“会話”だけじゃない「セトウツミ」の見どころ 池松&菅田の学ランコーディネートに注目

シニカルな“会話”の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを映画化した映画『セトウツミ』が7月2日(土)に公開される。


『さよなら渓谷』『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督のもと、池松壮亮、菅田将暉、中条あやみと、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気・実力派若手キャストが集結した本作。
ケンカもない、部活もしない、壁ドンもない。クールなインテリメガネ・内海と、ちょっとおバカなツンツン頭・瀬戸が、河原で無駄話を繰り広げるだけの一風変わった青春ムービーだが、本作を楽しむ上で見逃せない、隠し味ともいえるスパイスとなっているのが、2人の制服コーディネートだ。

大阪の男子高校に通う瀬戸と内海は同じ学ランを身にまといながらも、その着こなし方にそれぞれの個性が反映されており、2人のキャラクターの違いがひと目でわかるようになっている。

(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013  (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会

(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013  (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会

池松演じる内海の場合、しっかりと学ランを着こなす一方で、ズボンの裾から覗かせる白ソックスとローファーの組み合わせが、彼のクールで真面目な雰囲気にチャーミングな印象をプラスしている。
菅田演じる瀬戸は、学ランの下に白のTシャツのみ。差し色に赤のスニーカーで、活発でやんちゃなキャラを印象付ける着こなし。
夏服になると、内海は長袖のYシャツを腕まくりして爽やかさと男らしさが際立ち、一方の瀬戸は半袖Yシャツの前を全開にして少々だらしなく、少年のようなちょっとおバカな感じが伝わる恰好となっている。

また、内海の髪型は池松の髪質を生かしたナチュラルなヘアスタイルで、オールバックで逆立てた瀬戸のヘアスタイルは原作漫画のビジュアルをより現実的になじませている。
実は撮影のとき、菅田の髪は別の作品の役づくりでピンク色になっており、ヘアメイクのスタッフが毎朝スプレーをまるまる一缶使って黒くセットしていたという。

これからの日本映画界を担う人気実力派俳優2人をW主演に迎えて、完成した本作。
池松は菅田との共演について「菅田君とはお互いそんな踏み込んだ話はしてないですけど、それがまた心地よくて。菅田君が瀬戸を演じたことで、実写の中によりファンタジックさみたいなものが生まれて、それがこの映画にとってはすごく作用するんじゃないかと思いました」とコメント。一方で菅田は「池松君を相手に演じてみるとお互いのテンションや空気感が加わって。それを取り入れながら瀬戸を人間にしていく作業はすごく面白かったです」と撮影を振り返っており、お互いに刺激を受けていたことが伺える。

本作では、2人の絶妙な掛け合いはもちろん、季節とともに移り変わっていく2人の個性的な学ランファッションにも注目してみてほしい。

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