木村拓哉「無限の住人」実写化に主演 三池崇史監督と初タッグ

1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載された剣客アクションコミック「無限の住人」が実写映画化されることが決定し、SMAPの木村拓哉が主演を務めることがわかった。


木村演じる主人公・万次は「百人斬り」の威名を持つ伝説の侍。唯一の肉親である妹を眼前で殺され、自らも満身創痍で仇を討つ。そこに謎の老婆が現れ、「そう死に急ぐこともなかろう」と不老不死の肉体を与えられ、無限の命を生きることになる。
小岩井宏悦プロデューサーは「“死なない侍”という存在が、数十年もトップの俳優として色あせない彼の存在感と重なり、アクションを具現化する身体能力、色気、この作品が持 つ哲学を支えることができる人間力など、確かに彼しかいない」と、キャスティングの理由を明かす。

木村にとっては『武士の一分』(山田洋次監督/2006年)以来の時代劇映画主演。
「原作は、僕自身、好きな世界観」だといい、「万次を『死ねない』と考えるか『不死身』ととるかは一線上にあると思う」と作品のテーマを分析。今回の役どころについて「今の社会では想像できないものすごい“痛み”を背負っているキャラクターなので、思いきりと、バランスの取り方をうまくやらないと、観てくださる方に納得してもらえない」と気を引き締める。

そんな木村を主演に迎え、実写映画化に挑むのは、2013年に公開された『藁の楯 わらのたて』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、 国内外で高く評価される、鬼才・三池崇史監督。
本作が初タッグとなる木村について「昭和と平成を串刺しにするスーパースター・木村拓哉を用心棒につけた我ら映画界の逸刀流・三池組は世界最強」と、原作になぞらえて木村への大きな期待をうかがわせる。

物語の舞台は江戸時代の日本だが、奇抜な衣装を身にまとう登場人物や独創的な武器が多数登場する独特の世界観。剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)に両親を殺され、実家の剣術道場を潰された少女・浅野凜が仇討ちを遂げるため、不老不死の肉体を持つ男・万次に用心棒を依頼する。依頼を受けた万次は、凜と共に逸刀流との戦いに身を投じることになる。
撮影開始は11月を予定、2017年公開。

木村拓哉コメント

今回参加するにあたって三池崇史さんという存在が大きかったですし、映画監督が映画を撮りたいという前提で自分を欲 してくれたということが一番大きかったです。映画監督に求められるというのは役者にとって最もありがたいことなので、「三池崇史監督が僕のことを要してくださった」という事実に、自分の中でなんかざわめいた、という気持ちがありました。
原作は、僕自身、好きな世界観ですし、万次を「死ねない」と考えるか、「不死身」ととるかは一線上にあるものだと思います。原作にある「死なない」ことと「死ねない」ということの向き合いについては、今回の脚本にも描かれているので、そこをどう体現するのか、監督が求めるものがどこなのか、頭でっかちにならずに現場を体感しながら演じたいと思います。
監督もプロデューサーも目線の先に海外を意識しているなと感じましたし、僕自身もヨーロッパはじめ海外の方々にも観ていただけたらと思っていますが、まずはしっかり演じることだと思っています。あとは、三池監督がアクションにしてもドラマにしても、三池監督のエンターテイメントにしてくれるので、もちろん自分の“個”はありますけど、現場では監督の求める“素材のひとつ”だと思うので、共演者、スタッフと集中して現場に臨みたいと思います。

画像:原作×三池崇史監督 (C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会

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