染谷将太・多部未華子ら「日プロ大賞」授賞式でマイペースなコメント続出

「第25回日本映画プロフェッショナル大賞」授賞式

「第25回日本映画プロフェッショナル大賞」の授賞式が3日、都内で行われ、俳優の染谷将太、女優の多部未華子ら各賞の受賞者が出席した。


主演女優賞に選ばれたのは『ピースオブケイク』「映画『深夜食堂』」に出演した多部未華子。「この仕事を始めたのが15歳くらい」という多部は、同映画賞の大高宏雄実行委員長から「女優としての変化」を問われると、「良くも悪くも何も変わってない」と即答。変わってるという返答を想定していたと言われ、「ごめんなさい。本当に変わってないからどうしよう」と苦笑い。「ご期待に添えず、すいません」と謝って観客を笑わせた。
「キャリアを積んで、いろんな方に出会って、いろんなキャラクターに出会って、得られるものも学ぶことも吸収することも、たまにくじけそうになることもたくさんありますけれども、仕事に対する気持ちとか、日々撮影現場に立つ時の気持ちはひとつも変わってないですね」と芝居との向き合い方を明らかにした。


主演男優賞は『さよなら歌舞伎町』『ソレダケ / that’s it』に出演した染谷将太と、『ローリング』『犯る男』に出演した川瀬陽太の2人が受賞。
染谷は、「すごい嬉しいです。信頼できる選考委員の皆さんが自分を選んでくれて、本当に心から感謝してます」と受賞を喜び、今後どういう役者になっていきたいかとの質問には「特にないんですけど…雇われ仕事なので、雇われないと仕事がないですし…」と話して会場の笑いを誘いつつ、「自分にできることを黙々とやっていけたら」と抱負を語った。


本年度の作品賞に輝いたのは『バクマン。』。授賞式には大根仁監督と川村元気プロデューサーが出席した。
2011年公開の映画『モテキ』で第21回日プロ大賞の新人監督賞に選ばれている大根監督は「自分では手応えがあったけど賞という意味ではあまり評価されなかった。その中で唯一に近い形で新人監督賞を日本映画プロフェッショナル大賞でいただいて、本当に励みになりました」と当時を回顧しながら同賞への感謝の想いを吐露。「これからも日本映画プロフェッショナル大賞は確実に狙っていきたい」と意欲を見せた。
その大根監督と『モテキ』に続いて2度目のタッグを組んだ川村プロデューサーは「大根監督とはこれからもきちんとエンターテイメントを作っていければと思っています。その上でこういう場にまた呼んでいただければ嬉しいです」とコメントした。

今年で25回目を迎えた日本映画プロフェッショナル大賞は、評価が高いのにもかかわらず、既成の映画賞では不幸にして受賞に至らなかった作品、あるいは様々な理由から、興行面でいい結果を出せなかった作品にスポットを当てるなど、独自の視点で毎年ベストテンと個人賞を選出。
今年は監督、プロデューサー、映画評論家、編集者など映画界で活躍する27人によって選考された。

●2015年度日本映画プロフェッショナル大賞 ベスト10

第1位 バクマン。      (大根仁監督 佐藤健神木隆之介主演)
第2位 野火         (塚本晋也監督 塚本晋也主演)
第3位 ローリング      (冨永昌敬監督 三浦貴大・柳英里紗・川瀬陽太主演)
第4位 GONINサーガ     (石井隆監督 東出昌大主演)
第5位 ハッピーアワー    (濱口竜介監督 田中幸恵・菊池葉月・三原麻衣子・川村りら主演)
第6位 岸辺の旅       (黒沢清監督 深津絵里・浅野忠信主演)
第7位 ソレダケ / that’s it  (石井岳龍監督 染谷将太主演)
第8位 トイレのピエタ    (松永大司監督 野田洋次郎主演)
第9位 きみはいい子     (呉美保監督 高良健吾・尾野真千子主演)
第9位 私たちのハァハァ   (松居大悟監督 井上苑子主演)

●2015年度日本映画プロフェッショナル大賞 個人賞

作 品 賞   「バクマン。」(製作=「バクマン。」製作委員会/監督=大根仁)
監 督 賞   塚本晋也(「野火」)
主演男優賞   染谷将太(「さよなら歌舞伎町」「ソレダケ / that’s it」)
主演男優賞   川瀬陽太(「ローリング」「犯(や)る男」他)
主演女優賞   多部未華子(「ピース オブ ケイク」「映画『深夜食堂』」)
新人監督賞   安川有果(「Dressing Up」)
新進プロデューサー賞 深田誠剛、小野仁史(「恋人たち」)
特別功労賞   芦澤明子(「岸辺の旅」、及び長年の映画撮影の功績に対して)

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