[Interview] AKB48向井地美音が語る、飛躍の2年とこれからの10年

AKB48・向井地美音

「正直、10年後も私はまだAKB48にいたい」とはにかむのはAKB48の15期生、向井地美音。かつてAKB48の熱心なファンだった彼女は、今やAKB48の“次世代エースのひとり”とも呼ばれ、シングルのセンターを務めるまでになった。メンバーになった今も変わらず誰よりもAKB48を愛していると自負する彼女は今、グループを、そして自分自身をどう見ているのだろうか?



AKB48・向井地美音

AKB48・向井地美音

AKB48のドキュメンタリー映画シリーズ最新作『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』が7月8日(金)より公開される。前作『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』から丸2年。その間にAKB48は劇場オープン10周年や初代総監督・高橋みなみの卒業といった、大きな節目となる出来事を経て、第2章へ本格的に突入したと言われている。
その第2章を牽引していくメンバーの1人と目されているのが、現在18歳の向井地美音だ。

前作の公開時は研究生から正規メンバーに昇格して半年足らず。「まだ駆出しだったし、選抜メンバーにも入ったことがないくらいだったので、“先輩たちについていく”という気持ちだけで、“AKB48を引っ張りたい”とかそういう気持ちも芽生えていない頃だったと思います」と当時を回想する。
公開のひと月前に開催された自身初参加の選抜総選挙ではランクイン圏外。しかし、翌年44位にランクインすると、今年6月に行われた第8回AKB48選抜総選挙では13位とさらに躍進し、目標に掲げていた選抜入りを見事に達成した。

同期とともに「これからの10年を引っ張っていける存在」を目指す

AKB48・向井地美音

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開票イベントの壇上で「夢なんじゃないかと思うくらい信じられないけど、本当に嬉しいです」と笑顔を見せた向井地。「終わって楽屋に戻ったら、中学の時の友達や親戚から50件くらいLINEが来ていました」と頬を緩める。メンバーからも祝福されたそうで、「同期のメンバーがすごく喜んで迎えてくれました。同期は11人いて、ランクインできたメンバーもできなかったメンバーもいるんですけど、『美音が選抜に入れたことが私たち世代の希望にもなるから』と言ってくれたのが嬉しかったです」と喜びもひとしお。

同じ言葉を、44thシングル「翼はいらない」で初めてセンターに抜擢された時に同期の込山榛香からもらったと、向井地は映画の中で語っている。
「こみ(込山)が一番仲の良いメンバーなんですけど、今までも選抜に入った時は(ミュージックビデオの撮影の)数日後とかに会うと絶対その話になるんですよ。『今回センターは誰だったよ』とか『こういう曲で、こういうMVで』とか。今回もそういう話になった時に『センター誰なの?』って聞かれて……」。そこでセンターが自分であることを伝えると、込山から「ありがとう」という言葉が返ってきた。「私がセンターになったことで同じ15期生でもセンターになれるんだっていう“可能性”があることが証明できました。自分が選抜に入れなくて悔しい気持ちはあったと思うんですけど、でもすごく喜んでくれました」。その込山榛香も今年の総選挙では21位で初のランクイン。「こみはAKB48のことを私以上に考えているくらい、すごく熱いメンバーなので、今回の総選挙で21位に入ったのはすごく嬉しかったです。それこそ、これからの10年はこみと私で引っ張っていけるくらい大きな存在に、2人でなれたらなと思います」と言葉に力を込める。

AKB48・向井地美音

AKB48・向井地美音

今年の総選挙では、2位にランクインした渡辺麻友が「今、AKB48はピンチだと思います」と危機感を露わにし、後輩たちに向けて「今見えているこの景色は当たり前じゃない。恵まれた環境への感謝の気持ちを忘れずに、努力を惜しまず日々歩んでいってほしい」と語りかけた。この言葉に向井地は「危機感はもちろん日々感じていましたが、あらためて麻友さんの口から聞くことですごく胸に刺さったし、本当にその通りだと思いました」と深々とうなずく。

また、1期生・小嶋陽菜の卒業発表を受けて「1期生の先輩も、もうみぃちゃん(峯岸みなみ)だけになっちゃって、みぃちゃんもいつ卒業するかわからないし、本当に危機感を感じました」と言い、「その反面、今回の総選挙は次世代メンバーが上位にランクインできたのが嬉しかった。また新しい風が吹いてきているのかなと思えるイベントでした」。向井地にとって今回の総選挙は、期待と不安が入り交じりながらも、新しい時代の幕開けをあらためて実感する機会となったようだ。

■続きを読む… 順調に見える2年間。挫折はないが苦悩はある(2/2)



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