木村拓哉の座長ぶりを市原隼人が絶賛「こんな男になりたい」

映画『無限の住人』完成報告記者会見

15日、映画『無限の住人』の完成報告記者会見が都内で行われ、出演の木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香と三池崇史監督が出席した。


原作は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載された沙村広明による同名漫画。謎の老婆によって不死身の身体にされた男・万次は、両親を殺され復讐を誓う少女・凛の敵討ちを手伝うことに。標的である最強剣客集団、逸刀流の統主・天津影久のもとを目指す2人の背後に、逸刀流を狙う謎の集団・無骸流や幕府軍の思惑が渦巻き、物語は意外な結末へと向かう。
独眼の万次を演じた木村拓哉に、天津影久を演じる福士蒼汰をはじめ、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、市川海老蔵など、主演級のキャストが次々と襲いかかるアクションエンターテインメント作品。

無骸流に属する残虐非道な男・尸良を演じた市原は「本当にすごい役で、役に対してどうアプローチしていいのか最初はすごく悩んだ。ハイエナのような残虐さで快楽に走る男なので、ハイエナが生きたまま動物を捕食する映像や、そのほかにも言えないような残虐な映像を毎日見ながら『これが自分の全てなんだ』『ここに快楽を求めている人間なんだ』と思いながら見ていました」と独特の役作りを告白。
そんな市原の姿勢を、木村は「ビックリするくらい、いい意味でクソ真面目に本気で取り組んでくれている人が目の前にいるんだなと常に感じさせてくれた」と絶賛。「撮影が終わってそれぞれがそれぞれの場所に散っていった後も、散った先で彼が表現しているものに興味が湧いたりというのはありました。当時、LINEを交換させてもらって、車椅子バスケをやるんだとか、ああこんなCMやってるんだとか、目にすると嬉しくてLINEを送ってたんですけど、一切既読がつかなかった」と明かして会場をざわつかせたが、「これまずいなと思ってたんですけど、さっき聞いたら交換した当時の携帯電話をグチャグチャにしてしまったらしくて、新機種に変わってました。さっき無事(新しいLINEを)交換しました」と笑顔を見せていた。

その市原は現場を振り返り、「(木村が)マッサージの器具を現場に持ってらっしゃって、カメラマンさんが疲れて首が回らなくなった時に、現場が終わってメイクを落とした後にカメラマンさんを呼んでマッサージしてあげたり、自分のことよりも、自分の時間を削ってでも、周りのことを考えていける、そういう座長は初めて見た。こういう男になりたいな、こういう振る舞いがしたいなと思わせていただけたのは本当に初めてだったので、感謝してます」と木村の座長ぶりに感嘆の息を漏らしていた。

また、共演シーンの多かった杉咲について、木村が「どんな状況においても120%の力で1カット1カットに挑んでいる彼女を横で感じることができたので、自分が何かするってなった時には、彼女に対して全力で応えたいという思いをずっと持たせてくれたので、すごく感謝している」と話せば、杉咲も「木村さんが、カメラに映ってない時でも私の目線に万次さんがいる時はお芝居をしてくださるんです。寒くてもコートを脱いで、怪我をされててもアクションをしてくださった。本当にそれがありがたくて、そのおかげで私は現場に立って目の前で起きていることを受け止めることができました。」と木村の心遣いにしみじみと感謝の思いを噛み締めていた。

本作のメガホンをとったのは海外映画祭常連の三池崇史監督。原作も世界中で愛されている作品だが、「自分自身の今やるべきことにこだわることが結果的に世界に通用する。媚びてうまくいく世界じゃない。そういう作品はすぐ見抜かれる」と海外映画祭への特別な意識はないよう。「でもきっといろんなところで上映されることになるとは思います。それは楽しみです」と作品の海外上映に期待を込めた。

映画『無限の住人』は4月29日(土)全国公開。



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