[Interview] 瓦割CMで知名度急上昇の武田梨奈、「アクションスター不在の今、私がその先頭に立つ」

武田梨奈

綺麗な一人の女性が、積み上げられた瓦を頭で割る。そんな衝撃的内容のCMで話題になったのが、女優の武田梨奈。「これまでの活動の中で、一番の反響がありました。街中で『あ、瓦ちゃんだ!』と手を振られたことも」と知名度は上がった。しかし5月16日公開の映画『原宿デニール』では、“瓦ちゃん”とはまた一味違った、武田の姿を観ることができる。


物語の舞台は、若者の街・原宿。婦人警官・横山(武田)、原宿のストッキング専門店で働く韓国人青年ソン(ミンス)、芸能界にスカウトされることを夢みて竹下通りを行き来する高校生・祥太(ジュン)、スカウトマン佐藤(山本浩司)ら様々な想いを抱きながら原宿に集う人々の姿を描く。

今までとはタイプの違う現場。本当の事件になりそうな瞬間も

武田梨奈武田は「今までとはタイプの違う作品であり、現場でした。自分にはそれがとても新鮮でした。本番中に監督から指示があって、それをその場ですぐに演じないといけない。台本はあったけれど、監督からの口伝えに従ってアドリブで演技をする形」と斬新な現場を振り返る。「最初はとても戸惑いました。ときどき監督の指示を聞きもらして『え?』と聞き直すことも」と苦労を伺わせる。

思い出深いのは、人でごった返す竹下通りでの犯人追跡シーン。「カメラはビルの上から狙っていたので、通行人は撮影をしているとは知らない。私が『あの人を捕まえて!』と叫んだら、数人の高校生が助けてくれて、本当の事件になりそうな瞬間もありました。本当にドキドキしました」。

初の婦人警官役にも挑戦したが「コスプレ感は出さないようにしながら、『確かにこういう人いるよな』という雰囲気を出したつもり。制服を脱いだ後のプライベート感も出したかったので、切り替えを意識しました。仕事以外での女子っぽさを出すのも難しかったですね」と役作りにもこだわった。

お笑いコンビ「キング・オブ・コメディ」の今野浩喜演じる刑事といちゃつく場面では、女優魂が炸裂。「肉食系女子という設定だったので、今野さんの胸毛を引っ張ったりしました。もちろんアドリブで。今野さんは『え!?』と驚いていましたけど……」と、してやったり顔だ。

さらなる世界進出にも意欲

武田梨奈琉球少林流空手道月心会・黒帯二段の実力に加えて、この肝の据わり方。その魅力は日本を飛び越えて、海外までに波及中。2014年にはインドネシア映画『BUSHIDO SPIRIT』で国際デビューを果たした。超絶アクション映画『ザ・レイド』シリーズのギャレス・エヴァンス監督からは「次は絶対に東京を舞台に映画を撮りたい。その時には必ず出てくれよ!」とラブコールを受けているほどだ。

武田は「海外は目標の一つでした。千葉真一さんや倉田保昭さんのような日本人アクションスターが不在の今、私がその先頭に立って空手文化や日本の素晴らしいアクション映画を発信していきたい」と意気込む。千葉真一は、海外ではJJサニー千葉との名前で活躍していたが「香港の方からは『あなたはソニー・ミュージックアーティスツに所属しているから、JJサニー千葉ならぬ“JJソニー武田”でどう?』と言われました。どんな名前にするか、考えるのも楽しいですね」と世界戦略に燃えている。



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