松岡茉優の映画初主演作「勝手にふるえてろ」が東京国際映画祭で2冠

第30回東京国際映画祭

「勝手にふるえてろ」大九明子監督

第30回東京国際映画祭が3日に最終日を迎え、東京・六本木で行われたクロージングセレモニーにて、コンペティション部門に出品されていた映画『勝手にふるえてろ』(12月23日公開)が一般観客の投票で選ばれる観客賞を受賞。さらに、主演を務めた松岡茉優が東京ジェムストーン賞を受賞した。


東京ジェムストーン賞は、宝石の原石(ジェムストーン)の様な輝きを放つ若手俳優を見出し、顕彰し、世界に紹介することで、彼らがその輝きを増す一助となることを目的として、東京国際映画祭に今回から新設された賞。
東京国際映画祭初参加で初受賞となった松岡は、クロージングセレモニーへの出席はかなわなかったが、動画でメッセージを寄せ、「『勝手にふるえてろ』は少ない人数で少ない時間で撮った映画なのですが、こんなにたくさんの人に観てもらう機会を頂いて、映画の未来や希望を感じました。なのでこれからも一生懸命頑張って、映画を明るくしていけるように、日本映画が元気になるように頑張っていきたいなと思います」と受賞の喜びを噛みしめた。

「勝手にふるえてろ」キャスト&監督 ※写真は10/25の映画祭レッドカーペットのもの

「勝手にふるえてろ」キャスト&監督
※写真は10/25に行われた映画祭レッドカーペットのもの

日本映画の観客賞受賞は2014年の『紙の月』(吉田大八監督)以来、3年ぶり。
毎年、観客賞受賞者に贈られる法被を贈呈された大九明子監督は「大変小さな、短期集中の現場で、小さな組で撮影し、仕上げた映画でしたので、まさかこのような賞をいただけるとは思っておらず、ノミネート自体も本当に夢のようで、楽しい1週間を過ごしました。紙を破いて投票してくださったお一人お一人に感謝したいと思いますし、私自身もそのような一人一人のお力があって、映画というものを続けてこられたな、と深く実感しております。映画にしがみついてきてよかったなと思っております。ありがとうございました」と喜びを語った。

『勝手にふるえてろ』は、第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる妄想力爆発の恋愛小説が原作。
松岡茉優演じる24歳まで片思いしか恋愛経験のないOL・ヨシカ(趣味は絶滅した動物をパソコンで調べること)が、突然交際を申し込んできた会社の同期「二」との“リアル恋愛”に乗り切れず、“脳内片思い”を10年間続けている中学時代の同級生「イチ」と再会するために同窓会を計画する・・・というストーリー。

なお、第30回東京国際映画祭のグランプリには、セミフ・カプランオール監督の『グレイン』が輝いた。



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