを思いきって東京へ出してよかったんだって心から思っています」という言葉に、大粒の涙を浮かべて両手で顔を覆う場面も。
手紙には伊藤寧々本人へだけでなく、ファンに向けて「ずっとずっと寧々の背中を押してくださり、本当にありがとうございました。皆さんの心の片隅に伊藤寧々のスペースを少しだけ残しておいていただけると嬉しく思います」と綴られており、さらにメンバー、スタッフへの感謝の言葉が続き、「乃木坂46、上り続ける坂道に明るい未来がありますように」という結びに、堪えきれず涙するファンの姿も見られた。
さらに伊藤万理華が「もう1つ、私たちから寧々にプレゼントがあります」と切り出し、絵の得意な伊藤万理華が描いた伊藤寧々の似顔絵に、会場にいない選抜メンバーも含めた乃木坂46全員の寄せ書きを添えたメッセージボードが送られた。

続いては、伊藤万理華の希望により、伊藤万理華と伊藤寧々による非公式ユニット“伊藤ちゃんず”で、白石麻衣と橋本奈々未のユニット曲「孤独兄弟」を歌唱。曲中には伊藤寧々が得意のロンダートからのバク転も披露して会場を沸かせた。
その後、再びメンバーがステージに登場し、伊藤寧々のセンター楽曲「涙がまだ悲しみだった頃」を歌唱。メンバーが瞳を潤ませながら歌う姿に会場全体が感動に包まれた。

「乃木坂46と出会って私の人生は変わった」と語る伊藤寧々。「乃木坂46のスターティングメンバーとして3年間活動できたことは私にとって誇りです。今まで毎日のように会っていたメンバーに明日から会えなくなると思うとめっちゃ寂しい。いつも握手会に来てくださった皆さんにも、もしかしたらもう会えないかもしれないし、人の縁てすごいなって今回自分が卒業することで感じられて、このメンバーとスタッフさんとファンの皆さんに出会えた私はすっごいすっごい幸せです」と感慨ひとしお。
本編最後の楽曲として、伊藤寧々がセンターに立って「乃木坂の詩」が披露され、会場は紫色のサイリウム一色に彩られた。

刻一刻と近づく別れの時。
永島聖羅は「寧々の卒業は本当に辛いです」と声を震わせながら「でも寧々がずっと悩んで悩んで決めた道だから、私たちもファンの皆さんも応援してるから頑張ってね」と優しく語りかけた。
伊藤寧々は「本当に本当に最後なんだなって……悲しい、今」と涙で言葉を詰まらせながら、「こんなにたくさんの人の前で、こんなにも素敵な会を私のために、みんなが内緒で進めてくれて、本当に嬉しかったです」とメンバーに感謝。この日会場に来ている両親に対しても「乃木坂に入るまで迷惑かけてばかりだった。この景色をいま一緒に見てくれていると思うので、ちょっとは親孝行になってたらいいなって思います」と、少し照れくさそうに話した。
続けて「喋りが上手ではないので、思っていること全部はきっと伝えられない」と前置きしたうえで、「アイドルは夢を売る仕事ってよくいうじゃないですか? でも私は芸能界に入るっていう夢とステージで歌うっていう夢を皆さんに叶えてもらったと思っているので、本当に感謝してます。ありがとうございました」とファンに向けて感謝のメッセージを送った。

アンコールでは伊藤寧々が初めて選抜入りした5thシングル「君の名は希望」を伊藤寧々センターで歌唱。後ろで歌うメンバーの瞳からも大粒の涙がこぼれ落ちる。乃木坂46のライブではパートごとに歌うメンバーの名前をコールすることが通例となっているが、この曲の歌唱中、会場のファンはセンターに立つ伊藤寧々の名前を叫び続けた。

_SK_8240パフォーマンスを終えたメンバーは一列に並んで手をつなぎ、「ありがとうございました」と深々と頭を下げて降壇。
ステージに1人残った伊藤寧々は「たくさんの思い出をありがとうございます。私のためにあんなにいっぱい泣いてくれる仲間がいたことに本当に感動しました」と小さな肩を震わせる。「この恩は絶対忘れません。次の道に行っても頑張るので、応援していてください。本当にありがとうごさいました」と、涙を振るって最後のあいさつ。乃木坂46としてのラストライブを終えた。

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