[Interview]HKT48兒玉遥・田島芽瑠・朝長美桜が振り返る“本音が詰まったドキュメンタリー映画”

(左から)朝長美桜、兒玉遥、田島芽瑠

2011年10月にお披露目された、福岡を拠点に活動するアイドルグループ・HKT48。結成当初の平均年齢13.8歳というフレッシュさと溢れるエネルギ―を武器に人気を獲得してきた彼女たちの初のドキュメンタリー映画『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』が今年1月に公開された。


本作で監督を務めたのはメンバーでありながらHKT48劇場支配人を兼任する、48グループ唯一のプレイングマネージャー・指原莉乃。アイドルとしてはプロだが、映画監督としては素人。だからこそ指原は、小手先のテクニックなんて意味かがないとばかりに、持ち前の好奇心と行動力でメンバーのみならず運営スタッフにまで切り込んでいく。荒削りでありながらも、ファンが見たかった映像、知りたかったメンバーの本音を次々と露わにした本作は、ファンから高い評価を得た。

そんな本作のBlu-ray&DVDが9月14日に発売されるのを機に、TOKYO POP LINEでは、HKT48の兒玉遥、田島芽瑠、朝長美桜に作品を振り返ってもらいながら、現在の想いを聞いた。

■「カメラがまわっていたら言えなかった」本音が詰まったドキュメンタリー

――映画の公開後、どのような反響が届きましたか?

兒玉遥 握手会でファンの方が感想を伝えに来てくださったりしました。映画では普段見せない一面が多く収録されているので、より本音を知ってもらえて、ファンの方に言えなかった想いとか、出してなかった気持ちだとか、心境をわかりあえて、絆が深まったんじゃないかなと思います。

兒玉遥(HKT48)

兒玉遥(HKT48)

田島芽瑠 このドキュメンタリー映画でフィーチャーされている上野遥ちゃんがセンターの映画の主題歌「Chain of love」をライブで初披露した時の歓声がすごく大きくて、それだけ映画の影響力ってすごかったんだなって、ステージ上から感じました。

朝長美桜 指原さんと1対1で話しました。指原さんお話を進めるのがお上手なので、スルスルと本音が出ちゃうんです。映画を観てくださったファンの方が「あんな風に思ってたんだね」ってビックリしてました。負けず嫌いなんですけど、なかなかファンの方に伝えることって難しいじゃないですか。当時の映像もあったりしたので、「泣けたよ〜」って言われました。

――皆さんが特に印象に残っているシーンはどこですか?

朝長 (HKT48劇場支配人の)尾崎さんが泣いたところ。

兒玉 ああ〜、あったね。私は過去の自分をあらためて映像で見て、客観視できました。

朝長 隠し撮りされてましたよね?

兒玉 あ、そう!隠し撮りされてたんですよ。まったく気づかなかった!

朝長 すごいですよね、あれ(笑)

兒玉 あのカメラマンさんに、今は感謝したいです。

――“感謝”なんですね?

兒玉 カメラがまわってたら絶対言えなかったから。カメラがまわってないと思って吐き出した信頼できるスタッフさんへの想いだったのに、実は撮ってた、みたいな。あの当時公開されてたら絶対「嫌だ」って思ってると思うけど、時が経ってからだから見せられる。だからグッジョブ!です。

田島 私は、1期生さんが発足当時、秋元(康)先生から「まず48グループの中で“一番仲の良いグループ”を目指したらどうか」とアドバイスを受けているシーンがあって、そういうことを言われていたんだなって映画を見て知りました。2期生として途中から加入したので、初めて見る映像も多かったです。

■朝長美桜が「HKT48でよかった」と感じるとき

――その秋元さんのアドバイスは1期生の劇場公演の初日でしたが、それから約5年間活動してきて、今のHKT48の“売り”は何ですか?

田島 ライブ!ライブですね。

兒玉 すごい即答(笑)

――兒玉さんの意見もどうぞ(笑)

朝長美桜(HKT48)

朝長美桜(HKT48)

兒玉 当時、「仲の良さ」って言われた時はポジティブに受け止められなくて、SKE48さんやNMB48さんにはダンスやトークっていう武器があるのに、「仲の良さ」ってなんだろうって、ピンとこない部分があったんですが、今思えばすごくいい武器だなって思えます。
私は1期生なんですけど、でも(上に)さしこちゃん(指原莉乃)や愛ちゃん(多田愛佳)がいたり、なこみく(矢吹奈子&田中美久)みたいな子供もいたり、ドラフト生とか4期生も入ってきて、こんなに子供から大人までの層が厚いグループもないと思うから、“仲良し”っていうのが合ってたんじゃないかな。あの時の秋元先生の言葉が今になって理解できるようになりました。

朝長 HKT48って1期生の先輩も優しいですし、一体感のあるグループだなって思うんです。もちろん挨拶もちゃんとするし、敬語の時は敬語だけど、楽しむ時はみんなすっごい楽しむので、“みんな同期!”“みんな仲良し!”みたいな感じになる。そういうのはHKT48らしくていいなって、HKT48で良かったなって思います。

――ライブやバラエティ番組では本当に仲が良さそうに見えます。そのイメージが強いせいか、今回のドキュメンタリー映画で指原さんにインタビューされている時、皆さんが敬語でお話しされているのが新鮮に映りました。

兒玉 「さっしー」って呼ぶけど、話す時は敬語になっちゃいますね。

田島 私も敬語です。

朝長 私はいまだに「指原さん」呼びなので(笑)。初期の頃に「さしこちゃんって呼んで」とか「莉乃ちゃんって呼んで」って言われたんですけど、“すごい人”って思いすぎて呼べなかったんですよ。だから今でもずっと「指原さん」です。

――その指原さんが監督というのも今回の映画のポイントの1つですが、監督ぶりはメンバーから見ていかがでしたか?

「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」より

「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」より

朝長 お仕事終わって、家に帰ってもお仕事じゃないですか、だから寝る時間あったのかなって、気になりますね。指原さんらしいというか、すごいなって思いました。

田島 さしこちゃんだからできたドキュメンタリーじゃないかなって、すごく思いました。やっぱり初めての方だとみんな知らず知らずのうちにちょっと壁を作っちゃったり、踏み込めない部分があると思うんですけど、そこをさしこちゃんはスルッと越えてきてくださるから、そういう部分ではメンバーみんなの想いが出しやすかったんじゃないかな。

兒玉 プロデュース力というか、人の魅力を引き出すのがすごく上手。さっしーもメンバーの1人だから、やっぱりメンバーとしては(映画で)自分をアピールしたいし、出たいって思うのに、1人1人のメンバーと真剣に向き合って、どうやったらその子の魅力が一番いい形で伝わるかを、自分の時間を削ってまで真剣に考えてくれました。私もさっしーにすごく助けられて、あまり自己表現が得意じゃないんですけど、さっしーがいたから出せた自分というのがこの映画にはあると思うので、感謝してます。

■続きを読む… 「センター候補が多いグループが理想」/ライバルは「センターに立っていた頃の自分」(2/2)

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