[Interview] 三浦貴大&松岡茉優、本格的初共演ながらも即意気投合! 2週間限定のモテキ到来『サムライフ』

「僕よりも9歳年下ですが、全然そんな風には思えず、本当にしっかりしている」、「年上感があって、先生と生徒という設定に説得力が生まれた。でも実際は、かなり砕けた人」。お互いをそう評し合っているのは、映画『サムライフ』に主演している三浦貴大とヒロインの松岡茉優だ。


同作は、全財産725円の27歳・元教師が、不登校児のための学校を作るべく奮闘していく様を描いた、実話ベースの人間ドラマ。過去にも学校を作る男を演じた経験もあることから「僕の顔って“学校を作らせたい顔”なのかもしれない」と笑う三浦が演じるのは、理想の学校を作るために高校教師の職を辞し、資金集めのためにショットバーを開業するナガオカ。そのナガオカの熱意に突き動かされ共に夢を追う元生徒・ユミを、松岡が“姉御肌”全開で熱演している。

短いながらも濃密な撮影期間

2人は、本格的初共演。「大人っぽいところもあるけれど、たまに出してくる妹感に『これは恐ろしい女優だぞ』と思った。学校を作る5人のメンバーの中では唯一の女の子だったので、撮影現場では皆で甘やかしていました。男のメンバー全員が、松岡を好き過ぎた」と三浦が振り返ると、松岡は「そもそも『可愛い』と言われて育ってきたわけではないので、最初は恥ずかしかったけれど、ジャンバーを羽織るだけで『可愛い』とか言ってくれて、もはやギャグでしたね」と撮影2週間限定の“モテ期”を明かす。それでも「皆から『可愛い』と言われるのが普通になってきた中で撮影が終わって、次の作品の撮影では当然甘やかされることもなく、一気に気持ちがリセットされました」と苦笑い。

TP005物語を信憑性あるものにするのは、メンバー5人の信頼と絆。撮影期間は約2週間という短いものだったが、本作ではその短さが吉と出た。三浦は「僕以外の男3人のホテルの部屋が一緒で、僕もその部屋に遊びに行ったりして。一晩で仲良くなることが出来た」と合宿状態がキャストの親交を深める一助に。松岡も「最初の顔合わせの時は全員が人見知りを全開にしていて『映画の設定としてまずいのでは?』と不安に思っていたら、私が撮影に入った時には男子たちがケラケラと笑っていたので、不安は一瞬にして消えました」とその様子を裏付ける。

特にクールなイメージのある三浦の“裏の顔”も、潤滑油になった。松岡が「現場で一番のピエロに徹してくれました。三浦さんには“ユーモアおじさん”という一発芸があって、寒くてテンションが下がりそうな時には、皆の気持ちを上げてくれたり、笑わせてくれたり、引っ張ってくれました」と明かすと、三浦は「もちろん“ユーモアおじさん”は門外不出の公開禁止ですけどね」と“裏の顔”暴露に慌てながらも、心底楽しそうだ。この現場の雰囲気の良さは自己満足に終わらず、ナガオカのモデルとなった長岡秀貴氏は本作を観た後に「5人全員が昔の自分たちのよう。当時を観ているかのようだった」と三浦に伝えたという。

自分の人生を表すなら?

ユニークなタイトル『サムライフ』とは、劇中に登場する言葉から取られている。“背水の陣でサムライのように生きる”という意味だ。それでは三浦と松岡にとって、自分の人生を『~ライフ』と表すなら?

先陣を切ったのは三浦。『無駄ライフ』といい「昔は合理的な考えだったけれど、ある時、人が入れないような断崖絶壁に一脚のベンチを見つけたんです。その時に『無駄って素晴らしい!』と感激。僕がやっている仕事って、突き詰めると人の生き死に関係のない無駄なものだと思う。でもエンタメの仕事というのは、なくなってしまったら凄く寂しい。だから僕はこれからも“無駄”を思い切り楽しんでいこうと思います」とその理由を説明する。

上手くまとめた三浦を「先にカッコいい事を言われて、次に発表しづらい」と恨めしそうに見る松岡は『ブレライフ』と表した。その理由は「毎日気持ちがブレているから。仕事が上手くいかない時に『もう限界』と弱音を吐きながらも、次の瞬間に素晴らしい映画や舞台に出合うと『やっぱりまだまだ上を目指したい、生きてやるぜ!』と立ち直る。そうかと思えば、興味があったものに対する熱がすぐに冷めたり……。この気持ちの変化って20代になったら治るのかな?」と首を傾げながら、今の自分自身を物語ってくれた。

映画『サムライフ』は2月28日より、ヒューマン トラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて全国公開



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