満島ひかり、“同世代”安藤サクラとの共演「今でも宝物」 当時の衝撃を語る

東京国際映画祭に登場した満島ひかり(中央)

東京・六本木をメイン会場に開催中の第30回東京国際映画祭(TIFF)で27日、「Japan Now 銀幕のミューズたち」の企画として満島ひかり出演の『愚行録』が上映され、上映後に満島と石川慶監督出席のもとトークイベントが行われた。


同作を振り返り、「やっぱり妻夫木さんの力も大きかった」と兄妹役で共演した妻夫木聡に信頼を寄せた満島。「プライベートでも兄妹みたいにしてもらっている。お兄ちゃんがいないので、本当に妻夫木さんのことお兄ちゃんだと思ってる感じで、そんな中でお芝居ができたから、新しくその人のことを知ろうとか、映画のためにその人を愛そうとする時間が必要なかったのはラッキーだったと思います」としみじみ。

イベントでは観客からの質問が受け付けられ、「これまで共演した中でグッと来た役者」を聞かれると、「作品中はみんなの好きなところばかりを探しているので、あまりご飯とかに行かないようにしてる。日常の姿を見ると『あっ』と思ったり、自分も思わせてしまうかもと思って」とポリシーを明かした。
また、「一番最初に俳優をやって、『えーすごい!』と思ったのはサクラ」と、『愛のむきだし』(2009)で共演し、2日前に行われた本映画祭のオープニングでもレッドカーペットを一緒に歩いた安藤サクラの名前を挙げ、「圧倒的演技力というか、『すご〜い、なにこの人!』って。青いジャージを着て髪がすごい長かったサクラの姿を今でも覚えている。『同級生にこんな子いるんだ』って、得体の知れない怨念みたいものを感じるくらい、すごいパワーだった」と当時の衝撃を回顧。「彼女と一番最初に大きい作品で一緒に主演をできたっていうことが、今でも宝物になっている気はします」と同年代の安藤の存在の大きさを噛みしめていた。

本映画祭には海外からの映画ファンも多数来場。
昨今、ハリウッドでは大物プロデューサーによるセクハラ問題が浮上して世間を騒がせているが、イベントでは外国人の観客から「日本の映画界ではどうなのか」と直球質問が飛ぶ場面も。
満島はパワハラについて、「日本人って“頑張ってなんぼ”っていう時期がやっぱり新人の時代にはあって、そういう時にはたくさんの不思議な出来事があったような気が…」と苦笑。「『みんなの前で大きい声で歌え』とか『走ってこい』とか、そういうのがたくさんあったけど、それをパワーハラスメントとは思わなかったし、それを楽しもうと私は思っていた」と語った。

第30回東京国際映画祭は11月3日(金・祝)まで開催。


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