二階堂ふみ&池松壮亮ら「日プロ大賞」受賞に喜び <第24回日プロ大賞授賞式>

第24回日本映画プロフェッショナル大賞授賞式

「第24回日本映画プロフェッショナル大賞」授賞式

「第24回日本映画プロフェッショナル大賞」の授賞式が9日、都内で行われ、女優の二階堂ふみ、俳優の池松壮亮ら各賞の受賞者が出席した。



主演女優賞に輝いた二階堂ふみは、父と娘の異常な愛情を描いた『私の男』、避暑地でひと夏を過ごす18歳の主人公を演じた『ほとりの朔子』での演技が評価されての受賞。
『私の男』について二階堂は、初めて熊切監督に会った時からずっと一緒に仕事がしたかったといい、「2年越しの想いが通じてご一緒できて、いい作品になった。本当に思い入れのある、運命の作品だなと思ってます」と作品への特別な思いを語り、今後について聞かれると、「現場が好きで映画が好きという気持ちはずっと変わらない。現場に行く度に大好きな映画に関われて本当に幸せだなと思っているので、これからもいろんな人と出会って、いろんな方々と一緒に作品を作っていけたら」と抱負を述べた。

初の主演男優賞受賞となった池松壮亮は『愛の渦』『海を感じる時』に出演。「自分の好きなことをやってるので『賞なんていらねえよ』と思ってたんですけど、実際もらうとなかなか嬉しいです」と正直な心境を告白。
働きもせずに引きこもり、親の仕送りを使ってまで乱交パーティに参加するニートを演じた『愛の渦』について、「大袈裟かもしれないけど、ずっと背負っていくもの。『あの裸の池松だ』って言われるんだと思う。でもそれも覚悟の上で絶対おもしろいと思って、(監督の)三浦さんも(門脇)麦ちゃんもみんなでひと勝負かけた」と役者魂をにじませた。

本年度の作品賞に選ばれたのは武正晴監督の『百円の恋』。武監督は同作で監督賞も受賞し、2冠を達成した。
花束プレゼンターには主演を務めた女優の安藤サクラが駆けつけ、「すごく素敵な現場で、この時間が過ごせただけで幸せだと思っていました。一緒に闘わせてくださってありがとうございました」と武監督に感謝を伝えた。
低予算、短期間で撮影された同作。昨年12月に4館で上映がスタートし、これからの上映予定も含め現在90館まで拡大した。同作の佐藤現プロデューサーは「キャストの皆さん、武監督をはじめとするスタッフが身を粉にして作り上げた作品。映画の力っていうのをこの映画で改めて教わった気がします」と感慨深げだった。

日本映画プロフェッショナル大賞は1992年に第1回目の授賞式を開催し、今年で24回目を数える映画賞。高い評価を得た作品でありながら、既成の映画賞では不幸にして受賞に至らなかった作品や個人を中心に、選考委員の投票と実行委員会の判断によって選出される。
この日の授賞式にはほかに新進女優賞を受賞した武田梨奈、特別賞を受賞した品川徹らが出席。花束プレゼンターとして常盤貴子、太賀、安藤サクラ、門脇麦、東京女子流の新井ひとみ、山邊未夢も登壇した。

第24回 日本映画プロフェッショナル大賞 受賞一覧

●2014年度日本映画プロフェッショナル大賞 ベスト10

第1位 百円の恋         (武正晴監督 安藤サクラ主演)
第2位 私の男          (熊切和嘉監督 浅野忠信、二階堂ふみ主演)
第3位 ほとりの朔子       (深田晃司監督 二階堂ふみ主演)
第4位 愛の渦          (三浦大輔監督 池松壮亮主演)
第5位 野のなななのか      (大林宣彦監督 品川徹主演)
第6位 ぼくたちの家族      (石井裕也監督 妻夫木聡主演)
第7位 海を感じる時       (安藤尋監督 市川由衣、池松壮亮主演)
第8位 ニシノユキヒコの恋と冒険 (井口奈己監督 竹野内豊主演)
第9位 水の声を聞く       (山本政志監督 玄里主演)
第10位 おとぎ話みたい      (山戸結希監督 趣里主演)
第10位 東京難民         (佐々部清監督 中村蒼主演)

●2014年度日本映画プロフェッショナル大賞 個人賞

作 品 賞  百円の恋 (製作=東映ビデオ/監督=武正晴)
監 督 賞  武正晴  (「百円の恋」)
主演男優賞  池松壮亮 (「愛の渦」「海を感じる時」他)
主演女優賞  二階堂ふみ(「私の男」「ほとりの朔子」)
新人監督賞  山戸結希 (「おとぎ話みたい」「5つ数えれば君の夢」)
新進女優賞  武田梨奈 (「祖谷物語‐おくのひと‐」)
話 題 賞  「劇場版 テレクラキャノンボール2013」チーム
特 別 賞  品川徹  (「野のなななのか」の演技と、長年の俳優活動に対して)



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