佐藤浩市主演で横山秀夫「64」実写映画化 前後篇2部作の大作

2013年「このミステリーがすごい!」年間1位を獲得した横山秀夫の小説「64(ロクヨン)」の実写映画化が決定した。



映画は未解決の少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」の捜査にあたった元・敏腕刑事が主人公。現在は広報官となり、記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生するというストーリー。

原作小説は、センセーショナルな事件を解決に導いていくだけではなく、主人公・三上が刑事と広報官、中央と地方、キャリアとノンキャリア、仕事と家庭など、複雑な関係性の中で悩み、苦しみ、生きていく様を描いているという点において、他の警察小説とは一線を画している。この重厚で濃密な“横山ワールド”を余すところなくスクリーンでも描き切るため、本作は2時間1本ではなく前編/後編2部作で製作される。

佐藤浩市かつては刑事、現在は広報官として昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む主人公・三上義信役には、佐藤浩市が決定。
「ヘヴンズ ストーリー」(2010年)で「第61回ベルリン国際映画祭」国際批評家連盟賞を受賞するなど世界的にもその実力が評価されている鬼才・瀬々敬久がメガホンをとる。

これまで数々の映画に出演してきた佐藤だが、前編/後編2部作の大作で主演を務めるのは初めてのこと。まだオファーを受ける前、原作を読んだ段階から出演を熱望していたという佐藤は、「感染列島」「ヘヴンズ ストーリー」でもタッグを組んだ瀬々監督と、脚本製作段階からすでに“三上”という男の人物像とその演出法について意見をぶつけ合っており、『64-ロクヨン-』に並々ならぬ情熱を注いでいるという。
「『クライマーズ・ハイ』の時もそうでしたが、『64』も原作を読んだ時から大変な仕事になるという覚悟を決めなければ出来ない作品です」と語る佐藤。「しかし自分がやりたい、やらなければいけないという演者の欲と必ず強い作品に出来るということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と意気込んでいる。

前編/後編2部作で、いずれも2016年、全国東宝系にて公開予定。



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