竹内結子・松田龍平・千葉雄大…「殿、利息でござる!」に多彩なキャスト

©2016「殿、利息でござる!」製作委員会

2016年5月14日公開の映画『殿、利息でござる!』の新たなキャストが10日、発表となった。



本作は2010年に映画化された「武士の家計簿」などで知られる磯田道史の「無私の日本人」(文春文庫刊)に収められた一編「穀田屋十三郎」が原作。舞台は江戸中期、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町、仙台藩吉岡宿。困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直した住人たちの物語だ。

江戸時代に実在した人々の奇跡と感動の歴史秘話をユーモアたっぷりに映画化するのは、『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』『残穢』の中村義洋監督。
造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎を阿部サダヲが、町一番のキレ者である茶師・菅原屋篤平治を瑛太が、十三郎の弟で吉岡宿一の大店・造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内を妻夫木聡が演じている。

©2016「殿、利息でござる!」製作委員会

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今回、そんな彼らと共演する10人の新キャストが発表された。
皆に愛される煮売り屋のおかみ・ときに竹内結子、冷酷無比な藩の役人・萱場杢に松田龍平、武士の身分に憧れる純真な百姓・千坂仲内に千葉雄大、噂好きで、ええかっこしいで、疑り深い両替屋・遠藤寿内に西村雅彦、そのほか、寺脇康文、きたろう、橋本一郎、中本賢、草笛光子、山﨑努と、多種多彩な豪華キャストが顔を揃えた。

来年1月公開の映画『残穢 -住んではいけない部屋‐』に続いての中村監督作品となる竹内結子は、これが本格時代劇映画初出演。「時代劇映画初ということでメイク、衣装、美術、セットなど全てが新鮮で和やかさと良い緊張感をもって撮影に臨むことが出来たと感じています」と撮影を振り返る。
今回演じる“とき”は、全登場人物の中で唯一、原作にも、その元となった『國恩記』にも登場しない、映画オリジナルのキャラクター。中村監督は「この時代の女性は、たとえどんなに立派な行動をしても表に出ない、つまり記録に残されない、というのが常であったようで、だったら逆に、史実を左右するような活躍をしても記録に残してもらえなかった可能性も大で、それなら、主人公たちに愛され、時には檄を飛ばし、計画の一翼を担うような天真爛漫の女性であってもおかしくなかろう、ということで、そうなったら真っ先に思い浮かんだのが竹内さんでした。ほとんどアテ書きです」とキャスティングの経緯を語っている。

また、庶民の前に立ちはだかる冷酷無比な切れ者を演じる松田龍平も、『長州ファイブ』(06年)以来、実に10年ぶりの時代劇映画出演となる。
中村監督は「『アヒルと鴨のコインロッカー』から9年、一緒にやれる日をずっと待ちわびていた俳優です。お話の流れ上、この役には本当に“高い壁”になってもらわねば困るので、龍平くんのいい意味での“得体の知れなさ”に賭けてみました」と明かす。「現場では、冷淡に見えるよう脚本に『薄く笑う』などと書いておいたのですが、そういうのを龍平くんは全然やってくれず(笑)、なのに僕の想像をはるかに超える、ゾッとするまでの冷淡さを見せてくれて、これはもう本当に、最高の誉め言葉として、得体が知れない俳優になったなあと、舌を巻かせて頂きました」と松田の演技を絶賛している。

個性豊かなキャストが集結した映画『殿、利息でござる!』は、2016年5月14日公開。

とき(竹内結子)出演にあたってのコメント

「残穢」に続きこんなに早く中村監督作品に呼んで頂けてとても嬉しく思います。
時代劇映画初ということでメイク、衣装、美術、セットなど全てが新鮮で和やかさと良い緊張感をもって撮影に臨むことが出来たと感じています。
この作品は、町を救いたい一心で、人のために尽くす庶民たちのお話なのですが、何でも誰かに言いたがり拡めたがりの時代に、報われたい欲を捨て敢えて「つつしむ」ことを選んだ人々の、その心の在り方がとても美しいと私は思います。
そんな人たちを近くで見ていたトキとしては、慎み深い皆さんに代わり、是非、多くの方にこのことを知ってもらいたいと願っております。

映画『殿、利息でござる!』公式HP:tono-gozaru.jp



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