広瀬すずが「海街」以来の是枝組参加 福山雅治×是枝監督新作主要キャスト発表

「三度目の殺人」キャスト

俳優の福山雅治と是枝裕和監督が『そして父になる』以来、2度目のタッグを組む新作映画のタイトルが『三度目の殺人』に決定。主要キャストが発表となった。


本作は弁護士・重盛の目を通して、弁護を担当する殺人犯・三隅の底意と真意を凝視し、考え、想像していく法廷心理サスペンス。
すでに発表されているのは、勝利にこだわるエリート弁護士・重盛役の福山と、重盛と対峙する殺人犯・三隅役の役所広司。

今回新たに、物語の鍵を握る少女で被害者の娘役に広瀬すずが決定した。第39回日本アカデミー賞新人俳優賞や第89回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞などを受賞した『海街diary』以来の是枝組。「是枝監督は穏やかな印象が強いのですが、台本を読ませて頂いて、こんな事を感じているんだ、考えているんだ、と自分の知らない監督の一面をみているような印象を受けました」と2度目の是枝組ながら新鮮な気持ちで挑む。
『海街diary』では広瀬に対し是枝監督が台本を渡さず現場で口述によってセリフを入れるという演技指導法をとったため、「今回はちゃんと自分で台詞を覚えて台本を手に持って現場に入るのが恥ずかしいです」と照れた様子も。
そんな広瀬に対し、是枝監督は「『海街diary』で出会って、その後の女優としての成長を作品ごとに感じているのでもう一度きちんと自分の作品の中で向き合ってみたいと思いました」とキャスティングの理由を明かし、「咲江は背負ってるものが多いにも関わらず、人のせいにしない、被害者としてではないあり方をする、今の時代に希有な強さをもった少女だと思います。彼女の持っている芯の強さ、何者にも寄りかからず自分の足で立っている感じを、今回の咲江役でも表現してもらいたいと思っています」と期待を寄せている。

そのほか、被害者の妻に斉藤由貴、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士に吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介、重盛の弁護士事務所の事務員に松岡依都美、本事件の担当検察官に市川実日子、重盛の父親で、30年前に三隅が関わった事件の裁判長役に橋爪功と、日本映画界を代表する名優たちが顔を揃える。

本作は1月17日に北海道でクランクインし、現在絶賛撮影中、3月にクランクアップ予定。2017年9月公開。

ストーリー

勝利にこだわる弁護士重盛(福山)が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を一つ一つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく―。

広瀬すずコメント(山中咲江役/被害者の娘)

是枝監督は穏やかな印象が強いのですが、台本を読ませて頂いて、こんな事を感じているんだ、考えているんだ、と自分の知らない監督の一面をみているような印象を受けました。
そして、また是枝さんの作品の中で生れる時間 が凄く幸せです。
どんなシーンでも咲江が見ているもの、感じている事を私と同じ感覚で感じてくださって、言葉をくれる監督はやっぱりとても心強く、凄く気持ちがいいです。
が、今回はちゃんと自分で台詞を覚えて台本を手に持って現場に入るのが恥ずかしいです。。。笑
少女だからこそ見える世界を大切に、強く立っていたいです。
監督、スタッフの皆さん、共演させて頂く先輩方に頼らせて頂いています。

斉藤由貴コメント(山中美津江役/被害者の妻)

今回、是枝さんの映画に参加させていただくこと、とても楽しみにしておりました。いただきましたのは、卑怯と残酷と愛を併せ持つ女性の役で、演じるのがとても難しいです。けれど、是枝監督の静かで穏やかな演出を受けると、沈黙の静謐の中に宿る答えに辿り着けそうに感じることが出来ます。得難い演技経験を積めることに感謝しています。

吉田鋼太郎コメント(摂津大輔役/弁護士)

数々の賞を受賞し、国内外で高い評価を得ている是枝監督とご一緒できるという事で大変光栄に感じると同時にどのような現場になるのか多少の緊張を感じつつ撮影に入りました。
作品の世界観が監督の中でしっかりと出来上がっていて、それを的確に役者に演出してくださるので、いつの間にかその世界に引きこまれていました。まだ撮影中ですが、本当に出来上がりの楽しみな作品です。

満島真之介コメント(川島輝役/弁護士)

是枝監督の新たな挑戦を直に体感できること。
福山さんはじめ、最高の大先輩方とご一緒させてもらえること。身が引き締まります。
映画の世界にいる喜びと、感じられる人生の大切なこの時を、思い切り楽しみたいと思います。

松岡依都美コメント(服部亜紀子役/重盛の事務所職員)

是枝監督とは『海よりもまだ深く』以来2作品目となります。「是枝作品」に再び出演する事が1つの大事な目標でしたので今回のお話を頂いた時は本当に嬉しかったです。監督と素晴らしいキャスト、スタッフの皆様と共に最高の作品をお届け出来るように楽しみながら頑張りたいです。

市川実日子コメント(篠原一葵役/検察官)

事件や裁判を、自分とは別世界のことのように思っていたけれど、実は、自分も関係していることなのかもしれない。初の裁判見学へ行った日に、なぜかそう感じました。
初めて参加させて頂く是枝組は、なんというか、とても紳士的な空気が流れています。現場で静かに、じーっと耳を澄ませていらっしゃる是枝監督。是枝監督、事件、裁判。どんな作品になるのか、今、緊張でいっぱいですが、観客としてもたのしみです。

橋爪功コメント(重盛彰久役/重盛の父、元裁判官)

是枝監督とは過去に『奇跡』『海よりもまだ深く』でもご一緒させて頂いていますが、今回の現場も静かに進行しながらも、心地の良い緊張感に包まれています。本作の脚本を読んで、法廷心理サスペンスではありつつも、心の奥を垣間見る人間ドラマだと感じました。役柄(主人公・重盛の父親役で元裁判官)も少し難しくあるのですが、演じながら今からとても出来上がりが楽しみな作品です。



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