西島秀俊・香川照之・松坂桃李ら過酷なフィリピンロケを振り返る たけしはギャグを連発

「劇場版 MOZU」ワールドプレミア

11月7日公開の映画『劇場版 MOZU』のワールドプレミアが27日、東京・六本木で行われ、主演の西島秀俊をはじめとするキャスト陣が出席した。


TBSとWOWOWが共同で制作した刑事ドラマ『MOZU』は、2014年にTBSで全10話のドラマシリーズ『Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』が、WOWOWで全5話のドラマシリーズ『Season2〜幻の翼〜』がそれぞれ放送された。2014年ギャラクシー賞や東京ドラマアワードなどを受賞し、11月末に発表を控える第43回国際エミー賞の連続ドラマ部門にもノミネートされており、国内外で高く評価されている。

『劇場版 MOZU』では、フィリピンロケで大規模アクションシーンを撮影するなど、シリーズの完結編にふさわしい壮大なスケールの映像作品が完成。
フィリピンロケについて、主演の西島秀俊は「『貴重品は一切持って行かないでくれ』と言われるような、ボディガードがいないと撮影できないような場所でも撮影しました。日本では考えられないようなカーアクションをやったり、とにかく毎日戦場のような日々で、僕も肋骨にヒビが入ったり、右目の角膜を剥がしたりと、体がボロボロになりました」とハードな撮影であったことを明かす。

香川照之は「最後まで僕は『シンガポールでいいんじゃないか』って言ったんですけど」と切り出し、「僕が見たことのない風景と臭い。数々の人が食中毒に倒れ、私も初日から最後までピーピーで、これ以上食べると危ないということでラ王ばっかり食べてました。あんなにラ王を食べたことはない」と冗談を交えつつ、1ヶ月に及んだ過酷なフィリピンロケを振り返った。
ハードなアクションシーンに挑んだ松坂桃李は「撮影が終わってホテルに戻ってきても、ベッドにバタって、気づいたら寝てたくらいハードだった。今までやったことのないことをやらせてもらったもらったので、それはすごく貴重で楽しかったですけど、もう1回やれって言われたら絶対嫌です」とキッパリ。
ここまでキャスト陣の話を聞いていたビートたけしは、「フィリピンに行かなかったことを非常にありがたく思ってます」と安堵の表情を浮かべていた。


2002年公開の北野武監督作『Dolls』に出演している西島。今作で俳優として初共演が実現したことについて「北野さんは僕を見出してくださった恩人で、僕の中では心の師匠と勝手に思っています。その方と俳優として対峙できたことは、俳優人生の中でも一番の宝のような時間でした」と感慨深げ。
そのたけしは「僕が『Dolls』を撮ったのは十数年前ですけど、着実に実力をつけて、人気もあがって、今日本を代表する役者になった」と現在の西島の活躍を喜ぶ一方、「なのに、私に一銭もくれない。非常に不義理なやつだと思ってます」と、得意のジョークで会場の笑いを誘った。

たけしはこの日も舌好調で、最後には「(完成した作品を)DVDで友達と見たんですけど、その友達の癌が治った。あと友達の逃げた女房が帰ってくる。宝くじを拾ってそれが当たってた。とにかくいいことばっかり。元旦の明治神宮よりもご利益があります」と本作をアピールし、周囲を爆笑させていた。

ワールドプレミアイベントにはほかに、真木よう子、伊勢谷友介、池松壮亮、杉咲花、羽住英一郎監督が出席した。

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