[Interview]ミレニアムグループ・J☆Dee’Z、2泊5日の崖っぷちNY武者修行で得た“Answer”

J☆Dee’Z

現役女子中高生による本格的ボーカル&ダンスグループ・J☆Dee’Z(ami、Nono、MOMOKA)が、3月1日に5thシングルとなる『Answer』をリリースする。2012年に8000組の中からグランプリを獲得し、メジャーデビューを果たすも、ともに歩んできたメンバーの卒業や解散危機など紆余曲折を経験。昨年11月に3人体勢となりJ☆Dee’Zを再スタートさせた彼女たちは、自分自身とグループを見つめ直すために今年1月に2泊5日の弾丸N.Y武者修行を敢行した。エンタメの聖地を初めて訪れた3人が手にした答えとは。


J☆Dee’ZのNY武者修行の様子を捉えた『Answer』ドキュメンタリーMusic Videoには、路上や地下鉄構内、電車内などでゲリラ的にパフォーマンスする彼女たちの懸命な姿がある。「自分たちの中にあるモヤモヤした気持ちを拭い去りたかった」「自分たちを試してみたかった」とメンバー自身が決めたNY行き。しかし待ち受けていたのはアウェーの洗礼と10代ならではの躊躇と緊張だった。

ami(J☆Dee’Z)

ami(J☆Dee’Z)

15歳のamiが「初めてライブをしたブルックリン橋では、戸惑いと不安、怖さがそのままパフォーマンスに反映されてしまい、通行人は誰も立ち止まってくれなかった。自分たちが行きたいと言い出した武者修行とはいえ、その反応には傷ついたし、悔しかった」と振り返れば、最年長16歳のMOMOKAも「MVでもその戸惑いの表情が見られます」と苦笑い。

タイムリミットは2日間。しかしピンチな状況は行動力次第でチャンスに転じる。「ピンチはチャンス!と吹っ切れて、積極的に意見を出し合うようになりました。モットーは“失敗しても前を向く”。2日目からはメンバーの顔つきも変わった」とami。15歳のNonoも「滞在中のライブ以外の時間は、メンバーと話し合うことしか考えていませんでした。たとえ意見がぶつかったとして、それをより良い方向に発展させようとしたし、間違っていたとしても、それが間違いだと気づいたことが正解だと思えるようになった」と打ち明ける。MOMOKAも「無駄な時間を作ることはせず、朝起きたらすぐに公園に行って朝練、新しい考えが生まれたらライブで即実行。試行錯誤マインドでした」と証言する。

MOMOKA(J☆Dee’Z)

MOMOKA(J☆Dee’Z)

地下鉄では地元パフォーマーの姿に刺激を受けて、ジョイントライブも。MOMOKAは「地下鉄車内で踊っている人を見た時は凄くビックリしました。でもそれを見ているうちに自分たちも!との思いが湧き上がりました。ビビったし怖かったし、自分たちにできるの?と躊躇した瞬間もあった。でも『いつやるの?今でしょ?』で乗り切りました」と林修先生イズムでスパークした。

気持ちを切り替えて臨んだ、タイムズスクエア前での路上ライブ。Nonoが「人が輪になるように私たちの周りに集まってくれた時は、NYでのJ☆Dee’Zのヒットポイントをすべて出し切った感があった」と振り返ると、MOMOKAも「“カッコいいでしょ?見てよ”ではなく“楽しんでいるから見て!”という気持ちを持つようにしたら、どんどんお客さんが集まってくれて、道が塞がれてしまうという初めての現象も生まれました」と嬉しそうに報告する。

Nono(J☆Dee’Z)

Nono(J☆Dee’Z)

滞在期間中のゲリラライブは約30回。武者修行後の心境をamiは「得たものは“根拠のない自信”と“仲間との絆”です。今の私たちには根拠のない自信があって、怖いものがない気がする。海外では言葉が通じないからムリ、と億劫になっていた過去の自分が恥ずかしい。何事も一歩踏み出すことが大切だと知りました」と実感を込める。Nonoが「ライブに対する考え方が変わりました。カッコよく見せようと意識し過ぎるのではなく、楽しもう!という気持ちを忘れないようにしたい」と心境を表現すると、MOMOKAも「音楽に言語は関係ない。必要なのは自分たちのやる気とソウル。ハートとハート」と声を弾ませる。

NYで自分たちなりの答えを得たいま、新曲『Answer』への思い入れもレコーディング当初と大きく変わった。「自分たちそのものを表した曲。NYでも何度もこの曲に背中を押されました。ウジウジと考えている暇があるなら一歩踏み出せ!と教えてくれた。自分たちの決意と一緒にいてくれた曲で、人生で最も大切な一曲になりました」とami。「NYで過ごした2日間で1年分くらいの気づきをもらった気がする。日本でも『Answer』を通して様々な気づきをもらいながら、一歩一歩着実にゴールに向かっていきたい」とNono。「歌詞の“一人じゃない”や“君”で私が思い浮かべるのは、amiやNonoのこと。この楽曲はJ☆Dee’Zそのもの。悩んでいる人や困難にぶつかっている人にこそ届いてほしい」とMOMOKA。

J☆Dee’Zとしての目標の一つは、武道館ライブ。その目標リストに“NY凱旋ライブ”も仲間入りした。amiは「20代になったらもう一度タイムズスクエア前で路上ライブをしたい。3人の原点になったといえる場所だし、初心に戻れると思うから」。Nonoは「武道館ライブを実現させて、精神的にも状況的にも大きく変化する大人になった時に行きたい」。MOMOKAは「次にNYに行くとしたら、今みたいに迷った時だと思う。これからも色々な事が起こると思うし、簡単に進まないこともあるかもしれない。そんな時に再びNYでライブをしたら、感じる事や見えるものがあるかもしれない。J☆Dee’Zは、その時その時の気持ちを大切にしたいから」。

エンタメの聖地での弾丸武者修行は、三人四脚で挑んだJ☆Dee’Zはじめの一歩。互いをつなぐ結び目は、誰もほどくことができないくらいに固い。だから跳躍力もおのずと高くなる。(石井隼人)

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