[Interview] Seventeenモデル・古畑星夏、「恋が実らない」役柄の意外な共通点と女優業を語る

古畑星夏インタビュー

「恋が実ったことが1度もないんです。そろそろ実ってほしいんですけど、なかなか……」と苦笑いを浮かべるのはモデルで女優の古畑星夏。「恋が実ったことがない」というのは、これまで演じた役の上での話だ。


2009年にティーン向けファッション誌「ニコラ」の専属モデルとしてデビューした古畑は、同誌卒業後、女性ファッション誌「Seventeen」の専属モデルに。2012年、TBS「パパドル!」でドラマ初出演を果たすと、2014年には『1/11 じゅういちぶんのいち』で映画初出演。以降、数々のドラマや映画への出演を重ねながら、日本テレビの情報番組「Going!Sports&News」ではお天気キャスターを務めるなど、マルチな活躍を見せている。

「時をかける少女」でまたしても“片想い”

「夏らしい青春物語であり、タイムリープの話なども出てくるので、コミカルで面白い作品になると思います。同世代の子はもちろん、大人の方も笑える部分がたくさんあると思う」と古畑が声を弾ませて紹介するのは、7月9日スタートの日本テレビ7月期新土曜ドラマ「時をかける少女」。幾度となく映像化されてきた名作にオリジナルストーリーを加えて新たに連続ドラマ化する本作で、黒島結菜演じる主人公・芳山未羽の友人・おじょうを演じる。「恋愛したことがなくて、恋の妄想をするのが大好きな子です。クラスに好きな男の子がいるんですけど、その子のことが大好きで、妄想が行き過ぎてしまう部分も」という役どころ。

古畑星夏

古畑星夏

「きょうは会社休みます。」(日本テレビ系/2014年)では綾瀬はるか演じる主人公・花笑の恋のライバルを演じ、映画『近キョリ恋愛』(2014年)では小松菜奈演じるヒロイン・枢木ゆにの恋のライバルと、ヒロインの恋敵を演じることが多い古畑。それゆえに「恋が実ったことがない」という言葉通り、出演作では片想いが常。

だが、当の本人は意外にも「片想いの経験がない」という。「自分から好きになったこともないし、傷つきたくないというのもあって、私のことを好きになってくれる人を好きになるみたいな感じ。だから片想いしたことがないんですよ」。そんな恋愛に対して受け身な本人とは裏腹に、どういうわけか男性を追いかける役を演じる機会が多い。「自分からガツガツいける性格じゃないので、自分にはない部分を演じるのが難しいし、恥ずかしいなって思っちゃいますね」と毎回役づくりに苦心している。

では、そんな時どのように役づくりをしているのだろうか? 秘訣は演技を指導してもらっている先生から授かったという「9の質問」。役柄について、その「9の質問」に対する答えを自分で見つけていくことで、その人物像を浮き彫りにしていくのだという。「この人には何が障害になっているんだろうとか、それはなぜ起きているんだろうとか、台本を読みながらその質問を解いて文字に起こして、深いところまで掘り下げていく。合ってるか合ってないかは置いておいて、それをやることで自信を持って役に入れるので、それは毎回やるようにしています」。

「ふれなばおちん」では“肉食女子”という難役に挑戦

古畑星夏

古畑星夏

“おじょう”は恋に恋する乙女だが、現在放送中のNHK-BSプレミアム「ふれなばおちん」では、さらに一歩踏み込んだ“肉食女子”という役どころに挑戦した。それも27歳という実年齢よりだいぶ年上の難役だ。

特に苦労したのが、思いを寄せる相手、成田凌演じる佐伯龍を押し倒すシーン。「共演の鶴見辰吾さんがいつもアドバイスをくださって、その時も『今日難しいシーンなんでしょ? でも1回恥ずかしいと思ったらできなくなっちゃうから、あまり考えずにやったほうがいいよ』とアドバイスをもらったので、その言葉にすごく救われました」と大先輩の助言に感謝。
「男性に対して誘惑というか、女性らしい部分を見せなきゃいけないというのも初めてだったので、そういう部分でも勉強になった」と、これまでとは全く違う役柄に挑んだことで得たものも大きい。
監督からも最初こそ「説明台詞みたいになっている」と台詞の言い回しについて指摘を受けたが、撮影が進むうちに「よくなっていった」との言葉をもらい、「最後は『すごいよかったよ』と言ってくださったので嬉しかったです。いっぱいテイクも重ねたし、その時は辛かったけど、今思えばちょっとは自分に自信を持てた。自分の中でも変われた気がする」と、撮影を終えた今はやりきった手応えを噛み締めている。

