[Interview]乃木坂46松村沙友理、5年目のグループに訪れる変化への想い

松村沙友理(乃木坂46)

昨年末、念願だった紅白歌合戦への初出場を果たし、今年2月22日にデビュー4周年を迎えた乃木坂46。3月23日には14枚目のシングル「ハルジオンが咲く頃」をリリースし、今最も勢いのあるアイドルグループと目される一方で、今作をもってグループを卒業するメンバーもおり、進化と同時に常に変化の波にさらされている彼女たち。今回、TOKYO POP LINEではメンバーの松村沙友理に話を聞き、デビュー5年目に突入したグループと自分自身について語ってもらった。

■深川麻衣の卒業は「応援したくなった。まいまいの未来が楽しみ」

―まず、14枚目シングルの表題曲「ハルジオンが咲く頃」について教えて下さい。最初に聴いた時の印象はいかがでしたか?

乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」Type-A

乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」Type-A

まいまい(深川麻衣)が参加するシングルはこれが最後なので、最初に聴いた時はやっぱり“送り出す曲”っていう印象がありましたね。
歌詞で好きなのは「次に会えるのはまた新たな夢を見て 今よりキレイな花 咲かせるだろう」のところ。歌詞を書いてくれた秋元さんも、まいまいだけに限らず乃木坂のメンバーに対して、グループを離れても次の夢を追いかけて「今よりきれいな花を咲かせるだろう」って思ってくれてるのかなって思うと嬉しくて、この歌詞には未来があるなって思いました。
メロディーも心地良くて、弦楽器を使っているのも乃木坂っぽいなって。こだわって生楽器で演奏してもらったと聞きました。イントロとか特に、より乃木坂らしくなったと思います。

―その深川さんの卒業を初めて聞いた時はどう感じました?

めっちゃ悲しいというよりは、「まいまい頑張れ!」って応援したくなりました。まいまいがこれからどうなるんだろうって考えると、私の中で妄想がすごい広がるんです。「ああいうドラマとか出たらいいな」とか。一緒にいて「いろいろできる子だな」って思ってたから、まいまいの未来が楽しみ。

―歌詞には「愛は与えるものと 君を見てて思った」というフレーズがありますが、深川さんを見ていて影響を受けたことはありますか?

「あ、いいな。私もやりたいな」と思ったのは、人の話にちゃんと返事をするところ。私はどっちかっていうとマイワールド派で、閉ざしちゃう人間なんですよ。でも、まいまいは私が独り言をポロって言っても、横で聞いててくれて、こっち向いて「あ~そうだね」とか、絶対返事してくれるんです。それはなんかすごいいいなって思いました。

―“聖母”と呼ばれる理由がわかった気がします。では、そんな深川さんとの一番の思い出は何でしょう?

実はまいまいとディズニーランドに行ったことがあります。本当に初期の頃なんですけど、ななみん(橋本奈々未)がディズニーランドに行ったことがないって言ってて、3人で一緒に行きました。私もあまり行ったことなくて、でもまいまいは結構ディズニー好きで、いろんなとこに連れてってもらって、すっごい楽しかった。
その時はディズニーシーに行ったので、ななみんがまだランドに行ったことがないから、「次はランドに行こうね」って約束したまま、全然行けてないんですけど(笑)

■3期生への期待「グループがもっと活性化したらいい」

―旅立つ人がいれば、新たに入ってくる人たちもいます。3期生オーディションの開催が発表されましたが、どんな人に入ってきて欲しいですか?

私は高校を卒業してから入ったので、修学旅行にも普通に行けたけど、若い子の場合、修学旅行に仕事で行けなかったり、テスト勉強もなかなかできなかったりすると思う。だから、学生生活は学生生活でちゃんと楽しんで、そういうのが終わってから何か自由なことをやろうと思った方にも入ってきてほしいなって思います。

松村沙友理(乃木坂46)

松村沙友理(乃木坂46)

―ゆくゆくは3期生も選抜に食い込んでくる可能性があるわけですが、危機感みたいなものはありますか?

正直、2期生の時はありました。「え?うちらまだ全然有名でもないのに、もう2期生入れちゃうの!?」って思ったんですけど、でもAKBさんとかもそうだったと思うんですよ。AKBさんはもう十何期生までいて、どんどん選抜が変わっていってて、そのほうが長く続くのかなって考えると、私は乃木坂がもっと大きくなって世の中での存在感を強めてほしいので、いろんな子が入ってきて、このグループがもっと活性化したらいいなと思います。

―今回は前向きに捉えられていると。

前向きです。でもいい子限定で。私をいじめないような人限定で。

―いじめる人がいるんですか?(笑)

いや、いるかもしれないじゃないですか!(笑)
1期生、2期生にはいないけど、もし3期生でめっちゃ私のことが嫌いで、何か言われたら、もう私落ち込んでしまうので……。

―弱気ですね(笑) 2期生とは今どんな関係なんでしょう?

