第87回アカデミー賞 「バードマン」が作品賞含む最多4冠獲得

世界最高峰の映画の祭典「第87回アカデミー賞授賞式」が23日(※日本時間)、米ロサンゼルス、ドルビー・シアターで開催され、受賞結果が発表された。


注目の作品賞にはアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が輝いた。
同作はかつてヒーロー映画で一世を風靡した落ち目の俳優が再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む姿を描く。主演のマイケル・キートン(『バットマン』)自身の俳優人生と重なるものがあると話題になった。同作は作品賞をはじめ、撮影賞、脚本賞、監督賞の最多4部門を制した。
昨年も「英語が下手なので、あまり話したくないです(笑)」と冗談めかして語るメキシコ人のイニャリトゥ監督は、昨年の監督賞も同じくメキシコ人のアルフォンソ・キュアロン監督(『ゼロ・グラビティ』)が受賞していることに触れ、「立て続けに、2人のメキシコ人が受賞して、政府は移民の受け入れに関して、来年規制を入れるかもしれませんね(笑)。多くの天才のお陰で作品が完成しました。本当に、ありがとう」とスピーチした。

ベネディクト・カンバーバッチとブラッドリー・クーパーの一騎打ちに期待が集まっていた主演男優賞は、下馬評を覆して『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメインが受賞。主演女優賞は『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが獲得した。奇しくも両作品ともに難病におかされた主人公を体当たりで演じた2人が受賞となった。
長編アニメ映画賞、短編アニメ映画賞での受賞が期待された高畑勲監督の『かぐや姫の物語』、堤大介監督の『ダム・キーパー』は惜しくも受賞を逃した。

授賞式では司会のニール・パトリック・ハリスがブリーフ姿を披露するなど笑いの要素も含みながら、レディー・ガガが『サウンド・オブ・ミュージック』のトリビュートライブを行うなど、受賞結果以外の場面でも例年以上の盛り上がりを見せた。

第87回アカデミー賞 主な受賞結果

作品賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
監督賞:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
主演男優賞:エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)
主演女優賞:ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)
助演男優賞:J・K・シモンズ(『セッション』)
助演女優賞:パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)
脚本賞:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ他(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
脚色賞:グラハム・ムーア(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 』)

第87回アカデミー賞関連番組

■「第87回アカデミー賞授賞式」 ※字幕
2月23日(月) 夜9:00
WOWOWプライム

■「第87回アカデミー賞授賞式」 ※字幕
2月23日(月) 夜9:00
WOWOWプライム



この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでTOKYO POP LINEをフォローしよう!

関連記事


Top