「やりたくないと思ってた」及び腰だった女優業に今は全力投球

最初はモデルとしてキャリアをスタートさせた古畑。現在も女性ファッション誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍中だ。
昨今では雑誌の専属モデルを務めながら女優としても活躍するケースが多いが、古畑は「絶対やりたくないと思ってました」と意外な答え。「人前で演技することが恥ずかしくて、演技のレッスンも嫌でした。事務所の人に『とりあえずやってみたら?』と言われて、嫌々レッスンに行ってたのが正直な感じ」と胸の内を明かす。
「レッスンでみんな『演技って楽しいよね』って言っていて、私は“苦”のほうが強かったから『楽しいってなんだろう?』みたいな。それがわからなくて、それがわかったらきっともっと楽しくなるのかなと思ってた時に、レッスンしていて、ふと『え? 今の瞬間楽しかったかも』って思えて、好きになれた」と芝居の面白さに気づくことができた。今は「またあの瞬間を味わいたい」と女優業に邁進している。

芝居にやり甲斐を見出した今、古畑が挑戦を熱望しているのがアクション。「女の人が戦っている姿ってすごいカッコいいし美しい。小さい頃からアクション映画が好きで『チャーリーズ・エンジェル』とかに憧れていて、最近も『キングスマン』という映画を見て、またあらためてワイヤーアクションをやりたいなと思いました」と大きな瞳を輝かせる。スラリと伸びる長い手足と抜群のスタイルの持ち主だけに、実現すればきっと華麗なアクションシーンを見せてくれるに違いない。

充実の10代。20代は「自分に厳しく、人に優しく」

古畑星夏

古畑星夏

「時をかける少女」の放送スタート前日、7月8日に20歳の誕生日を迎える古畑星夏。誕生日当日にはバースデーイベントも決定した。「中学生の頃は20歳になったらガラッと大人になって変わるのかなって思ってたんですけど、実際20歳に近づいてもあまり実感はなくて、でも、できることは増えるじゃないですか、お酒を飲んだりとか。友達や家族と飲んでみたいなとは思うので、楽しみが増えるという意味では早く20歳になりたいなって思いますね」。

中学1年生からモデルと学業を両立してきた。10代を振り返り、「楽しくやってきたし、あんまり悔いはないです。学校にもちゃんと行って、友達がいっぱいできたし、いい10代だったなって思います」と充実感。
20代は「自分に甘い部分があるので、自分に厳しく。あと、人にもっと優しく、余裕のある素敵な大人になれたら」と目標を掲げ、女優業については「自分の得意な部分を見つけて、それを伸ばして、強みにできたらいいなと思います」と意気込みを語った。

「祝!古畑星夏ちゃん“ふるはたち”バースデーイベント!」

■日時:7月8日(金)15:30〜/17:30〜
■場所:JOL原宿2F
■イベント詳細:http://dream.jol.me/event/2016/06/4228/?calendar_day=2016-07&screen_id=harajuku

古畑星夏(ふるはた・せいか)プロフィール

1996.7.8生まれ
東京都出身
2009年、第13回ニコラモデルオーディションで1万4,076人の中からグランプリを獲得。
同年よりニコラ専属モデルとして、約4年間活動し「トップニコモ」と呼ばれ人気を誇る。
2013年8月からは雑誌「セブンティーン」の専属モデルとして現在も活動中。
モデルのみならず、女優としても活動し、2014年には映画「近キョリ恋愛」、2015年には映画「夏ノ日、君ノ声」などヒット作のメインキャストとして出演、ドラマでは2015年「きょうは会社休みます。」(日本テレビ)に主人公の恋のライバル役として大抜擢され、「ラーメン大好き小泉さん」(CX)と「仮カレ♥」(NHK BSプレミアム)などに出演。
2013年~2016年は「めざましテレビ」(CX)の“イマドキ”コーナーレギュラーを3年間務めた。
2016年4月からは、日本テレビ「Going!! Sports&News」日曜お天気キャスターレギュラーが決定。
ドラマでは、現在、NHK-BSプレミアム「ふれなばおちん」レギュラー出演をはじめ、7月スタートの日本テレビドラマ「時をかける少女」に、主人公・未羽の親友「おじょう」役でレギュラー出演。
来年2017年2月公開予定の話題作、映画「一週間フレンズ」にも出演が決まっている。

■公式Twitter
https://twitter.com/lespros_seika
■公式Instagram
https://www.instagram.com/STARANDSUMMER/
■公式HP
http://www.lespros.co.jp/talent/artists/seika_furuhata/

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