趣里・菅田将暉・仲里依紗ら出演 本谷有希子の小説「生きてるだけで、愛」映画化

(C)2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会

『異類婚姻譚』で第154回芥川賞を受賞した本谷有希子の小説「生きてるだけで、愛」の映画化が決定した。


本作は、どうしようもない寂しさを抱え、自分をコントロールできない女・寧子と、他人と距離を置き、本音で向き合おうとしない男・津奈木の2人を中心とした、過激で滑稽、そして切実な愛の物語。
周囲となじめず人との関わりを避けてきた主人公が、自分の居場所を見つけようと必死に生きる姿を、情感豊かに、時にユーモラスに描く。

過眠症で引きこもり気味の主人公・寧子役に、ドラマ「3年B組金八先生ファイナル」でデビュー後、キャリアを着実に積み重ね、昨年放送されたドラマ『リバース』での演技が話題を呼んだ趣里。
寧子の恋人でゴシップ雑誌の編集部に勤める津奈木役を、2017年度も数々の映画賞に輝いた菅田将暉が演じる。

そのほか、津奈木の元恋人で寧子に津奈木と別れるよう執拗に迫る安堂役に仲里依紗、寧子のアルバイト先カフェバーのマスター・村田役に田中哲司、カフェバーのママ・真紀役に西田尚美、カフェバーの先輩アルバイト・莉奈役に織田梨沙、津奈木の勤務先であるゴシップ誌編集部の上司・磯山役に松重豊、同僚の美里役に石橋静河と、豪華な顔ぶれが脇を固める。

監督は、TOYOTA、資生堂、ナイキといった企業CMや、AKB48、Mr.ChildrenなどのMVなどを手掛け、カンヌ国際広告祭でグランプリなど、数々の国際的なクリエイティフアワートで受賞してきた映像ディレクターの関根光才氏が務める。

映画『生きてるだけで、愛』は2018年秋公開。

趣里 コメント

お芝居を始めてから、本谷有希子さんの世界の中に入りたいと思い続けてきました。
毎日の仕事や生活の中で、時には壁にぶつかり、今まで味わった事のないような感情に振り回された事もありました。
もう人間が嫌い、いやでもやっぱり愛したい…
そんな事の繰り返しでしたが、この作品の寧子という役を生きた事で
今、私自身が救われたような気がしています。
観てくださった方々にたとえささやかでも、人生は美しいと感じる事ができるような
そんな希望の光が届けられたら嬉しいです。
この作品と出会えた事、関根監督、スタッフの皆さん、共演者の方々とひとつになって過ごした濃密な撮影の日々に感謝しています。
届きますように。

菅田将暉 コメント

生きている僕たちは
日々色んな人に出会う。
色んな事が起こる。
喜んだり怒ったり色んな気持ちが生まれる。
その色んな気持ちをどうするのかが問題で
人に言えないこと
表情に出したこと
我慢したこと
共有できたこと
言ったけど伝わらなかったこと
起こった出来事、場所、時間、人
自分にしかわからないものだらけで
自分だけが感じていることだらけ
ただそんな中、無条件で見入ってしまうものがある
言葉に出来ない美しいもの
もう一度見たいあの景色
もう一度触れたいあの感触
もしかしたら僕も
その言葉に出来ない美しいものが
ただただ欲しいだけなのかもしれません
そんなに特別じゃない日々を
大事にしたいと思える映画だと思います
宜しくお願いします

仲 里依紗 コメント

このタイミングでこの映画に出演することができ、とても光栄に思います。
安堂という役は、表現の仕方が独特な女性だったので、最初はとても難しく感じました。
撮影前に自分なりの安堂像を監督にお話しさせていただき、監督のイメージと照らし合わせて作り上げることができたと思っています。
この作品に少しでも爪痕を残せていたら幸せです。

監督・脚本:関根光才 コメント

本谷有希子さんの躍動的な原作に出会い製作に至ったこの作品は、エキセントリックで激しい気性の女性
の葛藤と、一見無反応に見えるその彼氏を描いていますが、そこには普遍的なテーマがあります。
誰しも、人と違っていて、その違いを抱きしめながら生きているということ。趣里さん、菅田将暉さんはじめ魅力的な俳優たちと作るこの映画が、今に刺さる映画になることを信じています。

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