樋口真嗣監督最新作はTVアニメーション!「あの花」岡田麿里が脚本

「ひそねとまそたん」樋口監督と制作陣

『シン・ゴジラ』で第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞を受賞した樋口真嗣監督が、TVアニメーション『ひそねとまそたん』を製作することがわかった。3日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2017」にて発表された。


本作は、原作なし・完全オリジナルのテレビアニメーション。脚本は『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがっているんだ。』の岡田麿里が担当する。
樋口監督は「別の企画で岡田さんと脚本を開発していて、結局それが流れちゃったときに、『なにか一緒にやろう』というありがたい言葉をいただきまして、自分がずっと温めていた企画を話したら『いいんじゃない』と。岡田さんと自分のキャッチボールから始まった」と企画の発端を明かし、「ある意味、アニメーションというフィールドに引きずり込まれた最大の要因は岡田さん」と、実写作品を多く手掛けてきた自身が完全オリジナルのTVアニメーションに挑むこととなった経緯を語った。

「ひそねとまそたん」ティザービジュアル

「ひそねとまそたん」ティザービジュアル
C)BONES・樋口真嗣・岡田麿里/「ひそねとまそたん」飛実団

本作は航空自衛隊の岐阜基地に勤務を始めた女性隊員「ひそね」と、基地に秘匿された戦闘機に擬態するドラゴン「まそたん」の物語。
樋口監督がコスプレに興味を持ち、「ドラゴンがコスプレしたらどうなるのかな」と、思い立ったことから着想を得たという。
「『日本沈没』という映画で、海外に脱出するための飛行機を1日中成田空港で撮っていた時に、周りに航空無線を聞いて珍しい飛行機がくるのをずっと待っている人たちがいた。その中の飛行機が1機、尻尾が生えてたらこの人たちはどう思うのかなと、そんなことを考えていたのがはじまり」と樋口監督。「日本に昔からドラゴンがいて、不老不死のドラゴンなんだけど、1週間に1回空を飛ばないと体温が上がって死んじゃう。だから空を飛ばさなきゃいけないんだけど、日本の空を飛ばすとドラゴンってバレちゃうから、それをどうやって隠すかといった時に、コスプレじゃないかと。ドラゴンが戦闘機のコスプレをして空を飛ぶということが思い浮かんだ」と作品のコンセプトについて説明した。

発表イベントには樋口真嗣監督のほか、キャラクター原案の青木俊直氏、モンスターコンセプトデザインのコヤマシゲト氏、アニメーション制作を手掛ける株式会社ボンズの南雅彦氏が登壇。
青木氏によるヒロインの「ひそね」のデザイン原案と、コヤマ氏によるドラゴン「まそたん」のデザインも公開された。

最後に樋口監督は様々なメーカーのブースがところ狭しと並ぶ「東京コミコン」の会場を見やり、「来年か再来年には向こうのほうにこれの商品が並んでいてほしい」と本作に期待を込めた。
樋口真嗣監督最新作『ひそねとまそたん』は2018年放送。

■「ひそねとまそたん」ストーリー

「私は、君とソラを飛ぶ。」甘粕ひそねは、航空自衛隊の岐阜基地に勤務を始めた新人だ。素直すぎて無意識で他人を傷つけるのに疲れ、任期限定の自衛官を選んだのだ。だが、運命の出逢いが彼女の人生を根底から変える。基地に秘匿された戦闘機に擬態するドラゴンがひそねを選び、大空高く舞いあがったのだ。こうして「OTF(変態飛翔生体)」であるドラゴンに乗り込む飛行要員が、ひそねの仕事になった。国家的な命運を左右するとも言われるドラゴンには、はたしてどんな秘密が隠されているのだろうか……。

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