私、グループの中でも年上なんですけど、星野みなみちゃんとか同じ1期生の年下の子からお姉ちゃんに見られてないんです。まいまいとかまいやん(白石麻衣)とかはちゃんとお姉ちゃんなのに、私だけみんなと一緒に遊んでるみたいな感じになっちゃって(笑)
でも2期生の子はちょっとお姉さんとして見てくれる。甘えてきてくれるんですよ。私も「おー、よしよし」ってやるのがちょっと新鮮で、後輩を可愛がるのが楽しいです。

■カップリングには“御三家”初のユニット曲を収録

―カップリングには白石さんと橋本さんとのユニット曲「急斜面」が収録されています。初期から注目されてきた3人ですが、この3人での曲は初めてですよね。ありそうでなかったというか。

そうなんです。初期からファンの人の間で“御三家”って言われてて、でもその3人で何かをやるっていうことはまったくなくて、ユニットもないし、特に何もやらないまま、ただファンの方が“御三家”って言ってくれてる感じなのかなと思っていたら、ここにきて曲をいただいて、3人ともビックリしました。

―意外なタイミングでしたが、ファンの方は喜んでくれたのでは?

そうなんですよ。この曲が決まったら、みなさんすごい喜んでくださって、「御三家の曲、楽しみにしてるね」って言ってくださるので、3人の曲がもらえて嬉しかったです。

―白石さん、橋本さんとは実際はどんな関係ですか?

いろんなところで3人の関係性の話になったりするんですけど、みんな特別に思っている感じはしています。メンバー間って結構ライバル視しちゃうんですよ。でもこの3人は個性が違いすぎて、そういうのが全然ない。目指しているところも、それぞれが持ってる個性も全然違くて、3人でいるのがすごく心地良い3人なんです。

■4年間で変わったこと 「乃木坂に入っていなかったら引きこもりだった」

―2月22日にデビュー4周年を迎えましたが、今年は恒例のバースデーライブが延期になり、代わりに46時間TVという新たな試みを実施しましたね。

毎年やることが決まっていて、夏に全国ツアー、冬にクリスマスライブ、そしてバースデーライブみたいな流れができちゃってるから、1年くらい違うことをやる年があってもいいのかなって、個人的には思います。ライブだとチケットが取れないとか、遠くて行けないって人もいっぱいいると思うけど、ああいうネット配信なら誰でも手軽に見れたのかなって思うと、良かったのでは。

―メンバーがあれだけ揃う機会も貴重だったのでは?

そうですね。今は正直、仕事も選抜とアンダーで分かれていることが多くて、アンダーの子と会う機会がほとんどないので、いろんなメンバーといっぱい話せてすごい楽しかった。だから全然眠くなかったです。

松村沙友理(乃木坂46)

松村沙友理(乃木坂46)

―あらためて振り返って、どんな4年間でしたか?

いろいろやったことが多すぎて、まだ4年かっていうくらい、すごい濃かった。けっこう忘れやすいんですけど、楽しい思い出はいっぱい覚えてて忘れないです。

―では、一番楽しかった思い出は?

最近だと去年の夏、大阪城ホールでライブができたこと。大阪にいた頃、ライブとかイベントで何度も大阪城ホールに行ってたんですよ。そこでライブができたことと、ライブ当日が私の誕生日の前日だったんですけど、完全に忘れてたら夜に皆さんがサプライズでお祝いしてくださって、それがめっちゃ嬉しかったです。

―4年間で一番変わったことは何でしょう?

人との接し方? コミュニケーションですね。私、ずっとタオルを手に持って口にあてるのが癖だったんですよ。学生時代は授業中も休み時間も朝礼の時もずっとやってて、乃木坂に入って「まず、それをやめなさい」ってマネージャーさんに最初に言われて、「ちゃんと目を見て話しなさい」っていうのもすごい言われて、今は人と目を見て話せるようになりました。
私、友達も少なかったし、家でアニメ見るのが好きなので、乃木坂に入ってなかったら本当に引きこもりだったんです。こうやって外に出て、いろんな人とたくさん関われる環境にいられて、すごい幸せだなって思います。

■デビュー5年目「今年はいろんな所に行きたい!」

―デビュー5年目に突入して、今後やりたいことは?

グループが大きくなってきたので、全国をまわりたいです。47都道府県。

―アンダーが今度、全国ツアーをやりますね。

そうなんですよ。めっちゃ羨ましい、本当に。青森にめっちゃ行きたいんです。私“さゆりんご”っていうあだ名なんですけど、昔、HKTさんが“青森りんごクイーン”というのに選ばれてて、「いや、乃木坂に“さゆりんご”いるよ!」って青森の人にアピールしに行きたいです。

―46時間TVでも皆さん全国各地に飛んでましたよね? 松村さんは?

どこにも行ってないんですよ。私、本当に地方に連れていってもらえなくて……いつも東京と大阪。番組のロケでも他の仕事との兼ね合いとかでいつも行けないんです。だから今年はいろんな所に行きたい!

―ありがとうございました。最後に、今作はどんなシングルにしたいですか?

年末に紅白歌合戦に出させていただいて、それから初めてのシングルとして、世間的にも注目度が上がっているタイミングでのリリースになるので、たくさんの人に聞いてもらって、乃木坂は曲がすごく素敵だってことをいろんな人に感じてもらえたらいいなと思います。

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