[Interview] 乃木坂46生駒里奈「46を強くしないといけない」 2016年の活動を通して今思うこと

乃木坂46生駒里奈インタビュー

乃木坂46が11月9日に16枚目のシングル「サヨナラの意味」をリリースした。おそらく2016年最後のシングルになるであろう今作は、同時に、結成時から中心メンバーとしてグループを引っ張ってきた橋本奈々未のラストシングルでもある。
TOKYO POP LINEでは、シングルのリリースにあわせ、メンバーの生駒里奈にインタビューを実施。16歳でグループのセンターに立ち、乃木坂46の“顔”として活動してきた彼女は、橋本奈々未の卒業になにを思うのか。また、映画や舞台への出演を通して感じたこと、後輩・欅坂46への想い、そして、このところ「大人の女性になった」との声が集まっている自分自身について、本音をたっぷりと語ってもらった。


――今年も「真夏の全国ツアー」が大盛況で幕を閉じました。生駒さんはツアーに舞台の稽古が重なって大変だったのでは?

生駒:どうやったら舞台とツアーがどっちもちゃんとできるんだろうっていうことばかり考えていて、でもどちらも周りの人にすごく支えてもらいました。
今までで一番体調を崩して、全然風邪が治らなくて、頑張ってリハに行っても倒れ込んじゃって動けないから帰るっていうような状態で、稽古でも「声出さなくていいから、今日は帰って病院に行きなさい」って言ってもらったり、夏の間はずっとそんな感じだったので、こんな自分だけどみんながサポートしてくれてありがたいなって感謝しながら、この夏は過ごしてました。

――個人での舞台出演は初めてでしたが、やってみてどうでしたか?

生駒:いま、このタイミングで経験できて良かったなって思います。舞台共演者の皆さん本当にすごい人たちなんですけど、みんな優しくて、見放さずに成長を見守ってくれていたので、私すごい人見知りなんですけど、こんなに人に甘えられる環境はないなって。
でも、大原部長が髭を描き忘れて舞台に出たりとか(笑)、いろんなハプニングもあって、舞台をたくさん経験している人たちでも、そうやって毎日緊張したり、その期間はずっとこのお芝居だけを考えているっていう環境がすごく面白かった。1個に集中するっていうことが、アイドルをやっているとなかなかできないけど、やっぱり私は1個のことに集中して作り上げるっていう作業が好きなので、そういうのを久しぶりに感じることができて楽しかったです。

「なんで嫌いになっちゃったんだろう」苦悩の時期を乗り越え、舞台出演に意欲

生駒里奈(乃木坂46)

――その舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』以外にも、今年は『コープスパーティー Book of shadows』や『じょしらく弐 ~時かけそば~』にも出演されて、女優業に邁進した一年でもありましたね。

生駒:女優業って言っていいのかな~。のんちゃん(前田希美)とか(池岡)亮介くんとか、周りのみんなが本当にすごいから尊敬します。基礎的な部分でまだ全然追いつけてないので、みんなみたいになるにはどうすればいいんだろうって。

――まだ自分の演技に自信は持てませんか?

生駒:私、演技の仕方が全然わかってないので。全然できてないやって。『こち亀』の時に「生駒ちゃん、ちゃんとできてるよ」って言ってもらえたんですけど、でもまだ自分の中では辿り着いてなくて、演技しているフリをしてる感じ。まだフリしかできてなくて悔しいなって思います。

――以前は、「演技が苦手」とおっしゃっていた時期もありました。

生駒:小学生の頃、ダンスを習ってた時から、衣裳を着てメイクして、いつもの自分じゃなくなって踊る瞬間がすごく好きだったんですけど、『16人のプリンシパル』で1度挫折してしまったので、舞台で自分が何かを表現することが、してはいけない行為なんだと思ってしまって。その棘がずっと刺さってたんですけど、『コープスパーティー』で再び演技にチャレンジしたことで「私、小学生の頃からこういうこと大好きだったのに、なんで嫌いになっちゃったんだろう」ってところまで自分の本当の気持ちを蘇らせることができたので、お芝居することに対して嫌だっていう気持ちはもう全然なくなりました。

――では、今は演技の仕事をやっていきたい?

生駒:舞台が好きなので。全然違う人になって表現するっていう行為が好きだし、たった2時間半の舞台を1ヶ月間ずっと毎日練習するっていう作業も好きなので、今はそういうことができたらいいなって思っています。

――先程おっしゃっていた「1個のことに集中して作り上げる」という意味でも、ドラマや映画より舞台のほうがそういった要素が濃いかもしれませんね。

生駒:そっちのほうが私は好きですね。ダンスを習っていた頃、私が「好きだな」って感じたものに一番近いのが舞台だと思うんです。やっぱり、(共演者たちと)長い時間をかけて一緒に作り上げていくっていう作業とその時間が大好きなので、もっともっと味わいたいです。

「まだ乃木坂46は確立していない」「46を強くしないといけない」

生駒里奈(乃木坂46)

――今年は妹的存在の欅坂46もデビューして、先日「GirlsAward」で共演された時は、楽屋で一緒に撮った写真をブログに載せていましたね。

生駒:誰かがそうやって、乃木坂のほうから欅坂のメンバーに歩み寄って行かないと、やっぱり先輩に対して向こうからは来づらいだろうし、だからそういうきっかけになれたらなと思って。ただあんまり会わないから会える時に会ったっていうのもあるんですけど(笑)

――ブログには後輩の存在が刺激になっているとも書かれていました。欅坂46が誕生したことで生駒さんの意識が変わった部分はありますか?

生駒:焦ってはいますね。まだ乃木坂46は確立していないんですよ。まだ乃木坂が完成していないのに途中で姉妹グループのような存在ができて危機感もあるし、でも作った以上は、もう“46”っていうものを強くしないと。音楽番組に出たら“48メドレー”じゃなくて、 “坂道シリーズメドレー”になっていくぐらい、強くしていかないといけないと思ってます。

――2ショットの写真を撮られていた平手友梨奈さんは、生駒さんから見て昔の自分に重なったりするのでしょうか?

生駒:まったく重ならないです。境遇も違うし、人格も違うと思う。ただ、センターだから、たくさんの人が注目してくれて「すごい」って言ってくれるけど、その「すごい」を無責任に言ってる人のほうが多いから、もしかしたら今後、苦しくなる時が来るかもしない。そうなった時のフォローは、私もちゃんと理解してあげられたらなと思います。

――欅坂46つながりでいうと、7月の「FNSうたの夏まつり」で48グループと坂道シリーズの混成チームで披露した「サイレントマジョリティー」が絶賛されましたね。

生駒:あれをやったらいろんなところからの反響がすごくて……他人の曲なのに(笑) 「サイレントマジョリティー」は羨ましいくらい大好きな曲だし、いつも聴いてるので、私はただただ楽しかったです。でも、やっぱり10代の子が歌うのと、いろいろ経験して一応20歳の大人になっちゃった子が歌うのは違うと思うんです。私自身、今はそういうパフォーマンスが出来る機会がなくなっちゃったので、久しぶりにやりたいようにやって、スッキリしました(笑)

――かつて兼任していたAKB48とのパフォーマンスはどうでしたか?

生駒:すごいやりやすかったです。みんな「あ~!久しぶり~」っていう感じで。兼任してAKB48として音楽番組に出ていた頃を思い出しました。

■続きを読む… ファッション、ヘアスタイル――20歳を迎え、女性らしさに磨きがかかったと話題に / 橋本奈々未のラストシングル 残された時間を「楽しんでもらいたい」(2/2)



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