渡辺謙&宮崎あおい、トロント行き決定 「怒り」が2つの海外映画祭へ出品決定

渡辺謙&宮崎あおい

9月17日公開の映画『怒り』が第41回トロント国際映画祭、第64回サン・セバスティアン国際映画祭へ出品されることが決定した。


北米最大の映画祭で米アカデミー賞の前哨戦として広く知られるトロント国際映画祭では、スペシャル・プレゼンテーション部門に出品。9月10日のプレミア上映にあわせ、主演の渡辺謙とその娘を演じた宮崎あおい、そして李相日監督が招待を受けてトロント入りする。

「怒り」海外版ポスター

「怒り」海外版ポスター ©2016 映画「怒り」製作委員会

また、同じく9月にスペインで開催される第64回サン・セバスティアン国際映画祭では、コンペティション部門での出品が決定。邦画唯一のコンペティション部門への出品となる。
9月23日(現地時間)のプレミア上映には、渡辺謙と李相日監督が参加。2人は翌日現地時間24日に行われるクロージングセレモニーにも出席し、これまで日本作品が受賞していない、最高賞となる最優秀作品賞を狙う。

トロントにホームステイの経験がある宮崎あおいは「このようなかたちでトロントに行けることも嬉しいです」とトロント国際映画祭への参加を喜び、渡辺謙は「この作品に含まれている人間の本質的な痛みや悩みみたいなものは洋の東西問わないと思うので、海外の方々へどれだけ深く刺さるか、どういうリアクションがかえってくるか、興味深いです」と、『許されざる者』(2013年)でのヴェネチア国際映画祭、釜山国際映画祭以来3年ぶりの参加となる国際映画祭への期待を語った。

本作は第34回日本アカデミー賞全13部門15賞に輝いた映画『悪人』の原作・吉田修一と監督・李相日が再びタッグを組む話題作。八王子で起こった夫婦惨殺事件が未解決のまま1年が経過し、犯人の有力情報も得られぬなか、東京・沖縄・千葉に現れた3人の前歴不詳の男と3組の登場人物による3つのストーリーが並行して展開する群像ミステリー。

宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

渡辺謙コメント

僕が日本で出演した作品をアメリカで紹介したいとアメリカのパブリシストに言うと「トロント国際映画祭へ出品しろ」と言われるくらい北米最大の映画祭です。この作品に含まれている人間の本質的な痛みや悩みみたいなものは洋の東西問わないと思うので、海外の方々へどれだけ深く刺さるか、どういうリアクションがかえってくるか、興味深いです。
また、ヨーロッパの方は日本に近い感覚を持っていらっしゃるお客様が多いので、また北米とは違うリアクションがあるのではないかと、とても楽しみにしています。
オリンピックでもたくさんの種目があるように、日本の映画もいろいろなタイプの映画があります。今、本当に誇れる映画が出来たなという気がしています。ちゃんと日本でこういう映画をつくりました、という誇りを持って、日本代表として行きたいと思います。

宮崎あおいコメント

この作品で李監督と渡辺さんと一緒に映画祭に行けるというのは、本当に嬉しいです。
「すごい映画が出来ました」と自信を持って言える作品なので、その気持ちを伝えて、たくさんの人に観ていただけるように頑張りたいなと思います。とても緊張していますが、『怒り』を観た海外の方々の反応を楽しみにして行きたいと思います。そしてトロントは10年以上前ですが、ホームスティをした場所でもあるので、このようなかたちでトロントに行けることも嬉しいです。



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