(左から)朝長美桜、兒玉遥、田島芽瑠

[Interview]HKT48兒玉遥・田島芽瑠・朝長美桜が振り返る“本音が詰まったドキュメンタリー映画”

■「センター候補が多いグループが理想」(兒玉)

――映画の前半ではセンターの交代劇が描かれています。皆さんはまさにその渦中にいた当事者なわけですが、当時の映像をどうご覧になられましたか?

田島芽瑠(HKT48)

田島芽瑠(HKT48)

田島 センターに立っていた自分の映像を見ると、いろんな感情だったり、その時の気持ちがフラッシュバックします。加入した頃はHKT48というかアイドルについてまだ何も知らない未熟者だったので、出されたものをただがむしゃらにやるしかなくて。当時は本当に怖かったというか、自分がセンターに立つことの意味が全然わからなかったし、「なんで私なんだろう」って不安しかなくて、でも今となっては本当にありがたい環境をいただいていたと思います。

朝長 映像を見て、不思議な気持ちなんですけど、「すごいなあ」「怖いなあ」って思いました。よくそこの場に私がいられたな、逃げ出さずに頑張ってたなって。
「控えめI love you!」のMV撮影の時に、はるっぴ(兒玉)さんがいて、尾崎さんがいて、私がいて、そこに指原さんが来るっていうシーンがあって……

兒玉 あれ、すごかったね〜。

朝長 すごいですよね。新センターになったはるっぴさんがいて、センターから外れた美桜と尾崎さんもいるっていう、その3ショットすごいなって思いましたし、偶然なのに撮ってる人もすごいなって思いました(笑)

――そして最新シングル「最高かよ」(2016年9月7日発売)では、ドラフト生の松岡はなさんがセンターに抜擢されましたね。

朝長 発表された時、はなちゃんが隣にいたんですよ。すごく泣いてて、震えてて、本当に素直に「おめでとう」って思ったし、昔の自分だったら絶対「おめでとう」って素直には思えなかったと思うので、自分の心も成長したなって、その時客観的に思いました。
はなちゃんは選抜に先輩しかいなくて、同期がいないから心細いだろうけど、怖がらずに頑張って欲しい。先輩に遠慮せずに、どんどん前に出て頑張れ!って思っています。

「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」より

「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」より

田島 昔の私と重なるというか、ちょっと気持ちがわかる部分もあって、「支えてあげたい」って思ったし、はなちゃんのキラキラ感、今の輝いているはなちゃんの姿を見ると、本当にセンターになるべき存在なんだなって思いました。

兒玉 私の理想は、センター候補が多いグループにしたいって思っていて、“この子もできるし、この子もできる”ってなったほうがグループとしては面白いと思うんですよ。だから今回、ドラフト生のはなちゃんがセンターになることで、後輩がどんどん前に出てくるっていうのは嬉しかったです。人数も増えたし、そうやって新しい風を吹かせてくれるメンバーがどんどん出てきたらいいなと思います。

■ライバルは「センターに立っていた頃の自分」(田島)

――兒玉さんと朝長さんはインタビューで宮脇咲良さんの存在についてもお話しされています。兒玉さんは「ライバルとして見られることが多い」と。

兒玉 同期だから、そう見られることが多いですね。アイドルってライバルがいたほうが頑張れるし、ファンの方も盛り上がると思うんですよ。私自身もさくちゃん(宮脇)とライバルって見る方も多いんです。でも、さくちゃんがずっと先頭を走ってて、「私も追いつけるように頑張ろう」っていう気持ちがあったから今まで走ってこれたというのもあるので、これからも切磋琢磨できる関係でありたいなと思っています。

――朝長さんは「ライバル」と明言されていましたね。

「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」より

「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」より

朝長 昔、さくちゃんも美桜も“妹キャラ”って言われていて、でもさくちゃんは成長してる姿が見えるけど、そう考えると「私はちゃんと成長しているのかな、今のままじゃダメだな」って思う。公演に一緒に出ても負けないくらい私も輝きたい、追いつきたいし追い抜きたいから、「ライバル」って思っています。

――田島さんにとってのライバル的存在は誰ですか?

田島 ライバルはセンターに立っていた頃の自分ですね。その頃の自分よりも成長していなきゃいけないし、あの頃の自分の映像を見てると、やっぱりキラキラしてたのかなって感じることがあって、今の自分負けてるんじゃないかなって思うことがあるので、昔の自分に負けないように頑張りたいです。

■キャプテン・穴井千尋の卒業とこれからのHKT48

――映画の公開以降もHKT48には大きな出来事がいくつかありました。チームHキャプテンの穴井千尋さんの卒業もその1つですね。

朝長 同期の卒業発表がその前に立て続けにあったんですけど、まさか先輩が卒業発表するって思ってなかったので、マネージャーさんから聞いた時、嘘かと思いました。想像がつかなかったです。これからHKT48はどうなっていくのかなって不安でした。

「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」より

「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」より

兒玉 私は同期で、仲の良いメンバーだったんですけど、5年も経つと1人1人が自分の将来だったり、新たな夢を見つけるタイミングなんだなって思いました。
まだHKT48にいてほしいし、キャプテンはちいちゃん(穴井)しかないないと思っていたので、私は引き留めたんですけど、実際にちいちゃんの想いを聞いてみると、やっぱりHKT48にいることだけがちいちゃんの夢や幸せじゃないんだなと思って、1人の女性として夢に向かう姿はすごく刺激になったし、自分ももっとこれからの自分と向き合って考えていかなきゃなと思ったので、最終的には笑顔でちゃんと送り出すことができました。
すごく辛いけど、キャップがいなくなった穴は大きいと思うから、そこを埋めようとみんなが団結できたらいいなと思ってます。

――最後に、これからの抱負をお願いします。

兒玉 去年の総選挙は17位であと一歩で選抜に入れなかったんですけど、今年は9位にランクインさせていただいて、ファンの方の後押しもあって自信がつきました。これをきっかけに、AKB48の選抜ではHKT48の代表として先輩方に負けないように頑張りたいです。

朝長 去年、指原さんや愛ちゃんに「私達を紅白に連れて行って」と言われたので、HKT48一丸となって紅白歌合戦を目指して頑張りたいなって思っています。

田島 2016年の上半期はライブが多くて、夏のホールツアーでは今まであまり行けなかった場所にも行かせてもらったし、高知や鳥取では、めるみお(田島・朝長)しかいなくて、同期もいないし先輩もいない状況で後輩たちと一緒にコンサートをして、ライブで学ぶこと感じることも多かったので、「HKT48といえばライブが面白いね、楽しいよね」って言ってもらえるように、これからもライブを楽しんで、その上でHKT48も大きくなれたらと思います。

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